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» 2017年01月18日 11時00分 UPDATE

今後5年で1億ドルの投資を計画:インテル、次世代の小売業向けプラットフォーム「Intel Responsive Retail Platform」を発表

インテルが、デジタル時代に向けた小売業向けプラットフォーム「Intel Responsive Retail Platform」を発表。小売業向けハードウェア、ソフトウェア、API、センサー類の標準化と共に、小売業者が担う業務のあらゆる部分の標準化を目指す。

[@IT]

 米インテルのブライアン・クルザニッチCEO(最高経営責任者)は2017年1月16日(米国時間)、米国で開催された全米小売業協会(NRF)の年次イベント「Retail's BIG Show 2017」で基調講演を行い、データ活用とスマートコネクテッドソリューションの果たす役割が小売業界に変革をもたらすとし、インテルがその実現のために継続して投資を行っていく意向を述べた。

 クルザニッチ氏は基調講演の中で、世界初の小売業界向けロボット型自動棚監査および分析ソリューションであるシンベロボティクスの「Tally」を紹介。Tallyは、商品が常に適切な場所にストックされ、適切な価格タグが付けられるように、小売店の担当者に情報を提供して販売活動を支援する。このロボットは、買い物客や店員が行き交うフロアでも安全に動作し、店舗のインフラに大きな変更を加えることなく利用できる仕組みが備わっているという。

photo 自動で棚監査と分析を行う小売業向けロボット「Tally」

 Tallyは、インテルCore i7プロセッサーベースの「Intel NUC」を搭載し、多数の「Intel RealSense」カメラを使って周囲の状況を理解し、店舗内を安全に移動する。インテルはTallyについて、「インテルの先駆的な技術が、大きなエコシステムに含まれる提携企業のソリューションを相互にシームレスに接続し、小売業界に素晴らしい体験を実現することを示した格好の例だ」と述べている。

 さらにクルザニッチ氏は、デジタル時代の小売業に向けた新たなプラットフォーム「Intel Responsive Retail Platform(以下、Intel RRP)」を発表した。Intel RRPについて、「小売業向けのハードウェア、ソフトウェア、API、センサーを標準化された方法で組み合わせて実現する。非常に柔軟、かつスケーラブルで革新的なソリューションの開発を促進する、新しい水平型プラットフォームだ」と説明している。

 Intel RRPは、アローインテリジェントシステムズから入手でき、現在のソリューションプロバイダーにはスマートラック、アキュイタスデジタルアライアンス(ブリティッシュテレコム、SATOグローバルソリューション、リテールネクスト、ネクスジェンパッケージングが参加)、タイコリテールソリューションズ、ディテゴー、インサイト/ブルーメタル、ライオットインサイト、富士通/グローブレンジャーなどが名を連ねている

 クルザニッチCEOは、「Intel RRPにより、小売りビジネスを次の時代に導ける。消費者は非常に効率的な、パーソナライズされた買い物ができるようになり、小売業者はインテリジェントシステムを活用して未来を開くことができる」と述べ、今後5年間で小売業界に1億ドル以上を投資することも明らかにした。この投資は、小売業者が業務のあらゆる部分を標準化できるようにするために利用される。

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