なんでも自動化する凄腕エンジニアが残したおバカシェルまとめやるなよ、やるなよ、絶対やるなよ!

……天才、だと思います。

» 2015年11月27日 16時20分 公開
[岩城俊介@IT]

 「職場の小さなことをなんでも自動化していた“本当にターミナルに住んでいるようなヤツ”と評されるエンジニアの話が、ロシアの掲示板から英訳され、話題になっている」と、サイボウズ・ラボの秋元裕樹氏がブログで日本語で紹介し、日本でも話題になっています。

photo (画像はイメージです)

 そのエンジニアは訳あって転職しましたが、「文字通りターミナルに住んでいるようで、90秒以上時間が掛かるものはスクリプトで自動化してしまう人」だったそうです。その「遺産」が残っていました。


  • smack-my-bixxx-up.sh(夜9時以降に活動していたら、「遅くなる」などの理由を定義した文字列からランダムに選び、SMSで奧さんへ送る)
  • kumar-xxxhole.rb(顧客からのメールをスキャンし、不具合対処依頼メールが来たら客の運用サーバを直近のバックアップに巻き戻す。そして「大丈夫だ。次は気を付けてくれ」と返事する)
  • hangover.sh(平日朝8時45分までに活動していなければ、二日酔いで出社できない旨のメールを定義した文字列からランダムに選んで送る)
  • xxxxingcoffee.rb(コーヒーマシンにSSHでセッションを開き、何か謎のデータを送る。24秒後にカフェラテができる。“24秒”は彼の机からコーヒーマシンまでの徒歩時間)
 (大人の事情で一部伏せ字にしました)

 秋元氏のブログによると、「shellやRubyで書かれているスクリプトがGitHubに公開されていて、すでにPython移植版を書いて上げているユーザーもいる」ようです。

photo 英訳版の元記事

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