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» 2017年01月11日 05時00分 UPDATE

Linux基本コマンドTips(76):calコマンド――カレンダーを表示する

本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、「cal」コマンドです。

[西村めぐみ,@IT]
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連載目次

 本連載では、Linuxの基本的なコマンドについて、基本的な書式からオプション、具体的な実行例までを分かりやすく紹介していきます。今回は、カレンダーを表示する「cal」コマンドです。

calコマンドとは?

 「cal」は、カレンダーを表示するコマンドです。デフォルトでは“今月”の1カ月分のカレンダーが表示され、年または年と月を指定して表示することもできます。


calコマンドの書式

cal [オプション] [[[日] 月] 年]




calコマンドの主なオプション

 calコマンドの主なオプションは次の通りです。

短いオプション 長いオプション 意味
-1 --one 今月のカレンダーを表示する(デフォルト)
-3 --three 先月、今月、来月のカレンダーを表示する
-y --year 今年の1年分のカレンダーを表示する
-s --sunday 日曜日を週の先頭にする
-m --monday 月曜日を週の先頭にする
-j --julian 1月1日を第1日とする年間通算日(ユリウス日付)を表示する


今月のカレンダーを表示する

 「cal」を単独で実行すると今月のカレンダーが表示され、「cal -3」で先月、今月、来月のカレンダーが表示されます。なお、“今日”の日付は反転表示されます。

コマンド実行例

cal

(今月のカレンダーを表示する)(画面1の赤枠部分

cal -3

(先月、今月、来月のカレンダーを表示する)(画面1の青枠部分


画面1 画面1 「cal」を実行すると、今月のカレンダーが表示される(赤枠部分)。「-3」オプションを付けると、先月、今月、来月のカレンダーが表示される(青枠部分)


指定した年月のカレンダーを表示する

 「cal 年」で、指定した年の1年分のカレンダーが表示されます。年は4桁で指定してください。なお、「cal -y」で、今年1年分のカレンダーが表示されます。

 「cal 月 年」で、指定した月のカレンダーが表示されます。また、「cal 日 月 年」のように日付まで指定すると、指定した日付が反転表示されます。

コマンド実行例

cal 2020

(2020年のカレンダーを表示する)(画面2

cal 7 2020

(2020年7月のカレンダーを表示する)(画面3の赤枠部分

cal 24 7 2020

(2020年7月のカレンダーを表示し、7月24日を反転表示する)(画面3の青枠部分


画面2 画面2 「cal 2020」で、2020年のカレンダーを表示した
画面3 画面3 「cal 7 2020」で、2020年7月のカレンダーを表示した(赤枠部分)。さらに、日付まで指定すると、指定した日付が反転表示される(青枠部分)


筆者紹介

西村 めぐみ(にしむら めぐみ)

PC-9801N/PC-386MからのDOSユーザー。1992年より生産管理のパッケージソフトウェアの開発およびサポート業務を担当。のち退社し、専業ライターとして活動を開始。著書に『図解でわかるLinux』『らぶらぶLinuxシリーズ』『はじめてでもわかるSQLとデータ設計』『シェルの基本テクニック』など。2011年より、地方自治体の在宅就業支援事業にてPC基礎およびMicrosoft Office関連の教材作成およびeラーニング指導を担当。


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