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» 2018年02月19日 05時00分 公開

Google Chrome完全ガイド:Chromeのタスクマネージャで重い処理やプロセスを調べる

Google Chromeが重く感じるような場合は、Chromeタスクマネージャを使って、その原因を調べてみましょう。もしあまり利用していない拡張機能が多くのメモリやCPUを消費しているのであれば、その拡張機能を無効化すればChromeを軽快にできます。

[小林章彦, 島田広道,デジタルアドバンテージ]
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連載目次

 Google Chrome(以下、Chrome)は、さまざまな拡張機能やアプリが提供されており、Chrome内だけでほとんどの作業ができるほどになっています。

 そのため、いろいろな拡張機能をインストールしたり、多くのタブを開いて作業をしてしまったりしがちです。場合によっては、メモリが足りなくなったり、CPU使用率が高くなったりして、Chromeの動作が重く感じられることがあります。

 このような場合は、Chromeタスクマネージャを開いて、Chromeが使用しているメモリやCPUの状態を確認するとよいでしょう。本稿では、Chromeタスクマネージャの使い方や注意点を解説します。

Chromeタスクマネージャを起動するには

 Chromeのタスクマネージャを起動するには、右上隅のメニューボタンをクリックして、[その他のツール]−[タスク マネージャ]をクリックします。

Chromeタスクマネージャをメニューボタンから起動する Chromeタスクマネージャをメニューボタンから起動する

 WindowsやChromebook、Linuxなら、ショートカットキーで素早く起動することもできます(macOS/OS Xではできません)。

  • Chromeをアクティブにした状態で、[Shift]+[Esc]キーを押します(起動できない場合は、新たに開いたタブ上で[Shift]+[Esc]キーを押します)
  • Chromeのタイトルバーを右クリックし、ポップアップメニューから[タスク マネージャ]を選びます
  • Chromeをアクティブにした状態で、[Alt]+[Space]キーで表示されたメニューから[タスク マネージャ]を選びます(Windowsのみ)

 Chromeタスクマネージャでは、Chromeが使用しているタスクやプロセスが一覧表示されます。また、それらが使っているメモリやCPUの使用量、ネットワーク通信量、プロセスIDも表示されます。

Chromeタスクマネージャの画面 Chromeタスクマネージャの画面

 各プロセスの実体を把握するには、[タスク]列にある各プロセスの名称の先頭に注目します。

  • タブ:〜」: タブまたはウィンドウで表示中のページ
  • アプリ:〜」: 実行中のChromeアプリなど
  • 拡張機能:〜」: Chromeの拡張機能

 このように、各プロセスの正体がおおよそ判断できます。

メモリやCPUをたくさん使っているプロセスを見つけるには

 [メモリ使用量][CPU]といったChromeタスクマネージャの列名をクリックすると、その列の値を基に各プロセスの並び順が変わります。昇順に並び替えている場合は、その列名に▲(上向き三角マーク)が、降順なら▼(下向き三角マーク)がそれぞれ列名の右側に併記されます。

 例えば、以下の画面のようにメモリ使用量で降順にソートする(並び替える)と、最もメモリを消費しているプロセスが一番上に表示されます。

メモリ消費量が最も大きいプロセスを一番上に表示させる メモリ消費量が最も大きいプロセスを一番上に表示させる

Chromeの特定プロセスの画面を前面に表示させるには

 Chromeタスクマネージャで気になるプロセスを見つけたとき、それをダブルクリックすると、そのプロセスのウィンドウあるいはタブが前面に表示されます。

 拡張機能のプロセスをダブルクリックすると、拡張機能の一覧ページ(chrome://extensions/)が表示されます。ここから拡張機能の無効化などが素早くできます。

Chromeのプロセスを強制的に終了させるには

 Chromeのタブや拡張機能が正しく動作しなくなってしまった場合、そのタブや拡張機能だけをChromeタスクマネージャで強制的に終了させることができます。それには以下の画面のように、Chromeタスクマネージャで対象のプロセスを選んでから[プロセスを終了]ボタンをクリックします。

Chromeのプロセスを強制的に終了させる Chromeのプロセスを強制的に終了させる

 [プロセスを終了]ボタンをクリックすると、特に問い合わせや確認、予告なしに、終了処理が即座に実行されるので注意してください。

 Webページを表示していたタブのプロセスを強制的に終了しても、そのタブは残ります。

強制終了されたChromeのタブ 強制終了されたChromeのタブ

 [再読み込み]ボタンをクリックするか、[F5]キーで押すと、Webページをあらためて読み込んで再表示させることができます。

他の計測項目を調べるには

 メモリやCPUの使用量といった標準以外の計測値も、Chromeタスクマネージャでは表示できます。それにはChromeタスクマネージャ上(ウィンドウタイトルバーより下の領域)で右クリックし、ポップアップメニューから表示させたい項目(列名)をクリックして、そのチェックをオンにします。

標準では表示されない項目(計測値)をChromeタスクマネージャに加える 標準では表示されない項目(計測値)をChromeタスクマネージャに加える

重いプロセスがあるときは?

 Chromeが重いと感じた場合は、不要なタブを閉じたり、利用していない拡張機能を無効化したりするとよいでしょう。特に拡張機能の中には、多くのメモリを消費するものがあります。活用している場合は仕方ないですが、もしあまり使っていないものであれば無効化することで、Chromeが使用するメモリ容量を削減できます。

 Chromeタスクマネージャを見ていると、Facebookなど一部のWebページを長期間開いたままの状態で再読み込みを繰り返していると、メモリの消費量が増えることが分かります。たまにタブを閉じて、Webページを開き直すとメモリの消費量を抑えられるので試してみてください。こうしたWebアプリなどの状態も、Chromeタスクマネージャで調べることができます。

Chromeタスクマネージャを終了させるには

 Chromeタスクマネージャを閉じるには、アクティブにした状態で[Esc]キーを押します。

■更新履歴

【2018/02/19】スクリーンショットを追加しました。Chrome最新版など最新の情報を反映しました。

【2015/09/02】初版公開。


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