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» 2014年10月31日 10時00分 UPDATE

長年のアライアンスを生かした多様なソリューションを提供:パッケージ提供から手組みシステムの移行までをトータルでサポートする富士通

富士通は、サーバー移行をきっかけとして自社システムを「モダナイズ」「イノベート」するための多様なソリューションを提供。また、富士通マーケティングでは、ファイルサーバーやメールサーバーを「簡単に、速く、安く」移行できるよう支援する二つのサービスを提供する。

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プラットフォーム、SI、クラウドでの密接な協業関係

ALT 富士通 プラットフォーム技術本部 プロダクトソリューション技術統括部 部長 松島秀男氏

 1990年代からマイクロソフトと密接な協業関係を築いてきた富士通と富士通マーケティング。Windows 2000が登場した2000年には、日本マイクロソフトと国内アライアンスを、2002年には米国本社とグローバルアライアンスを結び、関係を強化してきた。

 アライアンスにおける特長の一つは、仮想化、クラウド、ビッグデータなど、そのときどきの最新技術に対応していること。仮想化については2008年に、クラウドについては2010年にそれぞれ戦略的なアライアンスを締結。また、2013年にはハイブリッド分野でのアライアンスを結び、「オンプレミス(プライベートクラウド)」「パブリッククラウド」「ハイブリッドクラウド」の三つのクラウド領域での協業を確立している。

 もう一つの特長は、国内で最初のベンダーとして幅広い領域で提携関係を築いていること。グローバルパートナーとなったのは国内初であり、以来、プラットフォームやサーバーソフトウェア、クラウドなどに提携範囲を広げ、マイクロソフトの技術やサポートの国内展開を積極的にリードしてきた。プラットフォーム、SI、クラウドの3分野で協業関係を築いているのは富士通だけである。

 Windows Sever 2003のサポート終了についても、同OSを搭載した数多くのサーバーハードウェアや、対応するミドルウェア、アプリケーションを提供してきた立場から、顧客を全面的に支援すべく力を注いでいる。その手厚さは、顧客企業のWindows Sever 2003稼働状況をリストアップしていることからも分かる。

 富士通の松島秀男氏(プラットフォーム技術本部 プロダクトソリューション技術統括部 部長)は「出荷情報や保守情報を基に、対応が必要なWindows Server 2003を全部リストアップしています。数としては、数万台規模になります。それぞれについて、個々のお客さまのニーズに応じた移行支援策とソリューションを提供できるように進めています」と話す。

 Windows Server 2003の移行支援は、移行の難易度を考えて対応する必要がある。すぐにスタート可能で、移行も短期間で済むシステムと、事前の準備が必要で移行にある程度時間がかかるシステムだ。前者のシステムでは、うまくサービスを活用することで、早く確実に移行が可能だ。

「応援パック」と「おまかせパック」でインフラ移行を支援

 富士通マーケティングが提供する移行支援策は、「Windows Server 2003移行応援パック」(以下、応援パック)と「Windows Server 2003移行おまかせパック」(以下、おまかせパック)の二つのサービスだ(図1)。いずれも、ファイルサーバー、メールサーバー、Active Directoryサーバーといった「インフラ」を対象に、それほど時間や手間のかからないシステムを「簡単に、速く、安く」移行することをコンセプトにしている。

図1 図1 富士通マーケティングが提供するWindows Server 2003からの「移行応援パック」と「移行おまかせパック」(クリックで拡大します)

 富士通マーケティングの有滝和貴氏(商品戦略推進本部 AZSERVICE推進統括部 担当部長)は「ファイルサーバーやActive Directoryなどは、移行パスがはっきりしています。そうであるなら、完成品を使うことで、効率的な移行を実現できます。お客さまの時間と手間を節約することで、余った分を本来時間をかけるべき作業に使っていただく。そうした考えでサービスを設計しました」と説明する。

 完成品というのは、顧客の既存環境をヒアリングし、事前に「FUJITSU Server PRIMERGY」にセットアップされた状態で納品することを指している。対象となるシステムは、ファイルサーバー、Active Directoryサーバー、メールサーバーで、それらシステムに必要となるアカウント情報やドメイン情報、コンピューター名などが事前にセットアップされる。例えば、メールサーバーならば、個々のユーザーのアカウントだけでなく、パスワードも事前に設定した上で出荷される。「届いたら、箱から取り出し、ケーブルをつなぎ、電源を入れるだけでシステムの移行が完了です」(有滝氏)という簡単さだ。

ALT 富士通マーケティング 商品戦略推進本部 AZSERVICE推進統括部 担当部長 有滝和貴氏

 富士通マーケティングでは、こうしたセットアップ済みサーバーを「AZBOX」として長く提供してきた。今回の移行支援策は、そこで培ったノウハウを用い、できるだけ顧客に時間と手間を掛けさせずに移行を完了させるためのソリューションとなる。こうした同社のノウハウは、顧客のニーズに分けて、二つのパックとして用意されていることにも表れている。

