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» 2014年09月09日 10時00分 UPDATE

基本性能に加え、管理機能にも磨きをかけたx86サーバー:導入からメンテナンスまでの管理負荷を大幅削減する“自働サーバー” HP ProLiant

エントリーレベルからミッションクリティカル領域までをカバーする日本HPの「HP ProLiantサーバー」は、基本性能の向上だけでなく、管理負荷を軽減するさまざまな機能も進化させてきた。また、大規模データベースでも仮想化環境への移行を可能にする性能の高さもHP ProLiantサーバーの強みだ。

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着実な性能向上を遂げてきたHP ProLiant Gen8

ALT 日本ヒューレット・パッカード プリセールス統括本部 サーバー技術本部 サーバー技術一部 シニアソリューションアーキテクト 及川信一郎氏

 日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)では、Windows Server 2003/2003 R2のサポート終了に関して、2013年末ごろからパートナーとともに移行ガイドやセミナーなどを積極的に展開すると同時に、移行に向けたホワイトペーパーを作成、提供してきた。

 「マーケティング面では、2013年12月ごろから積極的にWindows Server 2003/2003 R2からの移行を話題にして、Webメディアや弊社パートナーを通じてお客さまに告知してきました。しかし、エンジニアの視点から見れば、お客さまの既存システムのWindows Server 2003を移行する案件は以前から手がけていました」と日本HPの及川信一郎氏(プリセールス統括本部 サーバー技術本部シニアソリューションアーキテクト)は話し、新しい環境へ移行することのメリットについて説明を続ける。

 まず、移行の最も大きなメリットは、既存システムのサーバーやインフラよりも現在のサーバーやインフラが大きく進化していること。「Generation 8」(以下、Gen8)となるHP ProLiantサーバーは、Windows Server 2003を搭載したG5やG6よりも基本性能が大幅に向上しており、単純に移行するだけでもパフォーマンスの向上、省電力の実現、ラック数の削減といったメリットをもたらす。

 「例えば、単純にファイルサーバーをWindows Server 2012 R2に移行し、全くチューニングしないままでベンチマークテストを行っても、2〜3倍の高速化されるという結果が出ています」(及川氏)

 また、Windows Server 2012 R2のHyper-Vも機能が拡張されており、HP ProLiantサーバーの基本性能と合わせて、仮想化環境においても大きな性能向上を実現している。Windows Server 2003のサポート終了で、HP ProLiantサーバー+Hyper-Vの仮想化環境へ既存システムを機会が生まれているといっても過言ではない。

大規模DBサーバーの仮想化環境でのスケーラビリティを実証

 「お客さまは、クラウドや仮想化に対し、マイグレーションやアベイラビリティの不安だけでなく、性能面での不安も感じられていると思います。しかし、CPUやHyper-Vの進化によって、ミッションクリティカル領域の大規模サーバーであっても、物理サーバーと遜色のないパフォーマンスが仮想化環境でも出せる時代になりました」(及川氏)

 日本HPではマイクロソフトのSQL ServerチームとIntelとの共同で「HP ProLiant DL 580」+「SQL Server 2014」を使って、物理サーバーと比較して仮想サーバーではどのぐらいオーバーヘッドが生じるかを検証している。

 この検証では、大規模なデータベースサーバーを仮想化環境に移行することを想定し、数十コアを利用するようなNUMA(Non-Uniform Memory Access)型の大規模SQL Server環境でテストが行われた。その結果、物理サーバーと仮想サーバーに性能の差はなく、仮想化環境に二つのSQL Serverを並列稼働させても、互いに悪影響を及ぼすことなく、性能が出ていたという(図1)。

図1 図1 大規模なデータベースを仮想化環境に移行しても、オーバーヘッドはほとんど発生せず、「ProLiant DL 580 Gen8」の仮想化環境における「SQL Server 2014」のスケーラビリティを実証している(クリックで拡大します)

