音声入力プログラミング派「変数名は感謝の言葉で」IT用語解説系マンガ:食べ超(109)(4/4 ページ)

» 2017年02月22日 05時00分 公開
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社長「開発環境を音声入力で統一するぞ!」社長「よって諸君にボイストレーニングをしてもらう」荒木さん「ボイ」わたし「トレ?」社長「システムが各人の声をきちんと区別できるように周波数帯を分けて発声してもらうのだ」わたし「ウルトラ無理です」社長「誤入力が生じないように音声入力に特化した完全言語で話してもらう」わたし「超音波の笛で援軍を呼びます」社長「うっホーミーで脳が揺れる」おばあちゃん「どうやらまたヘンなコンサルに丸め込まれたみたいね」社長「エビデンスはあるぞっ!」社長「音声入力を取り入れるだけでほにゃららパーセントの開発時間短縮が!」わたし「本当に数字がほにゃらっらになってるじゃないですか」社長「私は常に開発にロマンを求めているのんだよ」おばあちゃん「ちょっと不思議な音声入力をうっかり導入しちゃった事例を紹介するわよっ」
背景のノイズだけが入力されてしまう事例 おばあちゃん「膨大なオノマトペのビッグデータを参照して臨場感あふれるテキストが入力できたのよ」わたし「機械読み上げで聞きたいですね」音声分析により前歯に青のりが付いていることを付記してくれるタイプ 心の声だけが入力されてしまったケース マルコフ君「オレも音声入力で開発できるようになったっすよ!」わたし「ほう?」マルコフ君「範囲選択」「コピー」「ペースト」(n回繰り返し)マルコフ君「3」わたし「あっ変数入れた」マルコフ君「動いたー!」わたし「入門法としてはアリかもね」社長「やはりこれはイケる!」社長は音声入力で事業計画を書きはじめましたおばあちゃん「言霊信仰みたいなものね」

 裏声で入力するとコンパイルが通りやすくなります。

筆者プロフィール

倉田タカシ

倉田タカシ

イラストレーター、マンガ家、文筆業、Web制作業。

著書「母になる、石の礫【つぶて】で」(早川書房)

河出書房新社『NOVA2』『NOVA10』、東京創元社『量子回廊』に短編を収録。共作Web企画『旅書簡集 ゆきあってしあさって』に参加中。

http://yukiatte.tumblr.com/



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