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» 2017年08月01日 05時00分 UPDATE

「データベーススペシャリスト試験」戦略的学習のススメ(15):SQLで「データ追加/更新/削除」を行う

あの“津崎さん”も保有する難関資格「データベーススペシャリスト」。本企画では、データベーススペシャリスト試験 午前/午後試験対策のための「基礎知識」を抜粋してお届けします。今回は、「SQLでのデータ追加/更新/削除の基礎」を解説します。

[具志堅融, 河科湊,著]

連載目次

ポケットスタディ データベーススペシャリスト [第2版]

書籍の中から有用な技術情報をピックアップして紹介する本シリーズ。今回は、秀和システム発行の書籍ポケットスタディ データベーススペシャリスト [第2版](2015年12月22日発行)』からの抜粋です。

ご注意:本稿は、著者及び出版社の許可を得て、そのまま転載したものです。このため用字用語の統一ルールなどは@ITのそれとは一致しません。あらかじめご了承ください。


※編集部注:前回記事「「相関副問合せ」の見分け方」はこちら

SQLによるデータ追加・更新・削除

出題頻度 午前II:--- 午後I:●-- 午後II:---


 ●--:過去14年間での過去問出題数が1〜9回
 ●●-:過去14年間での過去問出題数が10〜19回
 ●●●:過去14年間での過去問出題数が20回以上


Key Word

INSERT文によるデータ追加処理、UPDATE文によるデータ更新処理、DELETE文によるデータ削除処理


 SQLには、データ定義言語(DDL : Data Definition Language)とデータ操作言語(DML : Data Manipulation Language)の2種類があります。

 ここではデータ操作言語について説明します。

INSERT文によるデータ追加処理

 以下はINSERT文の基本的な使用方法です。表に行を追加します。

構文1 INSERT INTO テーブル名(列名1, 列名2, …)
VALUES(値1, 値2, …)
構文2 INSERT INTO テーブル名(列名1, 列名2, …)
    (SELECT 文)
テーブル名 データを追加するテーブル
列名 データを追加する列名
追加するデータの値
SELECT 文 追加するデータの値(SELECT 文の処理結果を追加する)

 以下のSQL文では、実データの値を用いてデータを追加しています。

INSERT INTO 部門( 部門コード, 部門名, 上席部門コード)
	VALUES( '1300', '第3営業部', '1000')

 以下のSQL文では、下図のようにSELECT文の結果を追加します。

INSERT INTO 部門( 部門コード, 部門名)
	SELECT発注部門コード, 発注部門名 FROM 発注
SELECT文の結果を追加

UPDATE文によるデータ更新処理

 以下はUPDATE文の基本的な使用方法です。表の値を更新します。

構文 UPDATE テーブル名
    SET 列名=値
    WHERE 条件式
テーブル名 データを更新するテーブル
列名 データを更新する列
更新するデータの値
条件式 データを更新する行の条件(省略すると全ての行の値を更新)

 以下の例では、取引先テーブルにおける、取引先名が「A社」である行の、全ての取引先名を「B社」に変更します。

UPDATE 取引先
	SET 取引先名='B社'
	WHERE 取引先名='A社'

DELETE文によるデータ削除処理

 以下はDELETE文の基本的な使用方法です。表の行を削除します。

構文 DELETE FROM テーブル名
   WHERE 条件式
テーブル名 データを削除するテーブル
条件式 データを削除する行の条件

 以下の例では、取引先テーブルにおける、取引先名が「A社」である全ての行を削除しています。

DELETE FROM 取引先
	WHERE 取引先名='A社'

 本分野は実務では非常に良く使いますが、試験では午前・午後ともにあまり出題されません。DMLには「SELECT:検索」に加えて「UPDATE:更新」「INSERT:追加」「DELETE:削除」があると覚えておいて下さい。

書籍紹介

ポケットスタディ データベーススペシャリスト [第2版]

ポケットスタディ データベーススペシャリスト [第2版]

具志堅融、河科湊著
秀和システム 1,500円

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