連載
» 2015年09月24日 05時00分 UPDATE

Tech TIPS:PC版Gmailで送信直後のメールを取り消す

文面や送信先の間違いに気付いても、いったん送信してしまったメッセージは取り消しも削除もできないのが電子メール。だがPC版Gmailにはメール送信の取り消し機能が用意されているという。その使い方は?

[島田広道,デジタルアドバンテージ]
Tech TIPS
Windows Server Insider


「Tech TIPS」のインデックス

連載目次

対象サービスとソフトウェア:Google Gmail、Google Apps、Windows/Mac OS X/Linuxなどのデスクトップ版Webブラウザー



解説

 メールのメッセージを送信した後に「しまった、間違えた!」と気付いて後悔する。電子メールを使っているなら誰でも一回ぐらい、こうした経験をしたことがあるのではないだろうか。

 だが現在の電子メールの仕組みには、いったん送信してしまったメッセージが相手に届く前に、それを削除したり、送信をキャンセルしたりするという機能はない。送信先のメールサーバーにメッセージが届いてしまったら、もう取り消しようがないのだ。

 ところがPC Web版Gmailには、メール送信を取り消す機能が搭載されているという。本TIPSでは、その使い方を説明する。

 ちなみにAndroid OS/iOS向けのGmailアプリやモバイルWeb版Gmailには、執筆時点でメール送信の取り消し機能は実装されていない。また、メーラーからPOP/IMAP/SMTPを介してGmailに接続している場合も、取り消し機能は利用できない。メーラーでの誤送信対策については、右上の関連記事が参考になるだろう。

操作方法

●実際にはメールの配送を遅らせて、取り消す猶予を設けている

 PC Web版Gmailのメール送信取り消し機能とは、ユーザーがメールの[送信]ボタンをクリックしてから、実際にメールの配送が始まるまでに数秒〜数十秒の猶予を持たせ、その間にユーザーがメール送信をキャンセルできるようにする、というものだ。

 つまり、猶予時間のうちに取り消さなければ配送が始まり、メッセージが相手に送信されてしまう。その後、メールの配送を止めたり、相手のメールボックスに届いたメッセージを自動的に削除したり、といったことはできない。

 それでも、[送信]ボタンをクリックした直後にミスを思い出した場合には、送信を取り消してメッセージを修正できる。

●メール送信の取り消し機能を有効にする

 デフォルトでメール送信の取り消し機能は無効になっている。それを有効にするには、Gmailの画面右上の歯車を模したメニューボタンから[設定]をクリックし、[全般]タブ−[送信取り消し]−[送信取り消し機能を有効にする]にチェックを入れてオンにする。

Gmailのメール送信取り消し機能を有効化する(その1) Gmailのメール送信取り消し機能を有効化する(その1)
メール送信の取り消し機能は、Gmailの設定画面で有効化する。
  (1)このボタンをクリックして、表示されるメニューから[設定]を選ぶと、Gmailの設定画面が表示される。
  (2)[全般]タブを選び、下にスクロールする。
  (3)[送信取り消し機能を有効にする]にチェックを入れてオンにする。
  (4)[取り消せる時間]プルダウンリストボックスで、送信ボタンを押してから取り消しができなくなるまでの猶予時間を5/10/20/30秒から選択する。この時間を超えるとメールは相手に送信されてしまい、もはや取り消せなくなる。
Gmailのメール送信取り消し機能を有効化する(その2) Gmailのメール送信取り消し機能を有効化する(その2)
  (5)下にスクロールして、[変更を保存]ボタンをクリックする。これで設定が保存され、元の画面に戻る。

 以上で設定は完了だ。

●メール送信を取り消す

 メール送信を取り消すには、メッセージ編集画面の[送信]ボタンをクリックした後、検索ボックスのすぐ下に表示される[取消]をクリックする。

 PC版Gmailでデフォルトの返信先の設定を変更するには、画面右上の歯車を模したメニューボタンから[設定]をクリックし、[全般]タブの「返信時のデフォルトの動作」欄にある[全員に返信]を選ぶ。

Gmailでメール送信を取り消す(その1) Gmailでメール送信を取り消す(その1)
これは送信するメッセージを作成・編集しているところ。
  (1)メールのメッセージ編集画面。
  (2)[送信]ボタンをクリックすると、この編集画面は閉じられる。ここまでの挙動は、送信取り消し機能が有効でも無効でも共通だ。
Gmailでメール送信を取り消す(その2) Gmailでメール送信を取り消す(その2)
[送信]ボタンをクリックした直後のGmailの画面。取り消し機能が有効な場合、(3)が表示されている間、メールは相手に送信されない(保留されている)。
  (3)この[取消]をクリックすると、メール送信が取り消される。これは[送信]ボタンをクリックしてから、前述の「取り消せる時間」で選択した猶予時間が過ぎるまで表示され続ける。ただし、その間であっても他のボタンやメニューなどのUIを操作すると、即座にこれらは消えてしまい、送信の取り消しもできなくなってしまう。
Gmailでメール送信を取り消す(その3) Gmailでメール送信を取り消す(その3)
[取消]をクリックした直後のGmailの画面。
  (4)取り消しに成功すると「送信を取り消しました。」と表示される。
  (5)送信を取り消したメッセージの編集画面が再び表示される。

 送信を取り消すとメッセージの編集画面が再び表示されるので、内容や宛先などを編集後、また[送信]ボタンをクリックすればよい。もちろん、その送信操作も指定した時間内なら取り消してまた再編集できる。

●取り消し操作の注意点

 メール送信直後に[取消]がまだ表示されているからといって、Gmailの画面で他の操作をすると、[取消]が消えてしまい、取消ができなくなる。例えば、[送信]ボタンをクリックしてから、メッセージの文面をもう一度確認しようとして、送信済みメールのフォルダーをクリックすると、その時点で[取消]が消えてしまう。

 そのため、取り消さなければならないと気付いたら、たとえ猶予時間が十分残っていても即座に[取消]をクリックすべきだ。

「Tech TIPS」のインデックス

Tech TIPS

Copyright© 1999-2017 Digital Advantage Corp. All Rights Reserved.

@IT Special

- PR -

TechTargetジャパン

この記事に関連するホワイトペーパー

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。