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» 2017年06月16日 10時00分 UPDATE

他の製品とどこが違う?:ついに日本上陸! ハイパーコンバージドインフラの本命SimpliVityの魅力を一挙紹介

ハイパーコンバージドインフラの最有力製品「SimpliVity」が、とうとう日本に上陸した。しかも、日本ヒューレット・パッカードの充実したワンストップサポートを受けることができる。この製品はなぜ高い評価を受け、多くの企業に採用されてきたのか。その魅力をまとめて紹介する。

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 ハイパーコンバージドインフラ(HCI)の世界で、市場調査会社から最高ランクの評価を受けてきたSimpliVityが、2017年6月15日にとうとう国内で発売された。ここでは、なぜSimpliVityが高い評価を受け、多数の欧米企業が採用してきたのか、そしてなぜ日本市場に適しているのかを解説する。

 2017年2月の米ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)によるSimpliVityの買収完了を受け、HPE は2017年6月上旬にSimpliVityのソフトウェアを自社サーバに搭載した統合アプライアンスとして「HPE SimpliVity 380」(以下、SimpliVity)を発表。日本ヒューレット・パッカードはいち早く、これを国内市場に投入した。

HPE SimpliVity 380が、とうとう日本で発売となった

 その魅力をまとめて表現すると、次のようになる。

 2ノードといった小規模構成も可能なので、日本に多い中堅・中小企業でも、無理なく導入できる。それでいて容易に拡張でき、ヘビーユースにも耐えられる。また、ストレージの容量効率が非常に高いため、利用規模を問わず実質コストを大幅に節約できる。さらに日常の運用管理で最も重要なデータバックアップおよび災害対策機能を標準搭載。数クリックの容易さで設定でき、リストアは実質的にワンクリックだ。

 つまり、TCO(総所有コスト)削減や、容易な導入および運用管理という、HCIのあるべき姿を体現した製品だからこそ、高い評価を受け、多数の企業が導入している。

 以下では詳しく、SimpliVityの特徴を紹介する。

 日本ヒューレット・パッカードのテクノロジーエバンジェリストである小川大地氏によると、SimpliVityのすごさは、「ストレージが驚異的に優秀であること」、これによって「運用管理まわりが徹底的にユーザー目線になること」、そして「他も含めたIT機器全体をシンプルにできること」の3点にまとめられる。

驚異的に優秀なストレージ

 1つめのストレージの優秀さに関しては、ユニークなハードウェア処理機能が指摘できる。HCI製品のほとんどは、ストレージI/Oに関する全ての処理をソフトウェアで実行している。このため、仮想マシンが増えるとCPUリソースの競合が起こり、パフォーマンスが低下するほか、安定性にも影響を及ぼす。対してSimpliVityは、「ソフトウェアデファインドなストレージ処理を、可能な限りハードウェアで支援する」という設計思想に基づいており、RAIDコントローラとアクセラレータチップを搭載し、これをフルに活用している。

 SimpliVityは、大容量キャッシュを備えたRAIDコントローラで、パフォーマンスを犠牲にすることなく、ノードレベルでの冗長性を高めているところが特長的だ。加えて、ノード間については他製品同様に分散ミラーリングを実行、複数のレプリカによって冗長性をさらに高めている。

 また、FPGAベースのハードウェアアクセラレータを搭載、これにより、CPUパワーを使わずにインラインで重複排除やデータ圧縮の処理を行っている。ハードウェアによる高速化で、I/O性能の劣化やCPUのオーバーヘッドを回避できる。

 インラインでの重複排除/データ圧縮は、書き込み後(「ポストプロセス」とも呼ばれる)の重複排除/データ圧縮と比較し、容量効率の点で有利だ。ポストプロセスでは確保しなければならない作業領域が不要になるからだ。

 さらに、SimpliVityの重複排除では、一般的なストレージやHCIの最大1000倍の精度で重複を判定する。ここまで細かく判定を行うには、膨大なコンピューティングリソースが必要になり、通常は実現が不可能。それを可能にしているのがアクセラレータチップというわけだ。

HPEの従来のハイパーコンバージドインフラは、RAIDコントローラを使っていることが特徴だが、SimpliVityではさらにアクセラレータチップを備え、パフォーマンスと効率性を両立させている

