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» 2017年01月19日 10時00分 UPDATE

5.1PBの大規模ストレージ環境を構築:京都大学化学研究所、ゲノムネットとスパコンを支えるストレージ基盤にNetApp FASシステムを採用

ネットアップのストレージシステム「NetApp FAS」が、京都大学化学研究所に採用された。5.1PBのクラスタ化ストレージ環境を構築し、ゲノムネットとスーパーコンピュータシステムの24時間365日無停止運用を支援する。

[@IT]

 ネットアップは2017年1月17日、同社のストレージシステム「NetApp FASシステム」が京都大学化学研究所に採用されたと発表した。同研究所のバイオインフォマティクスセンターが提供するバイオ情報の研究者向けデータベースサービス「ゲノムネット」に向け、5.1PB(ペタバイト)のクラスタ化ストレージ環境を構築し、ゲノムネットとスーパーコンピュータシステムの24時間365日無停止運用を実現する。

 バイオインフォマティクスセンターでは、2016年1月にスーパーコンピュータシステムの更新に合わせて、研究の発展や技術の進歩によるデータ量の増大に対応でき、無停止で安定運用可能なストレージ基盤の導入を検討していた。

 バイオインフォマティクスセンターが求めたストレージ基盤の導入要件は以下の通り。

  • ゲノムネットの発展に耐える、かつ、予定されるスーパーコンピュータシステムの外部公開に向けた、無停止運用の実現
  • 今後4年間を見据えたデータ容量の確保と可用性、運用効率の向上
  • ストレージコントローラーのCPU使用率を50%未満に抑える
  • サーバからストレージへのレスポンスタイムを15ms(ミリ秒)以下とする高速性

 同センターではこれまでもNetApp FASシステムを利用してきており、同システムの実績や安定性を評価して、引き続きNetApp FASシステムでのスケールアウトプランを採用したという。

 新たに導入したのは、6セット、12ノードのクラスタ構成とした「NetApp FAS8060A」で、5.1PBのデータ容量を確保しつつ、データを完全二重化。さらに、フラッシュを活用したキャッシュソリューションである「Flash Pool」を導入して、I/Oスループットを向上させている。

京都大学化学研究所バイオインフォマティクスセンターのシステム構成図 システム構成図

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