 二つのパックの違いは、顧客自身がデータを移行するか(応援パック)、データ移行を富士通マーケティングに全てまかせるか(おまかせパック)になる。自社で移行できる時間やスキルがあるならば、より低い価格の応援パックを利用すればよい。その場合でも、10時間分のサポートチケットが提供されるので、不明点は電話とメールで問い合わせることができる。チケットは10時間ごとに追加購入もできるなど、必要最低限の料金で、移行ができるよう工夫されている。

 一方、データ移行の時間がなかったり、支社ごとにデータが分散していて移行に手間が掛かるケースでは、おまかせパックでデータ移行を富士通マーケティングに全てまかせることができる。顧客のニーズを聞きながら、クラウドかオンプレミスか、仮想化環境はどのように構築するか、バックアップ構成は何が適切かなど、スキルを持った担当者がセットアップを行ってくれる。

 環境によっては、どちらのパックを選ぶべきか悩むケースもでてくるだろう。その際には「Windows Server 2003移行相談サービス」を受け、自社に最適なプランを提案してもらうことも可能だ。営業担当者が持っている「移行ナビゲータ」というツールで、簡単に診断してもらうことができる。顧客の要望に応じた柔軟な対応ができるのも、移行先のベースとなっている「PRIMERGY」が持つ、統合・統一された運用管理性、ストレージ管理を含めた柔軟性などにあるからだ(図2)。

図2 図2 顧客の要望に応じた柔軟な構成が可能な富士通のPCサーバー「PRIMERGY」(クリックで拡大します)

 さらに、経営者やシステム担当者にとって「うれしい」のは、このパックが定額での提供であることだろう。システム移行には予想外の出費がつきものだが、事前におおよそのコストが分かるので、安心して計画的な移行ができるようになる。「インフラ回りの移行は、コストと時間が最重要です。まず相談して、予算感をつかんでいただきたいと思います」(有滝氏)。

PRIMERGYによるオンプレ仮想化+ETERNUSで柔軟なシステム構築を

 富士通の担当は、インフラ以外のミドルウェアやアプリケーションの部分。言い換えると、完成品を使った移行が難しく、ある程度時間がかかる分野だ。

 松島氏によると、移行準備に時間がかかるケースでは、移行難易度でさらに二つのケースがあるという。一つはWindows Server 2003上で動いている手組みのシステムで、後継パッケージもミドルウェアもないようなケース。もう一つは、後継パッケージやミドルウェアはあるものの、システムを再設計する必要があるケースだ。

 「後継パッケージやミドルウェアがある場合は、再設計をして、Windows Server 2012 R2などに移行することになります。手組みのシステムで後継パッケージがない場合は、まず何を移行すべきかを検討し、どのような順番でいつまでに移行するかを計画的に進めていくことになります」(松島氏)

 どのシステムをどう移行するかについては、「モダナイゼーション」と「イノベーション」の2軸で考えることがポイントだという。松島氏によると、モダナイゼーション軸は、仮想化やクラウドなどの技術を使ってコストを削減し、システムを効率化していく取り組みのこと。削減できた費用は、新たなビジネス投資に回すことができる。一方、イノベーション軸は、シンクライアントや仮想デスクトップ、タブレットなどを導入して、ワークスタイル変革につながるような取り組みのことだ。捻出したコストの振り向け先としては、新しい価値を産んでいく分野ということができる。

 「この二つの軸で、自社の状況や取り組みを捉え直し、次のシステムの在り方を考えます。そこから、移行に必要なシステムの姿を導いていきます」(松島氏)

 移行を目的として、単純に移行できるものはサービスでどんどん進めることがポイントだ。そして、移行が難しいものは、自社システムを見直し、将来像を描きながら、計画的に進めていくという姿勢が大事になるという。「サポート終了に伴う移行作業を、システム見直しのきっかけにする」(松島氏)ということだ。

 最新サーバーへの移行とセットで検討したいソリューションは多い。そんな多くの選択肢の中で、松島氏が特にお進めするのが、バックアップ環境の強化とクライアントのセキュリティ強化だ(図3)。

図2 図2 移行先の新システムで導入を検討したいソリューションのお勧めは「バックアップの強化」と「クライアントのセキュリティ」(クリックで拡大します)

 バックアップについては、PRIMERGYにバックアップアプライアンス「FUJITSU Storage ETERNUS BE50」を組み合わせることで、仮想化環境全体のバックアップや、遠隔地へのレプリケーションによる災害対策などが実現可能だ。また、クライアントのセキュリティについては、SSDを搭載したPRIMERGYを使って集約率の高い仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)環境を構築できる。

 松島氏は、システム移行を検討する際のインフラ構築のポイントとして「オンプレミスの仮想化+ストレージ」というキーワードを挙げる。仮想化環境であるため、現状のシステムを取り込みやすく、拡張も可能だ。また、クラウドへの移行や、クラウドからオンプレミスへの移行も比較的容易になる。さらに、ストレージを加えることで、さまざまな環境に対応できる柔軟性を確保できる。

 「すぐできることは、パッケージを使ってすぐ取り組んでいただきたい。時間のかかるところは、少し検討が必要なので、システムの将来像を見据えながら見直しを進めてください。さまざまなケースで、お手伝いをさせていただくことができますので、まずは、ご連絡をいただきたいと思います」(松島氏)

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提供:富士通株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2014年12月3日

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