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» 2016年04月25日 05時00分 UPDATE

Tech TIPS:Google Chromeに保存されているWebサイトのIDとパスワードの情報を確認する

Google Chromeのオートコンプリート機能で保存されたIDとパスワードは、実は簡単に確認できる。うっかり忘れた時でも、Google Chromeに保存されているパスワードを確認すれば大丈夫。

[小林章彦,デジタルアドバンテージ]
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対象ソフトウェア:Google Chrome



解説

 さまざまなWebサイトのサービスを利用する際、IDとパスワードの認証を求められることがある。Webブラウザのオートコンプリート機能を使えば、自動的にIDとパスワードが入力されるため面倒はない。困るのは、Webサイトのページ構成が変更されてオートコンプリート機能が働かなくなった時だ。IDとパスワードの入力を求められてもまったく思い出せないことがよくあるのではないだろうか。

 こうなってしまうと、IDやパスワードの再発行を依頼するなどしなければならず、サイトによってはいくつもの手順を踏む必要がある。

 こんな場合は、Webブラウザのオートコンプリート機能で保存されているIDとパスワード情報を確認できれば、いちいち再発行を依頼する必要はない。ここでは、Google Chrome(以下、Chrome)のオートコンプリート機能で保存されているIDとパスワード情報を確認する方法を紹介する。他のブラウザについては以下のTIPS記事を参照のこと。

操作方法

●デスクトップ向けChrome(Windows/OS X/Chromebook)の場合

 デスクトップ向けChromeでは、Windows OS、OS X、Chromebookのいずれもほぼ同じ手順でIDとパスワードの確認が行える。ここでは、Windows OS版を例に手順を紹介する。

 デスクトップ向けChromeの場合、アドレスバー右端にある[メニュー]アイコンをクリックし、メニューから[設定]を選択する。新しいタブに[設定]画面が表示されるので、一番下にある[詳細設定を表示]をクリックして詳細設定を表示する。そして画面の真ん中あたりの「パスワードとフォーム」にある[パスワードを管理]のリンクをクリックする。

Chromeの[設定]画面 Chromeの[設定]画面
アドレスバー右側の[メニュー]アイコンをクリックしてメニューから[設定]を選択する。さらに画面をスクロールして最下部の[詳細設定を表示]をクリックして、詳細設定を表示する。画面の真ん中あたりに「パスワードとフォーム」という項目が見つかるはずだ。
  (1)[設定]画面を開く。
  (2)「パスワードとフォーム」の[パスワードを管理]のリンクをクリックする。→[A]

 [パスワード]ダイアログが開かれ、Webサイト(またはURL)とID、パスワードが「*」で表示される。パスワードを確認したいWebサイトの行をクリックすると、パスワード部分に[表示]ボタンが現れるので、ここをクリックすると、Windowsのパスワード入力ダイアログが開き、パスワードの入力が求められる。ここで「現在ログオン/サインインしているWindowsアカウントのパスワード」を入力すると、パスワード部分が平文表示に切り替わる。

[A]

Chromeの[パスワード]ダイアログの画面(1) Chromeの[パスワード]ダイアログの画面(1)
WebサイトまたはURLとID、パスワードが「*」で一覧表示された[パスワード]ダイアログが開く。
  (1)パスワードを確認したいWebサイトの行をクリックする。→[B]

[B]

Chromeの[パスワード]ダイアログの画面(2) Chromeの[パスワード]ダイアログの画面(2)
パスワードを確認したいWebサイトの行をクリックすると、IDとパスワードを確認できる。パスワード部分にある[表示]ボタンをクリックすると、Windowsのパスワードの入力を求めるダイアログが表示される。ここでWindowsのパスワードを入力すると、パスワードが平文で表示される。
  (1)パスワードを確認したいWebサイトの行をクリックする。
  (2)[表示]ボタンをクリックする。
  (3)Windows OSにログオン/サインインしたアカウントのパスワードを入力する。
  (4)[×]ボタンをクリックすると、この項目が削除される。

 [表示]ボタンで表示されたパスワードは、[非表示]ボタンをクリックすると元の「*******」のような表示に戻る。また[×]ボタンをクリックすると、登録内容が削除され、そのサイトに対するオートコンプリートが無効になる。

●モバイル向けChrome(iOS/Android)の場合

 iOS版とAndroid版の Chromeでは、ほぼ同じ手順でパスワードを確認できる。ここではiOS版の画面を例に手順を紹介する。

 Chromeアプリを実行し、[メニュー]アイコン−[設定]をタップする。[設定]画面で[パスワードの保存]をタップし、[パスワードの保存]画面で「passwords.google.com」のリンクをタップする。Googleアカウントのログイン画面が表示されるので、Googleアカウントのパスワードを入力すると、保存したパスワードの一覧が表示される。

iOS版Chromeの[メニュー]画面 iOS版Chromeの[メニュー]画面
Chromeアプリを実行し、[メニュー]アイコンをタップして、メニューから[設定]をタップする。
  (1)[メニュー]アイコンをタップしてメニューを開く。
  (2)メニューから[設定]をタップする。→[C]

[C]

iOS版Chromeの[設定]画面 iOS版Chromeの[設定]画面
開いた[設定]画面で、[パスワードの保存]をタップする。
  (1)[パスワードの保存]をタップする。→[D]

[D]

iOS版Chromeの[パスワードの保存]画面 iOS版Chromeの[パスワードの保存]画面
[パスワードの保存]画面を開くと、パスワードが保存されているWebサイトの一覧が表示される。ただし、この画面ではパスワード自体は確認できない。
  (1)パスワードが保存されているWebサイトとユーザー名(ID)の一覧が表示されている。
  (2)パスワードを確認するには、このリンクをクリックして、さらにGoogleアカウントのパスワードを入力する。

 パスワードを確認したいWebサイト名の「v」部分をタップすると、「・」で示されたパスワードが現れる。パスワードの右側に目の形をしたアイコンがあるものについては、そのアイコンをタップすることで、パスワードを平文に変換できる。「X」をタップするとパスワードが削除されてしまうので、誤ってタップしないようにしよう。

iOS版Chromeの[保存したパスワード]画面 iOS版Chromeの[保存したパスワード]画面
パスワードを確認したいWebサイト名の「v」部分をタップし、「・」で示されたパスワードの右側にある目の形をしたアイコンをタップすると、パスワードが平文に変換される。
  (1)この部分をタップすると、「・」で示されたパスワードが表示される。
  (2)この目の形をしたアイコンがある場合は、ここをタップすることでパスワードが平文に変換される。


 Chromeに保存されたパスワードの確認には、ログインアカウントまたはGoogleアカウントのパスワードの入力が必要になるものの、簡単にID/パスワードを確認できる。逆に言えば、簡単に盗まれる可能性があるということだ。オンラインバンキングのID/パスワードは保存しないようにするなど、運用には気を付ける必要があるだろう。

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