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» 2016年03月17日 05時00分 UPDATE

就活のトリセツ(6):俺、もうだめぽ?――自己分析しても、やりたいことが分からない! (1/3)

いよいよ就活解禁。順調に活動を進める人がいる一方で、最初の一歩が踏み出せない人も少なくない。この時期に数多く出現する「やりたいことが分からない」就活生に、勝利の女神はほほ笑むのか?

[中村昭典,@IT]
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就活のトリセツ

連載目次

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 就活を始めるに当たって知っておきたい基礎知識やIT業界特有の事情や実体などを「親子就活」の筆者が手取り足取りゆるふわに解説する「就活のトリセツ」。前回は「解禁日の0時に就活ナビサイトにアクセスしないと就活に出遅れる」伝説の真偽を解説した。

今回は、就職先を探す指標の1つ「やりたいこと」を解説する。解禁日を過ぎても「やりたいことが分からない」のは、ダメなことなのか?


合説会場を漂流する「壁の花」

 就活解禁日、多くの就活生が合同企業説明会(以下、合説)の会場に押し寄せた。会場には熱気が溢れ、人気企業ブースには長蛇の列ができた。

 でも会場内をよく見ると、参加企業の一覧表を見ながらモジモジしていたり、壁際で結構長い時間じーっと資料を見ていたりしている就活生の姿もあった。資料コーナーで一通りパンフレットを手に取って袋の中に詰め込むものの、企業の話を聞くこともなく会場を後にする――そんな就活生も少なくなかったようだ。

 合説は、気になる企業のブースに足を運んで話を聞ける、とても有益な場……のはずだ。でも、肝心の「気になる企業」が見つからない。正直に言えば、どんな企業が好みなのか、どんな仕事をやってみたいのかが、はっきりしていない。だから「気になる企業」が分からない……そんな就活生が少なからずいるのだ。彼らは、頑張って合説会場には来てはみたものの、気後れして企業ブースを訪問せず、誰とも話さず、数時間後には、出会いも発見もないまま帰りの電車に乗っている。

 もっと「残念」なのは、「やりたいことが分からない」からと就活に身が入らず、ボーッとナビサイトを眺めているだけで、合説にも参加しない就活生だ。気が付いたころには就活シーズンのピークを過ぎて……みたいなことになりかねない。

tori06_a.JPG 3/1解禁日に幕張メッセで開催された「リクナビ・SUPERスタートアップLIVE」。3万5907人と、昨年の1.5倍以上の就活生が参加し、ブースも通路も熱気に溢れた(写真提供:リクルートキャリア)
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