充実の管理機能でサーバー管理のライフサイクルを強力に支援

 既存システムをGen8のHP ProLiantサーバーに移行させるメリットは、性能向上だけではない。

 「G5やG6のHP ProLiantサーバーは、CPUのコア数などの性能競争を行っていました。しかし、現在のGen8では設計思想が変わってきており、管理機能の強化に大きく舵を切っています。お客さまが導入してから使い終わるまでのサーバー全体のライフサイクルの中で、どれだけ運用管理の手間をかけさせないかということに注力しています。そのため、Gen8は“自働サーバー”というコンセプトで開発されてきました」(及川氏)

 例えば、HP ProLiantサーバーの「インテリジェント・プロビジョニング機能」は、ファームウェアやエージェント、デバイスドライバーなどを「HP iLO Management Engine」と呼ばれる管理専用チップのフラッシュメモリにあらかじめ格納しておくことで、サーバーの導入・設定からメンテナンスといった管理負荷の削減に貢献する(図2)。

図2 図2 HP ProLiantサーバーの「HP iLO Management Engine」がサーバー運用管理に関するさまざまな準備・調査・実行などの作業工数を大幅に削減する(クリックで拡大します)

 また、ファームウェアやドライバーのアップデートもWeb経由で自動的に行われるほか、サーバー自身がファームウェアのアップデートを確認したり、包括的なシステムアップデートを実現する「HP Service Pack for ProLiant(SPP)」によって、アップデートをより簡単かつ安全に実行したりすることができる。

 iLOにはエージェントレス管理機能が搭載されており、標準でOSやCPUに負荷をかけずにハードウェアを監視して障害を検知するようになっている。また、「アクティブヘルスシステム」により、サーバー内部の各種パラメーターを自動的にロギングし、障害前後の状況把握から原因特定までを支援する機能も備えている。これにより、ハードウェアの障害の予兆を確実に捉えられるので、サーバー管理者は状況理解と障害原因の早期特定ができるようになる。

 「クラウドサービスでサーバーの故障があれば、クラウド事業者が交換を行いますが、オンプレミスでサーバーを管理する場合は、お客さま自身で障害対応を行う必要があります。オンプレミスでもクラウドサービスと同じように、手間をかけない管理が実現できないかというのが、“自働サーバー”の設計コンセプトです」と及川氏が話すように、HP ProLiantサーバーでは、検知/調査/特定/対処計画を自動化する自動通報機能も備えている(図3)。

図3 図3 HP ProLiantサーバーは性能向上だけでなく、導入から監視・通報・解析・メンテナンスまで、サーバーのライフサイクル全般に渡って、管理工数の削減を強力に支援する(クリックで拡大します)

 ハードウェアの障害を検知した場合は、HP ProLiantサーバー自身が日本HPのサポートに通報し、保守レベルに合わせ日本HPから顧客に連絡が行われ、サポートエンジニアが適切なパーツを持って迅速に修理を行うことができるのだという。

 「重要なのは、エンジニアが最初に現場に行く際に適切なパーツを持っていくことです。持っていけるパーツは限られているので、二度手間とならずに初動できちんと修理が行えることで、迅速な回復を実現しています」(及川氏)

 自働通報されたインシデントは、90%の確率で最初の訪問で修理を完了できるという。

 「Windows Server 2003のサポート終了に伴って、新たなサーバーを利用すれば、性能面で確実にメリットが生まれ、電力効率やソフトウェアライセンスなどでコストを下げることができます。しかし、サーバー本体だけでなく、利用できるサービスや監視システムも考えてハードウェアを選ぶことも重要です。日本HPでは、サーバー管理者の負担を軽減させる仕組みをサーバーベンダーとして用意しています。単純に移行させるだけでなく、移行によってどのようなメリットが生まれるかを考えていただき、サポート終了対策に一歩踏み出していただきたいと思います」(及川氏)

 同じようなシステムと管理体制に移行するのではなく、進化したハードウェアや機能、メリットをどのように活用していくかがサポート終了対策の鍵となってくるだろう。

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提供:日本ヒューレット・パッカード株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2014年10月8日

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