NTTデータ先端技術が説く「Zero Data Loss Recovery Appliance」の価値全てのOracleユーザーのバックアップ設計/運用が変わる (3/3 ページ)

» 2015年06月11日 07時00分 公開
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真の“ゼロデータロス”を実現するREDOログのリアルタイム転送

 NTTデータ先端技術では、Recovery Applianceによるデータベースバックアップ環境に対して、REDOログのリアルタイム転送によってリカバリーが確実かつ正確に行われるかどうかの検証も重ねている。この検証は、検証環境において、「データ更新直後にOracle Exadata上の『データファイル』『オンラインREDOログ』『アーカイブログ』の全てを意図的に削除し、疑似的に障害状態を発生させる」という方法で行っているという。

 このとき、REDOログのリアルタイム転送が正しく行われていれば、Recovery Applianceに保存されている「最新のバックアップデータ」と「リアルタイム転送されたREDOログによるアーカイブログのバックアップ」を組み合わせて、障害直前にコミットされたトランザクションの時点までデータベースを復旧できるわけだ。

 吉田氏らは、この機能について、さまざまな状況を想定して検証を繰り返しているが、「現在までのところ、クリティカルな問題が発生したケースはありません」と話す。

 「この検証では、Oracle Exadata側でオンラインREDOログを削除するといった極めてクリティカルな状況も作ってテストしていますが、REDOログはリアルタイムでRecovery Applianceに送られるため、そのような状況でも直前のトランザクションまで復旧できることを確認しています。これまで、このような環境はOracle Database Enterprise EditionとData Guardを組み合わるなど、非常に大規模な投資を行わなければ実現できませんでした。Recovery Applianceを使えば、より広範なシステムに対して、効率的で確実なバックアップ環境を実現できると考えています」(吉田氏)

使うべきはOracle Exadataユーザーだけじゃない! 多数のOracle Databaseを運用する全ての企業に勧めたい次世代バックアップ環境

NTTデータ先端技術のサーバールームに設置された世界第1号導入のZero Data Loss Recovery Appliance。その横ではOracle ExadataやOracle Exalogicなど多数のエンジニアドシステムズが稼働する。ここで行う実機検証で得た知見やノウハウが、顧客への提案活動に生かされている

 NTTデータ先端技術では、今後もRecovery Applianceの検証を継続して行いながら、同時に顧客への提案活動を本格化させる構えだ。

 「まずは多数のOracle Database環境をお持ちで、その運用に課題を感じているお客さまに対して提案を行っていきたいですね。Recovery Applianceを使うことにより、バックアップとリカバリーの戦略に柔軟性を持たせることができます」(今野氏)

 品質の高いバックアップ環境をシンプルかつ最適なコストで構築できることも、多数のOracle Databaseを運用する企業には大きな魅力に映るだろう。

 「Recovery Applianceと同レベルの品質を備えたバックアップ環境を別の仕組みで作ろうとすれば、設計の難易度が格段に上がりますし、コストも高くつきます。Recovery Applianceを使えば、バックアップ環境の設計も運用も大幅に効率化できるのです」(吉田氏)

 さらに今野氏は、同じエンジニアドシステムズであるOracle Exadataを導入している企業にも強く勧めたい製品だと話す。

 「既にOracle Exadataを運用されているお客さまには、軒並みお勧めできるバックアップソリューションです。パフォーマンスと集約性の高さを期待してOracle Exadataを導入されている場合、その上では多数のOracle Databaseが稼働し、データサイズも膨大になっているでしょう。ところが、バックアップについては統合以前の手法を続けており、データベースごとにバラバラな状態で運用されているケースをよく見掛けます。これでは、Oracle Exadataのメリットを十分に生かせません。バックアッププロセスを統合することで、現在お客さまが直面している運用上の課題やコスト上の課題を一挙に解決できるソリューションとして、Recovery Applianceを広くご提案していきたいと思います」(今野氏)

 ミッションクリティカルなシステムの確実かつ安定した稼働を求める企業の要請に広く応えてきたNTTデータ先端技術が、“Oracle Databaseバックアップの決定打”として太鼓判を押すRecovery Appliance。今後、データベースバックアップに悩む多くの企業で、同社の支援を受けたRecovery Applianceの活用が始まることだろう。Oracle Databaseのバックアップは新たな時代を迎えたのだ。

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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2015年7月10日

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