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» 2015年09月02日 05時00分 UPDATE

Tech TIPS:Google ChromeでGoogle以外の検索エンジンを使って素早く検索する

Google以外の検索エンジンを使ってWebを検索したい場合、いちいち検索サイトを開いて検索文字列を入力するのはちょっと面倒だ。それをアドレスバーだけで素早く検索するGoogle Chrome標準機能を紹介する。

[島田広道,デジタルアドバンテージ]
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連載目次

対象ソフトウエア:Google Chromeブラウザー(Windows/Mac OS X/Linux向け)



解説

 Google Chromeではアドレスバーにキーワードを入力して[Enter]キーを押すと、Google検索を使ったWeb検索の結果が表示される。他のブラウザーにもある当たり前の機能だが、やはり素早く検索できるので便利だ。

 ただ、検索する目的によってはGoogle以外の検索エンジンを使いたいときもあるだろう。例えば自社サイトをYahoo! JAPANやBingで検索したとき、どのように表示されるか確認したり、始めから特定のジャンルあるいはサイトで絞り込んで検索したり、といった場合が挙げられる。

 そんなとき、いちいち検索サイトをWebブラウザーで開き、フォームに検索文字列を入力して検索を実行、というのは、前述のGoogle検索と比べて手間が掛かって面倒だ。

Google以外でも素早く検索を実行したい Google以外でも素早く検索を実行したい
これはウィキペディアで「Windows 10」というキーワードを全文検索した結果のページ。トップページの検索ボックスに検索文字列を入力し、[Enter]キーを押す前にプルダウンリストボックスから全文検索を選択する必要がある。ChromeでのGoogle検索がアドレスバーへの文字列入力だけで済むのに比べて、手間が掛かることは否めない。
  (1)全文検索を指示しているパラメーター。デフォルトの設定のままウィキペディアを検索しても、これは付かない。

 そこでGoogle Chromeが標準で装備している機能を使うと、デフォルトのGoogle検索にはちょっと及ばないものの、アドレスバーへの入力だけで素早く検索できる。本TIPSでは、検索エンジン(検索サイト)をChromeに追加する手順も含めて、その使い方を説明する。

操作方法

●Google ChromeでYahoo! JAPANを使って素早く検索する

 Google Chromeにはデフォルトで、GoogleとBing、そしてYahoo! JAPANという3種類の検索エンジンがすぐ使えるようにセットアップされている。そのため、簡単な手順でこれらの検索エンジンを指定しつつWeb検索が可能だ。

 例えばYahoo! JAPANを使って検索するには、Chromeのアドレスバーに「yahoo.co.jp」と入力した後に、タブキーかスペースキーを押し、続けて検索単語を入力して[Enter]キーを押す。Bingを使いたい場合は「bing.com」と入力する。

Google Chromeで素早くYahoo! JAPANの検索を利用する(その1) Google Chromeで素早くYahoo! JAPANの検索を利用する(その1)
GoogleとBing、Yahoo! JAPANについては、事前に設定をすることなく、アドレスバーから簡単に検索エンジンとして利用できる。
  (1)まず「yahoo.co.jp」と入力する。すると、隣に「Tabを押してYahoo! JAPANを検索する」と表示されるので、タブキーかスペースキーを押す。
Google Chromeで素早くYahoo! JAPANの検索を利用する(その2) Google Chromeで素早くYahoo! JAPANの検索を利用する(その2)
  (2)デフォルトのGoogleから、Yahoo! JAPANを使って検索するモードに変わったことを表している。ここで検索をキャンセルするには、[Esc]キーを押す。
  (3)検索文字列を入力して[Enter]キーを押す。
Google Chromeで素早くYahoo! JAPANの検索を利用する(その3) Google Chromeで素早くYahoo! JAPANの検索を利用する(その3)
Yahoo! JAPANの検索結果ページが表示された。