 結果として、容量削減効果は、一般的なHCIが30%程度であるのに対し、SimpliVityでは平均で60〜70%にまで達する。I/O性能の鈍化を理由として、Tier1領域での重複排除/圧縮の利用は非推奨とされるHCI製品もあるなか、SimpliVityは常時オンで、I/O性能を維持したままTier1領域にも適用できる。バックアップ領域も加味すれば、平均で30分の1から40分の1にまで容量を削減する。買収前のSimpliVity社時代は、10分の1の容量削減を保証していたということで、強い自信がうかがえる。

 さらに興味深いのは、重複排除と圧縮を利用することで、I/Oがむしろ高速化するという点だ。重複したブロックの書き込みは行われず、メモリ上でリンクを張るだけで書き込み終了を応答する。昨今話題のインメモリ技術も採用しており、HDDやSSDといった、DRAMに比べて大幅に遅いデバイスへ余分なI/Oが発生しないため、時間もCPU負荷もかからない。

徹底的にユーザー目線の運用機能

 2つめは、徹底したユーザー目線で、製品の開発、販売、サポートが行われていることだ。

真のワンストップサポートを日本全国に提供

 まず、SimpliVityでは仮想化環境の管理で、VMware vSphereの純正ツールである「vSphere Web Client」を意図的に利用している。SimpliVityのアプライアンスおよびストレージの運用管理は、vSphere Web Clientのプラグインからすべて行える形だ。

SimpliVityでは、あえて管理ツールをvSphere Web Clientのプラグインとして提供している

 HCI製品によっては、仮想環境の管理についても独自のコンソールで行うものがある。しかし、独自の管理ツールを使った場合、仮想化ソフトウェアベンダーからはサードパーティ製品とみなされるためにサポート上で問題が生じる。SimpiVityでは、こうした問題を避け、できるだけユーザーに余計な負荷をかけないようにしている。

 また、SimpliVityがHPEにより国内展開されることは、サポート面でさまざまなアドバンテージを生んでいる。

 サーバとストレージの一括サポートは、HCIとしては当たり前だが、HPE がVMwareのOEMパートナーであることから、サーバ仮想化はもちろんのこと、デスクトップ仮想化(「VMware Horizon」)やネットワーク仮想化(「VMware NSX」)ソフトウェアを含めた完全なワンストップサポートを提供できる。

 HPEには、日本全国にまたがる充実したサポート体制がある。国内のどこであっても、安心してSimpliVityを利用可能だ。

 HPEではこれまで自社製品に適用してきた2つの運用代行サービスを、SimpliVityについても無償で提供する。1つは「HPE Insight Remote Support」で、ハードウェア障害が発生すると、HPEのサポートセンターに自動通報する。もう1つは「HPE Insight Online」。全拠点のサーバ構成や現在のヘルス状態、障害履歴、保守情報などをオンラインで一覧でき、確認できる。

市販製品を凌駕するバックアップ/災害対策機能を標準搭載

 「1人情シス」や「0人情シス」で、日常の運用に関して一番困るのはデータバックアップ作業だ。SimpliVityでは、自動バックアップとほぼワンクリックで一瞬にリストアが可能な、本格的データ保護機能を標準搭載し、HCIの日常運用を意識しなくて済むようにしている。

 この機能では、別途ツールを使うことなしに、仮想マシン単位でのバックアップ/リストアができる。従来型のSANストレージにおけるスナップショット作成機能はLUN単位であり、バックアップ先で無駄な容量消費が発生し、時間も掛かるという問題があるが、SimpliVityの場合、これとは無縁だ。また、仮想マシンごとに異なるRTO/RPOにも、的確に対応できる。

 バックアップの設定は、対象の仮想マシンを右クリックし、バックアップを選択する。あとは何分おきにバックアップするか、あるいは何曜日の何時にバックアップを繰り返すかといった、バックアップポリシーを指定するだけだ。リストア作業も、バックアップ履歴から適切な時点のバックアップコピーを選択するだけでいい。

