Adobe Photoshop CC、MacBook Proの「Touch Bar」に対応ブラシの選択やショートカットコマンドなどを素早く操作可能

Adobe PhotoshopがMacBook Proの「Touch Bar」に対応。「レイヤーのプロパティ」「ブラシ」「お気に入り」の3つセクションの機能をTouch Barで操作できるようになった。

» 2016年12月15日 10時00分 公開
[@IT]

 アドビシステムズは2016年12月14日、アップル「MacBook Pro」(2016年モデル)に備わるバー型タッチインタフェース「Touch Bar」に対応した「Adobe Photoshop CC」の最新アップデート(2017.0.1)を公開した。

photo Touch Barに対応したAdobe Photoshop CC(2017.0.1リリース)

 Adobe Photoshop CC(2017.0.1)では、Touch Barでの操作性を考慮して、機能を「レイヤーのプロパティ」、「ブラシ」ツール、カスタマイズ可能な「お気に入り」の3つのセクションに分類。Touch Barの左端に表示されるアイコンをタップすることで、これら3つの機能をTouch Barで操作できるようにした。

 「レイヤーのプロパティ」では、スマートオブジェクトの配置や、レイヤーのクリップといった機能に素早くアクセスが可能。描画モードの変更やヒストリーを見るなどの操作において、その結果をTouch Barにプレビュー表示できる。

 「ブラシ」ツールでは、ブラシの色やサイズ、硬さ、不透明度、流量などをTouch Barで選択可能となる。

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 「お気に入り」では、アクションセットをTouch Bar上で操作できる。「レイヤーのプロパティ」「ブラシのアクションの組み合わせ」「画面サイズに合わせる」「左右/上下に反転」「macOSシェアメニューの起動」といったコマンドを登録しておける。

 また、ユーザーの操作に応じてTouch Barの表示が変わる機能も備える。例えば変形ツールを選ぶと、Touch Barに「OK」と「キャンセル」ボタンが表示される。

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