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» 2017年08月18日 05時00分 UPDATE

Tech TIPS:Windows 10を初期化(リカバリー)する方法

Windows 10を搭載したPCにマルウェアが感染して、駆除が難しいような場合など、Windows 10を初期状態に戻さなければならないことがある。このような場合、Windows 10の[このPCを初期状態に戻す]機能を使うと、簡単に初期状態に戻すことができる。

[小林章彦,デジタルアドバンテージ]
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対象OS:Windows 10


 マルウェアに感染して駆除が難しい場合や、何らかの理由でWindows 10に不具合が発生した場合、パフォーマンスが大幅に低下した場合など、Windows 10を初期状態に戻す(リカバリーする)ことで、これらの不具合を解消できることがある。

 またPCを別の人に譲渡したり、売却したりする際にも、内部のデータを削除してWindows 10を初期状態に戻しておくとよい。

 このような場合、Windows 10の[設定]−[回復]−[このPCを初期状態に戻す]を使って、Windows 10を初期状態に戻せばよい。具体的には、以下の手順で初期化すればよい。

Windows 10を初期化する手順

 Windows 10の[スタート]メニューで[設定]を選択して、[Windowsの設定]画面を開く。

[Windowsの設定]画面 [Windowsの設定]画面

[更新とセキュリティ]の[回復]画面 [更新とセキュリティ]の[回復]画面

初期状態のオプションを選択する 初期状態のオプションを選択する

●個人用ファイルを保持する場合

 ユーザーのデータファイルなどを残す場合は、[オプションを選んでください]画面で[個人用ファイルを保持する]を選択する。個人用のデータファイルは残るが、アプリは削除されるので、必要ならアプリを再インストールする必要がある。

アプリが削除される旨の警告 アプリが削除される旨の警告
個人用のデータファイルは残るが、アプリは削除されるので、必要ならアプリを再インストールすること。

初期状態に戻す準備ができた旨の報告 初期状態に戻す準備ができた旨の報告

●アプリや設定を削除する場合

 他人にPCを譲る場合など、アプリや設定も全て削除したい場合は、[オプションを選んでください]画面で[すべて削除する]を選択する。

 また、[ドライブのクリーニングも実行しますか?]画面で「ドライブのクリーニングを実行する」を選択すると、単にファイルを削除するだけでなく、ディスクの空き領域全体にダミーのデータを書き込む。これにより、ディスク上に残っている削除済みファイルの痕跡を消し、データの復元を困難にする。ただし、クリーニングには時間がかかり、SSDではその仕組み上、SSDの寿命を短くしてしまう可能性がある点には留意したい。

ドライブのクリーニングを実行するかどうかの選択 ドライブのクリーニングを実行するかどうかの選択

初期状態に戻す準備ができた旨の報告 初期状態に戻す準備ができた旨の報告

●Windows 10の再インストール

 いずれの場合も[初期状態に戻す]ボタンをクリックすると、Windows 10の再インストールが行われる。[個人用ファイルを保持する]を選択した場合は、ここで個人用のファイルを除き、アプリなどが消去される。アカウント情報などは残っているため、再インストール完了後には、サインイン画面が表示される。サインイン後、Windows 10の初期設定が開始される。なお、Windows 10のデスクトップには、削除したアプリの一覧がHTMLファイルで保存されている。再インストールやセットアップの参考になる。

 一方、[すべて削除する]を選択した場合は、ここで個人用のファイルやアプリ、設定などの消去が行われる。設定ファイルも全て消去されているため、Windows 10をクリーンインストールした場合と同等の状態になる。再インストール後は、アカウントの設定などから行う必要がある。

Windows 10の再インストール画面 Windows 10の再インストール画面

[個人用ファイルを保持する]を選択した場合の削除したファイル一覧 [個人用ファイルを保持する]を選択した場合の削除したファイル一覧

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