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» 2018年11月08日 05時00分 公開

Tech TIPS:Windows 10のタスクビュー(仮想デスクトップ)をショートカットキーで素早く操作する

複数のデスクトップ画面を実現するWindows 10の「タスクビュー(仮想デスクトップ)」機能は上手に使うと画面が広くなり非常に便利だ。ただ、マウスで操作するのは少々まだるっこい。ショートカットキーを使いこなして、もっと作業効率を高めよう。ノートPCならスワイプでも操作できる。

[島田広道, 打越浩幸,デジタルアドバンテージ]
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対象OS:Windows 10(バージョン1803以降)


複数のデスクトップ画面を実現するタスクビュー機能

 Windows 7/8.1になかった標準機能で、しかもすぐに使い始められるWindows 10の新機能といえば、「タスクビュー」(マルチデスクトップ仮想デスクトップとも呼ばれる)が挙げられる。Windows 10 April 2018 Update(バージョン1803)以降では、さらに「タイムライン」と呼ばれる機能も装備され、過去に実行していたアプリが履歴として表示されるので、そこから簡単に再実行もできるようになっている。

 タスクビューを使えば、例えばメインの仕事とサブの仕事、そして私用というような用途ごとに仮想的なデスクトップ環境を実現できる。それぞれのデスクトップに関連するアプリを配置しておけば、アプリやウィンドウが増えても混乱を抑えやすく、効率よく作業を進められる。

 ただし、マウス操作だけで複数のデスクトップを管理しようとすると、デスクトップの切り替えなどに少々まだるっこさを感じることもある。いちいち[タスクビュー]ボタン(Cortanaのすぐ右隣にあるアイコン)をクリックしてから操作する必要があるからだ。

Windows 10(April 2018 Update以降)の[タスクビュー]ボタン Windows 10(April 2018 Update以降)の[タスクビュー]ボタン
これはタスクバーにあるタスクビューボタン。縦にスクロールするような(フィルムのような)イメージのアイコンになっているのは、過去のアプリの実行履歴を表示する機能が実装されたため。以前は、単なるマルチモニターのようなアイコンだった。

 だが、この操作はキーボードショートカットを使いこなせば簡単になる。タッチパッドやタッチパネルを持つPCの場合は、指でスワイプしても操作できる。本TIPSでは、タスクビューを快適に利用するために、そのショートカットキーやスワイプの使い方を説明する。

デスクトップを増やす――[Windows]+[Ctrl]+[D]キー

 デフォルトでは、デスクトップは1つだけ存在している。これを増やしていくには、[Windows]+[Ctrl]+[D]キーを押す。すると、空のデスクトップが1つ、新たに追加されて、元のデスクトップと切り替わって表示される。管理画面上での位置関係でいうと、現在のデスクトップ画面リストの一番右端に、1つ新しい空のデスクトップが増えた状態になる。

[Windows]+[Ctrl]+[D]キーでデスクトップを増やす [Windows]+[Ctrl]+[D]キーでデスクトップを増やす
[Windows]+[Ctrl]+[D]キーを押すたびに、新たなデスクトップがリストの最後に追加される。

 いったん作成したデスクトップは、サインアウトしても消えない。再度サインインすると再び画面に現れる(ただし、実行していたアプリはサインアウト時に終了しているので、サインイン後は単に空のデスクトップが複数存在する状態になっているだけである)。

デスクトップとタスクの一覧を表示する――[Windows]+[Tab]キー

 複数のデスクトップを作成したとき、どのデスクトップに何のアプリが表示されているのかを確認するには、[Windows]+[Tab]キーを押す。すると「タスクビュー」と呼ばれるデスクトップ(複数デスクトップがある場合)とタスクの一覧が表示される。ここでアプリを切り替えたり、他のデスクトップに変更したりできる。

 一番上に表示されているのが現在利用可能なデスクトップである。デフォルトでは「デスクトップ1」のみが存在する。各デスクトップのアイコンの上へマウスをかざす(ホバーする)と、そのデスクトップで実行中のアプリが一覧表示される。マウスでクリックすると、そのデスクトップへ変更できるし、一番右側の[+]をクリックすると、新しいデスクトップを追加できる。

