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» 2016年10月19日 05時00分 UPDATE

地味に5分で分かるWordPress (1/5)

本稿では、WordPressとは何かの概要から使い始めるための環境、WordPressならではのセキュリティ対策、役に立つプラグイン、テーマのカスタマイズまで、5分(1ページ約1000文字)で解説していきます。

[井村圭介,ファンタラクティブ]

【1分】WordPressとは

 WordPressとは、オープンソースソフトウェアのブログ/CMS(Cotents Management System)プラットフォームです。ライセンスはGPLを採用し、オープンソースソフトウェアとして誰でも利用や開発が行えます。

 2003年にリリースされたWordPressですが、CMSの中で圧倒的なシェアを誇っています。「W3Techs」の調査によると、全世界のWebサイトの26.8%、CMS利用サイトの58.9%で利用されているそうです。コミュニティ活動も活発で、「WordCamp」というWordPressを題材にした大規模なイベントが世界中で行われており、日本でも2016年には「WordCamp Tokyo」「WordCamp Kansai」と2回開催されました。

 WordPressでWebを作るプロジェクトでは、環境を構築するエンジニアだけではなく、WebデザイナーやWebサイト担当者も重要な役割を担います。テーマ作成、本体やプラグインの翻訳、ドキュメントの更新やフォーラムの運用など、さまざまな角度からプロジェクト参加が可能です。

どんなサイトに使われているのか

  • ブログ、メディアサイト

 WordPressはもともとブログのプラットフォームとして開発されており、管理画面からの記事投稿、カテゴリーやタグの設定、画像のアップロードなど、すぐにWebサイトを立ち上げられる機能がそろっています。

 データベースの設計や管理画面の作成が不要なので、Webサイトを一から立ち上げるスクラッチ開発と比べて、立ち上げまでの工数が比較的少なく済みます。国内で月間数千万PVを超えるような大規模メディアでも運用されています。

  • コーポレートサイト

 コーポレートサイトの場合、静的ページの活用に加えて「ニュースは定期的に更新したい」というニーズが多くあります。

 WordPressには「固定ページ」という、ページごとにURLとコンテンツを入力し親子関係を作れる機能もあり、固定ページと投稿機能を組み合わせてニュース更新機能付きのコーポレートサイトを作ることができます。

  • Webサービスやアプリのプラットフォーム

 WordPressには、「カスタム投稿タイプ」「カスタムタクソノミー」といった機構があり、これらを使うことで、データベースの設計を変更することなく柔軟にデータ構造を変更可能です。

 また、データをAPIとして出力する機能も搭載されているため、WordPressを管理画面とAPI出力にのみ使い、クライアント側をデスクトップ/スマートデバイスのネイティブアプリにしたり、JavaScriptのフレームワークで実装したりするという使い方も可能です。

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