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» 2017年10月19日 05時00分 公開

Tech TIPS:Windows 10で画面の範囲を指定してキャプチャーする

[PrintScrn]キーを使ったキャプチャーでは全画面かウィンドウごとのキャプチャーしかできなかったが、Windows 10のバージョン1703以降では、画面上の長方形領域を指定してキャプチャーすることができる。

[打越浩幸,デジタルアドバンテージ]

対象OS:Windows 10(バージョン1703、Creators Update、ビルド15063、RS2以降)


 社内アプリケーションのマニュアルなどを作成するため、Windows OSで画面をキャプチャーしたいことがあるのではないだろうか。そのような場合、[PrintScrn]キーや[Alt]+[PrintScrn]キーで全画面やアクティブウィンドウをキャプチャーできるのは、ご存じだろう。だがそれ以外にも、特定の領域を指定してキャプチャーすることもできる。本TIPSでは、その方法を解説しよう。

画面データをキャプチャーするには?

 Windows OSで画面をキャプチャーしてクリップボードにコピーしたい場合、通常は次のいずれかの方法を利用する。

  • [PrintScrn]キーを押す→全画面キャプチャー
  • [Alt]+[PrintScrn]キーを押す→アクティブウィンドウのキャプチャー

 Windows 8以降では、キャプチャーした画像をクリップボードにコピーすると共に、OneDriveにも自動的に保存させることもできる。詳しくは以下のTIPSにまとめているので参照していただきたい。

 だがこれ以外にも、特定の画面領域だけを(手動で)選択してクリップボードへコピーしたいこともあるだろう。全画面コピー後に画像処理アプリなどで不要な領域をカットしてもよいが、最初から必要な領域だけをキャプチャーできると便利だ。Windows 10なら簡単に特定の領域だけをキャプチャーすることができる。

特定の領域を指定してキャプチャーする

 Windows 10のバージョン1703(Creators Update、ビルド15063、RS2)以降では、以上の方法に加えて、新しく「領域(長方形)を指定して画面をキャプチャーする方法」が追加されている。操作方法は次の通りである。

  1. [Windows]+[Shift]+[S]キーを押す
  2. 画面全体が白くなるので、キャプチャーしたい領域の左上隅へマウスを移動させる
  3. マウスを左クリックしてからドラッグし、領域の右下でマウスのボタンをリリースする。すると、その領域がクリップボードにキャプチャーされる。ドラッグ中は、キャプチャー対象となる領域の色が変わるので、それでキャプチャー範囲を確認する

 キャプチャーする領域を間違えたり、変更したりしたい場合は、[Esc]キーを押してキャンセルするか、いったんマウスをリリースしてキャプチャー後、また1.からやり直す。

画面上の特定の範囲をキャプチャーする(1) 画面上の特定の範囲をキャプチャーする(1)
[Windows]+[Shift]+[S]キーを押すと画面全体が白くなるので、マウスで領域の左上隅をクリックしてドラッグする。

画面上の特定の範囲をキャプチャーする(2) 画面上の特定の範囲をキャプチャーする(2)
領域の右下隅までドラッグしてから、マウスをリリースすると、その範囲がクリップボードへコピーされる。なおドラッグするポイントは左上隅→右下隅ではなく、領域の対角さえ指定すれば、どうドラッグしてもよい。

クリップボードから貼り付ける クリップボードから貼り付ける
キャプチャーした画像はクリップボードにコピーされているので、画像としてアプリにそのまま貼り付けることができる。これはペイントアプリに[Ctrl]+[V]で貼り付けたところ。

 キャプチャーしたデータはクリップボードにコピーされているので、そのままワープロや画像処理アプリなどに[Ctrl]+[V]で貼り付ければよい。

Office OneNoteでも領域キャプチャーは可能

 Windows 10の該当バージョン以外のシステムを利用している場合は、他の方法でも領域を指定してキャプチャーすることが可能である。そのうちの1つが、Office OneNoteを使う方法である。

 Officeアプリケーションに含まれるOneNoteをインストールすると(Windows 10のUWPアプリのOneNoteではない)、デフォルトではタスクトレイにOneNoteのアイコンが表示される。このアイコンが存在する状態で[Windows]+[Shift]+[S]キーを押すと、上で解説しているのと同じ手順で画面上の特定領域をキャプチャーしてクリップボードにコピーできる(キャプチャー後、OneNoteに保存するか、クリップボードにコピーするかを選択する画面が表示される)。

Snipping Toolsでも領域キャプチャーは可能

 Windows 10以外のOSの場合は、[すべてのプログラム]−[アクセサリ]メニューにある[Snipping Tool]というツールを使うと、領域を指定してのキャプチャーが可能である。このツールの使い方については、以下の記事を参照していただきたい。

 Snipping Toolを起動すると、やはり画面全体が白くなり、領域を指定する状態になる。後はマウスで長方形領域をドラッグして指定すれば、その領域が画像データとしてキャプチャーされ、クリップボードにコピーされる。

 なお[Windows]+[Shift]+[S]キーを押してWindows 10の領域キャプチャー機能を起動すると、内部的には「snippingTool /clip」というコマンドが実行され、キャプチャーするようになっている。この/clipオプションは、Windows 10バージョン1703以降のSnipping Toolsにおける拡張機能である。

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