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» 2017年03月21日 15時00分 UPDATE

“金融機関自ら”のFinTechサービス開発も加速:千葉銀行、自社スマホアプリに「銀行API」を用いた口座照会機能を実装

千葉銀行のスマホアプリに、「銀行API」を利用した新機能が実装された。クラウド型アプリ運営プラットフォーム「Yappli」を用い、銀行APIと連携する。自社アプリ開発のクラウドサービスを活用した銀行API連携はFinTech業界で初の取り組みだという。

[@IT]

 千葉銀行のスマートフォンアプリ「ちばぎんアプリ」に、銀行APIを利用した口座照会機能が追加された。自社アプリでのクラウドサービスを活用した銀行API連携はFinTech業界で初の取り組みだという。

photo 銀行APIを利用した新機能が追加された「ちばぎんアプリ」

 銀行APIとは、外部事業者などに銀行システムへのアクセス権を与え、セキュリティを確保しながらも、外部事業者が顧客の同意に基づいて口座情報などを取得できる仕組み。

 千葉銀行は日立製作所のネットバンキング共同センターサービス「FINEMAX」によるAPI連携サービスを提供しており、ちばぎんアプリではファストメディアのクラウド型アプリ運営プラットフォーム「Yappli」を用いて、クラウド環境に置かれる自社アプリから、銀行API経由で自社システムへの口座照会機能を実装した。ファストメディアが同機能の開発支援を行った。

photo ちばぎんアプリの銀行API利用イメージ

 銀行APIと連携したことにで、同行に口座を持つ個人客は、アプリから4桁のパスコードを入力するだけで残高や入出金明細を確認できるようになる。これまで必要だったネットバンキング契約なしに同サービスを利用できるようになること、そして、自社ネットワーク外にあるクラウド型アプリと銀行システムを連携できることがポイント。銀行APIの利用拡大は提供者側もサービス開発のハードルを下げられることから、サードパーティーによるサービスだけでなく、金融機関自らもFinTech機能を軸にしたさらなる顧客サービスの向上や開発につなげられると期待が寄せられている。

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