連載
» 2014年11月10日 00時00分 UPDATE

Tech TIPS:iPhone/iPod touchでPC版Webページを表示する

iPhoneでWebページを開くと、モバイルに最適化された専用ページが表示されるのが一般的になってきた。しかし、例えばWebサービスの細かい設定を変更するには、PC向けWebページが必須の場合も少なくない。iPhoneでPC向けWebページを開く方法は?

[島田広道,デジタルアドバンテージ]
Tech TIPS
Windows Server Insider


「Tech TIPS」のインデックス

連載目次

対象ハードウェアとソフトウェア:iOS 7.x/iOS 8.x搭載のiPhone/iPod touch
Androidスマートフォンでの操作方法については、次の記事を参照していただきたい。



解説

 スマートフォンが普及したことにより、多くのWebサイトがこうした携帯端末(モバイルデバイス)の小さな画面に特化したモバイル向けWebページに対応するようになった。そのため、従来からあるPC向けページをいちいち拡大しながら操作する、といった機会は大幅に減った。

 しかし、それでもPCと比べると、スマートフォンのWebブラウザーで困ることはまだある。それは、PCではできるのにスマートフォンでは表示できないWebページの存在だ。

 その画面の小ささ故、スマートフォン向けWebページはPC向けより機能を省いていることがよくある。特に、WebアプリやWebサービスの設定画面がスマートフォンからアクセスできない、という例はしばしば見かける。

モバイル向けWebサイトでは表示できないページがある モバイル向けWebサイトでは表示できないページがある
これはTwitterのアプリ連携設定ページをiPhone(iOS 8)のSafariで開こうとしたところ。
  (1)自動的にモバイル向けWebサイトのドメインへリダイレクト(転送)される。
  (2)Twitterのモバイル向けWebサイトにはアプリ連携の設定機能がないため、このようにエラーになってしまう。

 そんな場合は、PC向けWebページを明示的に指定して表示すれば解決できることが多い。本稿ではその手順を説明する。対象はiPhone/iPod touchとする。

 Androidスマートフォンについては、次のTIPSを参照していただきたい。

操作方法

 iPhone/iPod touchの場合、iOSのバージョンによって対処方法が異なるので、以下ではそれぞれ別々に説明する。

●iOS 8以降であれば標準のSafariでPC版Webページを表示できる

 iOS8搭載のiPhone/iPod touchであれば、標準のWebブラウザーであるSafariでPC向けWebページを表示できる。

iOS 8のSafariでPC向けWebページを表示する(その1) iOS 8のSafariでPC向けWebページを表示する(その1)
これはiOS 8.x搭載iPhoneのSafariでTwitterのトップページを開いたところ。モバイル向けページが表示されている。
  (1)アドレスバーをタップするとブックマーク一覧が表示される。次へ進む。
次へ
iOS 8のSafariでPC向けWebページを表示する(その2) iOS 8のSafariでPC向けWebページを表示する(その2)
  (2)ブックマーク一覧が表示されたら、その部分を下へスライドすると(3)が現れる。
  (3)これをタップして、次へ進む。
次へ
iOS 8のSafariでPC向けWebページを表示する(その3) iOS 8のSafariでPC向けWebページを表示する(その3)
  (4)PC向けに切り替わったWebページの表示。もし自動的に切り替わらない場合は、このタブのアドレスバーにPC向けWebページのURLを記入して表示させてみよう。

 PC向けWebページが現れたら、表示したいページのURLをそのタブのアドレスバーに記入して、ページを開いてみよう。なお、[デスクトップ用サイトを表示]をタップしたときのタブだけが、PC向けに切り替わる(切り替えていない他のタブは、モバイル向けのままだ)。

iPhoneのSafariで表示できたPC向けWebページ iPhoneのSafariで表示できたPC向けWebページ
上記の手順でPC向けサイトに切り替えると、このように冒頭では失敗していたTwitterのアプリ連携設定ページを正しく開くことができた。このページでの設定手順の詳細はTIPS「スパム対策のために、Twitterのアプリ連携を確認・解除する」を参照していただきたい。

●iOS 7の場合はSafari以外のブラウザーを利用する

 iOS 7.xの場合、SafariにPC向けWebページを開く機能はない。そこで、PC向けWebページを表示できるWebブラウザーアプリをApp Storeからインストールし、Safariの代わりに利用すればよい。以下ではGoogleが無償で配布しているGoogle Chromeを例に挙げる。他のWebブラウザーについては本稿の最後でまとめて説明する。

 インストールしたGoogle Chrome上で目的のWebサイトを開き、次のように操作する。

iPhone用Google ChromeでPC向けWebページを表示する(その1) iPhone用Google ChromeでPC向けWebページを表示する(その1)
これはApp StoreからインストールしたiPhone用Google ChromeTwitterのトップページを開いたところ。モバイル向けページが表示されている。
  (1)このアイコンをタップすると、(2)が表示される。
  (2)これをタップして、次へ進む。
次へ
iPhone用Google ChromeでPC向けWebページを表示する(その2) iPhone用Google ChromeでPC向けWebページを表示する(その2)
この時点ですでにPC向けWebページに切り替わっているはずだが、Webサイトの設計によっては正しく切り替わらないこともしばしばある。その場合は、あらためてPC向けWebページのURLを指定する。
  (3)アドレスバーにサイトを表す単語を記入して検索しようとしているところ。
  (4)(3)によって表示されたサイトの候補。このうちPC向けWebサイトのURLを選んでタップする。
次へ
iPhone用Google ChromeでPC向けWebページを表示する(その3) iPhone用Google ChromeでPC向けWebページを表示する(その3)
  (5)PC向けに切り替わったWebページの表示。

 PC向けWebページが現れたら、表示したいページのURLをそのタブのアドレスバーに記入して、ページを開いてみよう。なお、[PC版サイトをリクエスト]をタップしたときのタブだけが、PC向けに切り替わる(切り替えていない他のタブは、モバイル向けのままだ)。

iPhoneにインストールしたGoogle Chromeで表示できたPC向けWebページ iPhoneにインストールしたGoogle Chromeで表示できたPC向けWebページ
上記の手順でPC向けサイトに切り替えると、このように冒頭では失敗していたTwitterのアプリ連携設定ページを正しく開くことができた。このページで設定手順の詳細はTIPS「セキュリティ対策のために、Twitterのアプリ連携を確認・解除する」を参照していただきたい。

●他のWebブラウザーでPC向けWebページを表示する

 App Storeから無償で配布されている代表的なWebブラウザーで、PC向けWebページを表示する方法を以下に記す。

ブラウザーの名称とApp Storeへのリンク PC向けWebページを開く手順(概要)
Mercuryウェブブラウザ 画面下端のメニューボタン−[UA]とタップし、「IE 〜」「Chrome」などを選ぶ
Opera Mini Web ブラウザ 画面下端のOperaアイコン−[設定]−[User Agent]とタップし、「デスクトップ」を選ぶ
Puffin Web Browser Free 画面右上のメニューボタン−[設定]−[ユーザーエージェント]とタップし、「デスクトップ」を選ぶ
ドルフィンブラウザ 画面下端のメニューボタン−[設定]とタップし、[デスクトップモード]をオンにする
他のWebブラウザーでPC向けWebページを表示する手順

「Tech TIPS」のインデックス

Tech TIPS

Copyright© 1999-2017 Digital Advantage Corp. All Rights Reserved.

@IT Special

- PR -

TechTargetジャパン

この記事に関連するホワイトペーパー

Focus

- PR -

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。