もし56日かかったDB構築を3時間に短縮できたら? IT部門もユーザーもハッピーになるセルフサービス化DBaaSも見据えたOracle Exadataによるデータベース統合(3/4 ページ)

» 2014年06月16日 10時00分 公開
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Oracle Database 12cとOracle Enterprise Manager 12cにより、サーバー仮想化よりも効率的なデータベースレイヤーでの仮想化を実現

 こうしたOracle Exadataの性能を生かし、DBaaSに最適な環境を実現するのが、オラクルが提供するRDBMSの最新版「Oracle Database 12c」と、システム管理ツールの最新版「Oracle Enterprise Manager 12c」である。

 Oracle Database 12cには、複数のデータベースを1つのデータベースインスタンス上に統合する「マルチテナントアーキテクチャ」が組み込まれている。これは「コンテナデータベース(CDB:Container Database)」と呼ばれる"器"の上で、仮想化された複数の「プラガブルデータベース(PDB:Pluggable Database)」を動作させるという仕組みだ。

 DBaaSを実現する手法としては、サーバー仮想化技術を利用し、1台の物理サーバー上で複数の仮想サーバーを動作させて、その上でデータベースを動かすというアプローチがよく使われる。ただし、この手法には、データベースごとにOSと仮想サーバーが動作するため、ハードウェアリソースの利用効率が低いままにとどまるという問題がある。

 これに対して、マルチテナントアーキテクチャではデータベースのレイヤーで仮想化を行うため、仮想サーバーやOSを無駄に立ち上げる必要がなく、ハードウェアリソースを効率的に利用できるという大きなメリットがある。

 また、サーバー仮想化技術を使ったDBaaSには、管理面の問題もある。確かに物理サーバーの台数は減らせるが、データベース自体はサーバー上で個別に実行されていることに変わりはなく、データベースインスタンスの数が減るわけではない。逆にサーバー仮想化によって新たなレイヤー(仮想サーバー)が増えるため、データベース統合前よりも管理が煩雑になる恐れすらある。

日本オラクル データベース事業統括 製品戦略統括本部 プロダクトマーケティング本部 Database & Exadata推進部 シニアプロダクトラインマネジャーの平井克人氏

 一方、Oracle ExadataとOracle Database 12c、Oracle Enterprise Manager 12cを組み合わせて使えば、データベースを統合的かつ効率的に管理できると日本オラクルの平井克人氏(データベース事業統括 製品戦略統括本部 プロダクトマーケティング本部 Database & Exadata推進部 シニアプロダクトラインマネジャー)は説明する。

 「Oracle Enterprise Manager 12cであれば、Oracle Database 12cのCDB単位でアクティブなセッション数やI/OおよびCPUの状況、待機イベントなどを監視可能な他、CDB上で動作しているPDBごとの稼働状況も確認できます。このように、Oracle Enterprise Manager 12cではCDBとPDBそれぞれのレイヤーで管理を行うことが可能であり、これによって柔軟な運用管理を実現しつつ、DBaaSの管理負担を軽減できるのです」

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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2014年7月15日

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