マイクロソフト、Azure SQL Databaseの新機能「Performance Dashboard」「Database Advisor」を披露DBチューニングとトラブルシューティングを容易に

マイクロソフトは、クラウドデータベース「Azure SQL Database」の新機能である「Performance Dashboard」と「Database Advisor」の最新情報を公式ブログで紹介した。

» 2016年05月18日 12時00分 公開
[@IT]

 米マイクロソフトは2016年5月16日(米国時間)、クラウドデータベースサービス「Azure SQL Database」の新機能である「SQL Database Performance Dashboard」「SQL Database Advisor」の最新情報をMicrosoft Azureの公式ブログで紹介した。

 SQL Database Performance Dashboardは、トラブルシューティングを容易にするために、データベースパフォーマンスに関する情報を一元管理できるようにした機能だ。

  • SQL Database Advisorが提案するパフォーマンスチューニングに関する推奨事項
  • 自動チューニング機能における現在の状況の概要
  • 最近の履歴におけるクエリパフォーマンスの概要

 などを1画面で確認できる。

photo 「SQL Database Performance Dashboard」の画面

 SQL Database Advisorは、インテリジェントチューニングのための推奨項目を提案し、データベースパフォーマンスの向上を支援する機能だ。データベースの使用履歴や時間の経過に伴うワークロードの変化などを踏まえて、推奨されるチューニング内容を提案し、設定に応じて自動調整する機能を備える。マイクロソフトは、インデックス管理に関する推奨事項を提案する既存ツールである「Index Advisor」に代わり、より幅広い推奨事項の提案が可能になったことから、名称を変更することにしたと説明している。

 Database Advisorのデータベース性能チューニングでは、クラスタ化されていないインデックスのレイアウトの最適化、データベーススキーマの問題修正、データベースパラメータの問題修正などを自動で行えるという。

photo データベースパフォーマンスの向上を支援する「SQL Database Advisor」

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