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» 2015年08月31日 05時00分 UPDATE

山市良のうぃんどうず日記(46):Windows 10への強行アップデートで、古いウルトラモバイルPCは輝きを取り戻せるか? (1/2)

「Windows 10を入手する」アプリに“Windows 10非対応”という烙印(らくいん)を押されてしまった筆者の古いウルトラモバイルPC。そこで、Windows 10への無料アップグレードを強行してみました。果たしてその結果は……。

[山市良,テクニカルライター]
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Windows 7 PCにも無料アップグレードの準備完了通知がやって来た!

 前回は、Windows 10のリリース以降、「Windows Update」で謎のエラーが記録されていたWindows 10予約済みのWindows 8.1 PCに、ようやく無料アップグレード通知が届き、無事にアップグレードできたことを報告しました。

 その数日後、通知がなかなか来なかったWindows 7 Service Pack(SP)1のPCにも、ついにアップグレード準備完了の通知が届きました(画面1)。このWindows 7 SP1 PCは、筆者が原稿執筆作業にメインで使用しているPCであり、アップグレード作業に時間を取ることがまだできそうにないので、このまましばらく放置しておくつもりです。

画面1 画面1 わが家のWindows 7のPCにも無料アップグレードの準備完了のお知らせが。「Internet Explore」でMSN Japanのサイトを開くと、似たようなお知らせが(左上の方はWeb広告です)。しばらくは「×」をクリックして閉じるのが日課に

 年末までにはアップグレードしようかと考えていますが、その前に大量にインストールされているアプリケーションを整理(アンインストール)する作業も進めないといけません。コントロールパネルの「プログラムと機能」を見てみると、何年も使っていない、そしてこれからも使う予定がないアプリケーションって、結構ありますよね。何か別の重要なアプリケーションの前提コンポーネントだったりすることもあるので、ここは慎重に見定める必要があります。

古いウルトラモバイルPCにはWindows 10正式リリース直前になって残念なお知らせが……

 実は、わが家にはもう1台、Windows 8.1がインストールされている、Windows Vista時代の古いウルトラモバイルPC(Ultra-Mobile PC:UMPC)があります。ほとんど使っていないのですが、実験用PCとしてたまに登場してもらっています。小さいので、旅のお供にすることも。@ITの連載でも、何度か実験材料になっています。

 このウルトラモバイルPCも、Windows 10への無料アップグレードを予約してあります。予約したときの「Windows 10を入手する(Get Windows 10)」アプリのチェックの結果は、「Windows 10はこのPCで動作します」でした。しかし、Windows 10の正式リリース直前になって再確認すると、残念なことに「このPCはWindows 10を実行できません」になっていました。その理由は、「CPUがサポートされていません」だからだそうです。

 このウルトラモバイルPCのハードウエアスペックは、CPUがIntel Processor A110 800MHz、メモリ1GB、解像度1024×600ピクセルです(表1)。また、ペンタッチ入力と指紋認証に対応しており、ワンセグチューナーと視聴アプリも入っています。

●ウルトラモバイルPC
発売 2007年9月
CPU: Intel Processor A110 800MHz
メモリ 1GB
認定ロゴ Designed for Microsoft Windows Vista
現在のOS Windows 8.1
画面解像度 1024×600ピクセル
その他 ペンタッチ入力対応、指紋認証、ワンセグチューナー、ワンセグ視聴アプリ
表1 筆者の古いウルトラモバイルPCのスペック。2007年発売なので、もう8年前の骨とう品レベルに!

 Windows Vista、Windows 7、Windows 8、Windows 8.1とアップグレードしてきましたが、一応、Windows 8.1でもワンセグは視聴できています。Windows 10のシステム要件では、“CPUは1GHz以上”となっています。この要件を満たさないため、「CPUがサポートされていません」という悲しい結果になったのでしょう(画面2)。

画面2 画面2 予約時には大丈夫だったのに(画面左)、リリース直前になって残念なお知らせが(画面右)

たぶん大丈夫のはず……で、無料アップグレードを強行してみました!

 「このPCはWindows 10を実行できません」と公式に判断された以上、「Windows 10を入手する」アプリから、つまりWindows Updateを使用してWindows 10にアップグレードすることはあきらめるしかありません。

 しかし、ここであきらめてしまっては、読者の皆さんも面白くないでしょう。そこで、以下のWebサイトからダウンロードできるツールを使用して、手動による無料アップグレードを強行することにしました。

 このウルトラモバイルPCは、過去にWindows 10 Insider PreviewやTechnical PreviewでUSBドライブに作成した「Windows To Goワークスペース」で問題なく起動できました。また、Windows 10正式リリース後も、Windows 10 Enterprise評価版で作成したWindows To Goワークスペースで起動できました。おそらく、このアップグレードは成功するはずです(たぶん)。

 なお、手動による無料アップグレードは、PCの習熟度が高く、互換性の有無に関係なく、今すぐにWindows 10を使いたいという人向けに提供されているアップグレード方法です。このウルトラモバイルPCは普段使っているメインのPCではないですし、フルバックアップも作成済みなので、筆者はアップグレードを強行しますが、一般の方にお勧めできる方法ではないということをお断りしておきます(画面3)。

画面3 画面3 アップグレードツールを使用して、無料アップグレードを強行します!
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