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» 2016年02月03日 05時00分 UPDATE

マイクラで始めるプログラミング入門(2):コードを書かずにプログラミングができる、ScratchとScratch2MCPIの基礎知識、インストール方法と簡単な使い方 (1/2)

本連載では、子どもたちに大人気のゲーム「Minecraft」を題材にYouTube実況動画付きで「プログラミング」を学んでいく。今回は、ScratchとScratch2MCPIの概要を紹介し、インストール方法と簡単な使い方をYouTube実況動画で解説する。

[薬師寺国安,PROJECT KySS]
「マイクラで始めるプログラミング入門」のインデックス

連載目次

 本連載「マイクラで始めるプログラミング入門」では、子どもたちに大人気のゲーム「Minecraft(マインクラフト、マイクラ)」を題材にYouTube実況動画付きで「プログラミング」を学んでいく。具体的には、小型PC端末Raspberry Pi(ラズベリーパイ、ラズパイ)上でビジュアルプログラミング環境である「Scratch(スクラッチ)」からMinecraftを操作する方法を解説する。

 前回の「Raspberry Pi 2のインストールとMinecraftの始め方を初心者向けYouTube実況動画で解説」では、MinecraftとRaspberry Piの概要を紹介し、Minecraftを動かすまでのチュートリアルをYouTube実況動画付きでお届けした。

 今回からはScratchプログラミングからRaspberry Pi 2のMinecraft Piを操作する方法をYouTube実況動画付きで解説していく。

Scratchとは、ビジュアルプログラミングとは

 Scratchは、主に子ども向けに利用されている、ビジュアルプログラミングを用いたプログラミング環境。Scratchは、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ(Media Lab)のライフロングキンダーガーテングループ(Lifelong Kindergarten Group)が開発している。

 ビジュアルプログラミングとは、パズルを組み立てるように、ブロックとして用意されている命令を、いろいろ組み合わせるプログラミング環境だ。直感的にプログラミングができる点で、子どものプログラミング教育の場でもよく使われている。

 Scratchには現在、ダウンロードして実行するScratch 1.4系列とWebブラウザー上でもダウンロードしても使用できるScratch 2.0系列がある。今回Scratch 1.4を使用しているのは、Raspberry Piでの動作が可能だからだ。

 Scratch 1.4は下記URLよりダウンロードできる。

 Raspberry Pi 2のRaspbianについてくるScratchはLinux版というだけで、画面の見方や操作方法はほぼ同じだ。Windows版のScratch 1.4の画面は図1だ。Raspberry PiのScratchもほぼ一緒の画面だと思ってもらっていい。

図1 Windows版Scratch 1.4

 Raspberry Pi 2のScratch 1.4の画面の見方と操作方法は動画1を参照してほしい。

 また、Scratchについては、下記記事も参考になるだろう。

コラム「ScratchはKinectやLeap Motion、ロボットとも連携できる」

 Scratchは子どもだけではなく、大人でも楽しくプログラミングができるようになっている。本連載で紹介するMinecraft Pi以外にも、Kinect v2やLeap Motion、ロボットなどと連携することも可能だ。これらを使って、子ども向けのゲームなどを作ってやれば、子どもはゲームに夢中になり、ゲーム作りにも興味を示すようになるのではないだろうか。

 「遠隔センサー接続」を行うと、Windows版Kinect v2やLeap Motionとの連携が可能だ。Kinect v2とScratchとを連携させるには、下記「Kinect2Scratch」をダウンロードする必要がある。

 Kinect v2とScratchを連携させたのが図2だ。

図2 ScratchとKinect v2を関連付けた様子(Kinect2Scratchのサイトより引用)

 またLeap Motionと関連付けるには、「Scratch 2.0Plug-in for Leap Motion」が必要だ。この場合はScratchのバージョンは2.0となっている。下記のURLからダウンロードが可能だ。

 デモビデオも公開されている。

 また、「Romo」というロボットをScratchから操作して動かすことが可能な、iOS用のアプリである「Scratch2Romo」というのもある(参考:誰でもロボットをプログラミングできる――「Scratch」で「Romo」を遠隔操作するアプリが登場)。

 このように、現在では、子ども向けのプログラミング教材も充実しているので、ぜひ、この機会に、子どもにもScratchを経験させてみたらいかがだろうか。


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