Xamarin、「Xamarin Platform」の最新安定版と「Xamarin Studio 6」をリリースC#によるモバイルアプリ開発プラットフォーム

Xamarinは、C#を使ったモバイルアプリ開発プラットフォーム「Xamarin Platform」の最新安定版をリリース。「Xamarin Studio 6」などを公開した。

» 2016年06月10日 11時00分 公開
[@IT]

 米マイクロソフト傘下のXamarinは2016年6月8日(米国時間)、C#を使ったモバイルアプリ開発プラットフォーム「Xamarin Platform」の最新安定版をリリースしたと発表した。同プラットフォームを構成するApple iOS SDK/Google Android SDKや、統合開発環境(IDE)「Xamarin Studio 6」などがアップデートされている。

photo XamarinのWebサイト

 最新IDEのXamarin Studio 6は、マイクロソフトのオープンソース.NETコンパイラ「Roslyn」に基づく型システムを備えており、改良されたコード補完、C# 6.0のフルサポート、新しいフォーマッティングエンジンなどに対応した。

 また、Xamarin Studio 6では、これまで特に要望の高かった「ダークテーマ」も追加される。Xamarin Studioをよりモダンな外観にするための5727個の新しいアイコンを用意した他、ダイアログのデザインが一新されたコードヒント、コード補完のポップオーバー、新しいエディタスキームなどの機能も搭載された。

photo ダークテーマが追加された「Xamarin Studio 6」

 マイクロソフトが開発した.NET Framework向けプログラミング言語「F#」に関しても、ポータブルクラスライブラリと共有プロジェクトのサポート、Xamarin.Forms F#テンプレート、F# 4サポート、FAKEの統合といった新機能が追加された。

 一方、Visual Studioを使う開発者向けの「Xamarin for Visual Studio 4.1」は、「tvOS」のサポート、改良された「iOS Assets Catalog」編集機能、新しいSSL/TLS実装の構築オプション、強化されたAndroid XMLエディタなどの新機能が搭載された。

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