 災害対策(ディザスタリカバリ)の手順もほぼ変わらない。データ複製先として、遠隔拠点にあるSimpliVityを選択すればいい。仮想マシン形式で複製されているため、遠隔拠点のSimpliVity上の仮想マシンを選択するだけで起動できる。

 SimpliVityのデータ保護機能では、上述の重複排除/データ圧縮機能が最大限に生かされている。従って、一般的な業務アプリケーションでは、どれだけ頻繁にバックアップをしたとしても、バックアップ先のストレージ消費量を気にする必要はない。

 このことが、「バックアップ」に対する考え方を根本的に変えてしまう。業務時間内であるかどうかにかかわらず、例えば「全ての仮想マシンを10分単位でバックアップする」といったポリシーを設定し、あとは放っておけばよい。今までのバックアップに関する苦労が、嘘のように消えてなくなる。

究極にシンプルなITインフラ

 3つめは、中小規模向けのインフラとしての使い勝手を高めていることだ。HCIの多くは、ハードウェアの最小構成が3〜4ノードとなっていて、仮想マシンの台数でいえば300台を超えるような規模のシステムになる。しかし、国内の企業システムの多くは、仮想マシン250台程度という規模だ。すなわち、HCIは「スモールスタート」をうたってきたが、国内企業の多くにとってはオーバースペックなのだ。

 これに対し、SimpliVityは2ノード構成から利用できる(冗長性を考慮しなければ1ノードからも提供可能)。搭載CPUコア数が少なければ、CPUコア数課金の各種ソフトウェアライセンス料金を節約できる。中小企業が、スモールスタートして既存のシステム環境をHCIへとリプレースしていくのに、もってこいのインフラなのだ。ちなみにVMware vSphereについては、「vSphere Essentials Plus」という、小規模環境向けのエディションも利用できる。

 HCI製品では必ず、ストレージI/Oの性能確保のため、ノード間で高速な通信が必要となる。SimpliVityでは10Gbpsのイーサネットインタフェースを備えていて、通常は他社のHCI製品と同様、高速ネットワークスイッチを合わせて導入する必要がある。だが、2ノードであれば10Gbps対応ケーブルで相互接続すればよく、高価な10Gbpsスイッチを買わなくて済む、この点からも、スモールスタートに適している。

HPEによるエンハンスでさらに増したSimpliVityの凄み

 こうした3つの優位点は、HPEのこれまでの製品戦略ともきれいに符合するという。小川氏によると、HPEがSimpliVityを買収するに至った背景には、両者の製品に対する考え方の共通点があった。

 「ハードウェアを積極的に活用するという考え方、サポートへの考え方、徹底したユーザー目線。この3つが共通していたことで、買収が障害にならず、むしろ、お互いの効果を高めることにつながると判断されたのです」(小川氏)

 SimpliVityは、HPEのHCI製品群が持つ信頼性や可用性といった価値を受け継ぎながら、新しい価値を提供しようという製品だ。HPE のHCIのポートフォリオは、利用可能なハイパーバイザーと、利用するハードウェアに応じて、7つのカテゴリーが提供される。このうち、SimpliVityは、VMware vSphereに対応した「HCI アプライアンス with HPE SDS」にラインアップされ、「HPE HC380」「HPE HC250」といった既存のHPE のHCI製品と同じカテゴリーに属することになる。正式名称は「HPE SimpliVity 380」だ。

SimpliVityは、ITインフラ運用を、徹底的にシンプル化したいユーザー企業に向けて提供される

 小川氏は、HPEでのHCIの位置づけについて、「究極の可用性やデータ保護機能などについては、SANストレージで引き続き提供していきます。SimpliVityはさらにアグレッシブなニーズに応えるもの。データを保護しながら、もっと機敏にビジネスを展開したい。そのためには、徹底的にシンプルで、ユーザー目線で利用できるHCIが必要です。これがSimpliVityの持つ最大の価値です」と説明する。

 HCIの最有力製品が日本に初上陸するとあって、注目度は日増しに高まっている。実際、ユーザーやパートナーからの熱心な引き合いが絶えない状況だという。HCIのなかでも、中小規模でも導入できる、究極にシンプルなHCIとして、今後の展開に期待が集まる。

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