デスクトップとタスクの一覧(タスクビュー) デスクトップとタスクの一覧(タスクビュー)
タスクビュー画面では、現在利用可能なデスクトップの一覧(一番上の行)と、そのデスクトップ上にあるアプリの一覧を確認できる。アイコンをクリックするとそのデスクトップやアプリへ切り替わる。縦軸は過去の作業履歴を表しており、クリックすると、その状態を再現できる(閲覧していたWebページや編集していた文書を、同じアプリでまた開く)。

●デスクトップ間でのアプリの移動

 あるデスクトップから別のデスクトップへアプリを移すこともできる。そのためには、アプリのアイコンをドラッグして、移動先のデスクトップへドロップするだけである。デスクトップを整理したり、デスクトップの切り替えを忘れてアプリを起動したりした場合に利用できる。

●[補足]アプリを複数のデスクトップに表示させる

 通常、アプリは、その起動されたデスクトップ上にしか表示されないが、これを変更して、全てのデスクトップ上に表示させることもできる。これにより、デスクトップを切り替えても裏のデスクトップに隠れることがなくなり、単一デスクトップの場合と同じようにアプリを利用できるようになる。

 アプリを全デスクトップに表示させるには、タスクビュー画面を表示させてから、対象となるアプリを右クリックする。そして表示されたメニューから[このウィンドウをすべてのデスクトップに表示させる]か[このアプリのウィンドウをすべてのデスクトップに表示させる]を選択する。

アプリやウィンドウを全デスクトップに表示させる アプリやウィンドウを全デスクトップに表示させる
複数のデスクトップを利用していると、あるアプリがどのデスクトップに表示されているか分からなくなることがある。そんな場合は、ある特定のウィンドウか、もしくはそのアプリが表示する全てのウィンドウを常に全デスクトップに表示させておくと、デスクトップを切り替える手間が省ける。

●[補足]タイムラインで過去の作業内容を再現、再実行する

 この一覧画面のうち、一番上は現在の実行されているアプリのウィンドウになっているが、下の方へスクロールすると、過去に実行していたアプリが時系列に沿って並んでいる。これはタイムライン機能といい、以前の作業内容(開いていたWebページや編集していたOffice文書など)をすぐに再実行できるようにするためのものである(ただしタイムライン機能に対応しているアプリのみが表示される)。

 タイムライン機能については、今後、別TIPSで詳しく取り上げる。

隣のデスクトップに移る――[Windows]+[Ctrl]+[→]/[←]キー

 複数のデスクトップを切り替えるには、[Windows]+[Ctrl]+[→][←]キーが便利だ。[Windows]+[Ctrl]+[→]キーを押すと右側のデスクトップに、また[Windows]+[Ctrl]+[←]キーを押すと左側のデスクトップにそれぞれ瞬時に切り替えられる。

[Windows]+[Ctrl]+[→]/[←]キーでデスクトップを切り替える [Windows]+[Ctrl]+[→]/[←]キーでデスクトップを切り替える
[Windows]+[Ctrl]+[→]/[←]キーを押すと、現在のデスクトップの右隣や左隣のデスクトップに切り替わる。

デスクトップを閉じる――[Windows]+[Ctrl]+[F4]キー

 現在表示されているデスクトップを閉じるには、[Windows]+[Ctrl]+[F4]キーを押す。すると、そこに表示されていたアプリは全部、自動的に左隣のデスクトップに移される。

スワイプ機能でタスクビューを操作する

 ノートPC(のタッチパッド)やタブレットPCなどでは、(マルチ)タッチ操作を使ってタスクビューやデスクトップの切り替え操作を実行できる。機種やタッチデバイスの機能にもよるが、次のような操作が可能になっていることが多い。

  • タスクビュー画面の表示:3本指で上にスワイプ
  • 右隣のデスクトップへの切り替え:4本指で左にスワイプ
  • 左隣のデスクトップへの切り替え:4本指で右にスワイプ
  • [参考]同一デスクトップ内でのアプリ切り替え:3本指で左もしくは右にスワイプ。これは[Alt]+[Tab]/[Alt]+[Shift]+[Tab]に相当
スワイプによるタスクビューの操作機能の例 スワイプによるタスクビューの操作機能の例
これはLenovoのノートPCに付属しているELANというタッチデバイスの設定画面の例。4本指で左右にスワイプすると、隣接するデスクトップ画面への切り替えができる。タスクビュー画面の表示は、3本指で上へスワイプだ(3本指と4本指の違いが少々面倒だが)。

■更新履歴

【2018/11/081】最新状況に合わせて、内容を更新しました。

【2016/08/0】初版公開。


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