【 hostname 】コマンド――ホスト名を表示する/設定するLinux基本コマンドTips(75)

本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、「hostname」コマンドです。

» 2016年12月21日 05時00分 公開
[西村めぐみ@IT]

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 本連載では、Linuxの基本的なコマンドについて、基本的な書式からオプション、具体的な実行例までを分かりやすく紹介していきます。今回は、ホスト名を表示/設定する「hostname」コマンドです。


hostnameコマンドとは?

 「hostname」は、システムのホスト名を表示するコマンドです。「rootユーザー(スーパーユーザー)」の場合は、ホスト名を変更することもできます。

 hostnameの別名コマンドとして、「domainname」「dnsdomainname」「nisdomainname」「ypdomainname」があります。例えば、domainnameコマンドは「hostname -d」に相当し、hostnameコマンドと同じように使用できます。


hostnameコマンドの書式

hostname [オプション]

hostname [オプション] 新しいホスト名




hostnameコマンドの主なオプション

 hostnameコマンドの主なオプションは次の通りです。

短いオプション 長いオプショ 意味
-a --alias ホストの別名(alias)があれば表示する
-d --domain DNSドメインの名前を表示する
-f --fqdn,--long FQDN(Fully Qualified Domain Name)を表示する
-A --all-fqdns 全てのFQDN(FQDNs)を表示する
-i --ip-address ホストのIPアドレスを表示する。設定時も使用可能
-I --all-ip-addresses 全てのアドレスを表示する
-s --short 短い形式のホスト名(最初のドットまでの名前)を表示する
-y --yp,--nis NISドメイン名を表示する。設定時も使用可能
-v --verbose 起こっていることを逐一表示する(verboseモード)
-F --file filename 新しいホスト名を指定したファイルから読みこむ(「#」から始まる行はコメント扱い)


ホスト名を表示する

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