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» 2014年12月03日 18時00分 UPDATE

チャットボットでチーム開発効率化入門(2):Redmine連携でチケットをチャットに通知&開発を楽しくするHubotスクリプト6選 (1/3)

GitHub社が開発しているbotフレームワークHubotを使ってチャットアプリ上でチーム開発をいかに効率化していくかを解説していきます。今回は、HubotとRedmineを連携してチケットをチャットに通知する方法と環境構築、開発を楽しくするHubotスクリプトを6つ紹介。

[天沼健仁,TIS株式会社]
「チャットボットでチーム開発効率化入門」のインデックス

連載目次

Hubotならチャット上で、ここまでできる!

 前回の「GitHub製フレームワークHubotの概要とインストール、チャットアプリと連携する基本的な使い方」では、GitHub社が開発しているBotフレームワーク「Hubot」の概要、Hubotとチャットとの連携方法、Hubotの基本的な使い方を紹介しました。

hubot1_4.jpg 前回構築したHubot+チャット環境

 今回からは実際の開発シーンを想定し、さまざまなツールとHubotを連携させ、便利に開発を進める方法を紹介します。

「サンプルアプリケーションに対して修正を行う」シーンでHubotと各ツールを連携

 「サンプルアプリケーションに対して修正を行う」シーンを例に、Hubotと各ツールがどう連携するかを解説しながら進めていきます。

 サンプルアプリケーションは「Spark」という、Rubyの軽量Webフレームワークである「Sinatra」を参考にして作られたJavaベースのフレームワークを使い、「Hello World!」と表示するだけの簡単なWebアプリケーションを作成しました。サンプルアプリケーションの中身については、次回解説します。

 タスク管理は「Redmine」で行います。サンプルアプリケーションに機能を追加する前に、Redmineにチケットを作成します。チケットの作成や更新情報もチャットに流したいので、先に設定しておきましょう。

 バージョン管理はGitHubそっくりなUIと機能を提供している「GitBucket」(Scala製)で管理し、ビルドやデプロイは「Jenkins」で行います。

 デプロイしたサンプルアプリケーションおよびサーバーはOSSの統合監視ツールである「Zabbix」で監視を行い、それぞれのツールを連携し、チャットに情報を集約させます。

 利用したソフトウェアとバージョンは以下の通りです。

 環境構築手順は前回記事にHubotとKandan、今回の記事からはそれ以外の手順を載せていますので、ご参照ください。

Redmineの環境構築

 以下では、Redmineについて、Ubuntu Server 14.04上での環境構築手順を紹介します。簡易的な手順となっていますので、各自必要に応じてnginxなどを入れてください。

Rubyのインストール

 以下のコマンドでRubyをインストールします。Rubyのバージョンを切り替えて利用したい場合は「rbenv」などを利用してインストールしてください。

$ sudo add-apt-repository -y ppa:brightbox/ruby-ng
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install -y ruby2.1 ruby-dev ruby2.1-dev
$ ruby -v
ruby 2.1.2p95 (2014-05-08 revision 45877) [x86_64-linux-gnu]

ApacheとMySQLのインストール

 以下のコマンドでApacheとMySQLをインストールします。

$ sudo apt-get install -y apache2
$ sudo apt-get install -y mysql-server libmysqlclient-dev libmysqld-dev

MySQLの文字コードを指定

 以下のコマンドでMySQLの文字コードを指定します。

$ sudo vim /etc/mysql/my.cnf
[mysqld]
……(省略)……
+character-set-server=utf8
[mysql]
……(省略)……
+default-character-set=utf8
[mysqldump]
……(省略)……
+default-character-set=utf8
……(省略)……
diff

Redmine用のデータベースを作成

 以下のコマンドでRedmine用のデータベースを作成します。

$ mysql -uroot
mysql> create database db_redmine default character set utf8;
mysql> grant all on db_redmine.* to user_redmine@localhost identified by 'redmine';
mysql> quit
Bye

Redmineの展開

 以下のコマンドでRedmineを展開します。

$ curl -O http://www.redmine.org/releases/redmine-2.5.2.tar.gz
$ tar zxvf redmine-2.5.2.tar.gz
$ sudo mv redmine-2.5.2 /var/lib/redmine
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