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» 2016年08月05日 05時00分 UPDATE

Tech TIPS:Windows 10のマルチデスクトップをショートカットキーで素早く操作する

Windows 10の新機能「マルチデスクトップ(仮想デスクトップ)」。便利だけどマウスで操作するのはちょっとまだるっこい。ショートカットキーを使いこなして、もっと作業効率を高めよう。

[島田広道,デジタルアドバンテージ]
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対象OS:Windows 10



解説

 Windows 7/8.1になかった標準機能で、しかもすぐに使い始められるWindows 10の新機能といえば、マルチデスクトップ(仮想デスクトップとも呼ばれる)が挙げられるだろう。

 例えば仕事用と私用というような用途ごとに仮想的なデスクトップを用意し、それぞれに関連するアプリを配置していけば、アプリやウィンドウが増えても混乱を抑えやすく、効率よく作業を進めやすい。

 ただ、マウスだけで複数のデスクトップを操作しようとすると、デスクトップの切り替えなどに少々まだるっこさを感じることもある。いちいち[タスクビュー]ボタン(タスクバーの検索窓のすぐ右隣にあるアイコン)をクリックしてから操作する必要があるからだ。

Windows 10の[タスクビュー]ボタン Windows 10の[タスクビュー]ボタン
これはタスクバーのスタートボタンおよびコルタナの検索窓の周辺。
  (1)[タスクビュー]ボタン。マウスでデスクトップを切り替えるには、これをクリックしてタスクビュー(後述)を開き、対象のデスクトップをクリックする。切り替える頻度が増えると、だんだん面倒になってくることもある。

 だが、この操作は5種類のキーボードショートカットを使いこなせば簡単になる。本TIPSでは、マルチデスクトップを快適に利用するために、そのショートカットキーの使い方を説明する。

操作方法

●デスクトップを増やす――[Windows]+[Ctrl]+[D]キー

 デフォルトでは、デスクトップは1枚だけである。これを増やしていくには、[Windows]+[Ctrl]+[D]キーを押す。すると、空のデスクトップが1枚、新たに追加されて、元のデスクトップと切り替わって表示される。

[Windows]+[Ctrl]+[D]キーでデスクトップを増やす [Windows]+[Ctrl]+[D]キーでデスクトップを増やす

 [Windows]+[Ctrl]+[D]キーを押すたびに、元のデスクトップの右側に1枚ずつ、新たなデスクトップが追加される。

 いったん作成したデスクトップは、サインアウトしても消えない。再度サインインすると再び画面に現れる。

●デスクトップとタスクの一覧を表示する――[Windows]+[Tab]キー

 複数のデスクトップを作成したとき、どのデスクトップに何のアプリがあるのか確認するには、[Windows]+[Tab]キーを押す。すると「タスクビュー」と呼ばれるデスクトップとタスクの一覧が表示される。

 ここで、あるデスクトップから別のデスクトップへアプリを移すこともできる。

デスクトップとタスクの一覧(タスクビュー) デスクトップとタスクの一覧(タスクビュー)
これは[Windows]+[Tab]キーを押してタスクビューを開いた後、デスクトップ間でアプリを移動しているところ。
  (1)現在選択しているデスクトップ上のアプリ一覧。クリックすると、そのアプリが前面に表示される。
  (2)デスクトップ一覧。このうち左端のデスクトップが選択されていて、そのアプリ一覧が上に表示されている。
  (3)アプリの1つをマウスでドラッグし、別のデスクトップにドロップすると、そのアプリを当該デスクトップに移せる。これを繰り返して、用途ごとにアプリを各デスクトップに配置していく。

●隣のデスクトップに移る――[Windows]+[Ctrl]+[→]/[←]キー

 複数のデスクトップを切り替えるには、[Windows]+[Ctrl]+[→]/[←]キーが便利だ。[Windows]+[Ctrl]+[→]キーを押すと右側のデスクトップに、また[Windows]+[Ctrl]+[←]キーを押すと左側のデスクトップにそれぞれ瞬時に切り替えられる。

[Windows]+[Ctrl]+[→]/[←]キーでデスクトップを切り替える [Windows]+[Ctrl]+[→]/[←]キーでデスクトップを切り替える

●デスクトップを閉じる――[Windows]+[Ctrl]+[F4]キー

 現在表示されているデスクトップを閉じるには、[Windows]+[Ctrl]+[F4]キーを押す。すると、そこに表示されていたアプリは、自動的に左隣のデスクトップに移される。

●特定のウィンドウやアプリを全デスクトップに表示させる

 この機能はショートカットキーで操作できないが、非常に便利な機能なので紹介しておく。

 Windows 10バージョン1511までは、あるアプリやウィンドウを全デスクトップ共通に表示させることができなかった。そのため、メールクライアントやSNS系アプリのように頻繁に参照するアプリとは別のデスクトップで作業していると、デスクトップを頻繁に切り替えなければならず、かえって作業効率が悪くなることもあった。

 これがWindows 10バージョン1607(Anniversary Update、2016年8月リリース)で改善され、指定したアプリ/ウィンドウを全デスクトップ共通に表示できるようになった。

タスクビューでアプリ/ウィンドウをピン留めする タスクビューでアプリ/ウィンドウをピン留めする
これはWindows 10バージョン1607でタスクビューを開き、Webメールのウィンドウを「ピン留め」して全デスクトップに表示させようとしているところ。
  (1)サムネイル表示されているWebメールを右クリックすると、このメニューが現れる。[このウィンドウをすべてのデスクトップに表示する]を選択すると、どのデスクトップに切り替えても、このウィンドウが必ず表示されるようになる。元に戻す(解除する)には、もう一度同じ操作を行う。
  (2)ピン留めしたいアプリが複数のウィンドウを表示している場合は、[このアプリのウィンドウをすべてのデスクトップに表示する]を選択するとよい。

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