 上記の手順は、あくまでも一時的に検索エンジンをYahoo! JAPANに切り替えただけだ。「yahoo.co.jp」と入力することなく、アドレスバーに検索文字列を入力すると、引き続きGoogleで検索が実行される。

●ウィキペディアを素早く検索できるようにChromeを設定する

 デフォルトでChromeに組み込まれていない検索エンジンでも、簡単な設定で前述のYahoo! JAPANのような検索ができる。以下では、ウィキペディアを例に、その手順を説明しよう。

Google Chromeに検索エンジンとしてウィキペディアを登録する(その1) Google Chromeに検索エンジンとしてウィキペディアを登録する(その1)
これはChromeを起動した直後の画面。
  (1)右上にあるメニューボタンをクリックする。
  (2)[設定]をクリックする。
Google Chromeに検索エンジンとしてウィキペディアを登録する(その2) Google Chromeに検索エンジンとしてウィキペディアを登録する(その2)
  (3)下にスクロールして「検索」枠を見つける。
  (4)何も指定することなくアドレスバーに検索文字列を単に入力したとき、ここで選択した検索エンジンが利用される。
  (5)新たな検索エンジンを追加するには、[検索エンジンの管理]ボタンをクリックする。
Google Chromeに検索エンジンとしてウィキペディアを登録する(その3) Google Chromeに検索エンジンとしてウィキペディアを登録する(その3)
Chromeで検索を実行する際に利用できる検索エンジンは、この画面で追加/削除、あるいは設定の変更ができる。
  (6)「既定の検索設定」枠には、前画面の(4)のように、デフォルトとして利用可能な検索エンジンがリストアップされる。
  (7)新たに検索エンジンを登録するには、「その他の検索エンジン」枠の(8)(10)に設定する必要がある。
  (8)検索エンジンの名称を指定する。分かりやすく短い単語がお勧めだ。
  (9)この検索エンジンを利用する際、最初に入力する単語を指定する(前述のYahoo! JAPANの「yahoo.co.jp」に相当する)。普段、検索文字列として入力することがなく、かつ入力に手間の掛からない程度に短いものがお勧めだ。本稿では「wpj」とした。
  (10)検索時に呼び出すURLを指定する。検索文字列の部分は「%s」とする。ウィキペディアを全文検索する場合は、「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?fulltext=Search&search=%s」とすればよい。設定が済んだら右下の[完了]ボタンをクリックする。

 ちょっと難しいのは、上の画面の(10)で入力すべき検索URLだろう。基本的には、各サイトの検索結果ページのURLをコピーして、検索文字列の部分を「%s」という変数に置き換える。URLの例を以下に記す。

サイト 指定すべきURL
ウィキペディア(全文検索) https://ja.wikipedia.org/w/index.php?fulltext=Search&search=%s
ツイッター https://twitter.com/search?src=typd&lang=ja&q=%s
クックパッド http://cookpad.com/search/%s
Google Chromeに検索エンジンを登録する際のURLの例

 検索エンジンの登録が済んだら、実際に検索を試してみよう。上記のウィキペディアの場合、アドレスバーに「wpj」と入力してタブキー/スペースキーを押すと、ウィキペディアで検索するモードになる。そこでキーワードを入力して検索を実行すると、冒頭に掲げた画面のようなウィキペディアの検索結果ページが現れるはずだ。

Chromeに登録したウィキペディアを使って検索する(その1) Chromeに登録したウィキペディアを使って検索する(その1)
  (1)前述の検索エンジン登録時に、二つ目のカラムに指定した単語「wpj」を入力し、タブキーかスペースキーを押す。
Chromeに登録したウィキペディアを使って検索する(その2) Chromeに登録したウィキペディアを使って検索する(その2)
  (2)検索エンジンが切り替わると、前述の検索エンジン登録時に指定した一つ目の単語「ウィキペディア(を検索する)」が、アドレスバー先頭に表示される。続いてキーワードを入力して検索を実行すると、冒頭に掲げた検索結果ページが表示される。

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