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» 2017年11月17日 07時00分 公開

Pivotal.IO 2018:ANAシステムズ、ヤフー、NTTデータが、Pivotalの採用について説明

Pivotalジャパンは2017年11月16日、同社イベント「Pivotal.IO 2018」を開催、ANAシステムズ、ヤフー、NTTデータが、Pivotalの製品やサービスを活用した取り組みについて説明した。

[三木泉,@IT]

 Pivotalジャパンは2017年11月16日、同社イベント「Pivotal.IO 2018」を開催、ANAシステムズ、ヤフー、NTTデータが、Pivotalの製品やサービスを活用した取り組みについて説明した。

 Pivotalはアプリケーション開発環境の「Pivotal Cloud Foundry(PCF)」、データ関連プラットフォーム/ミドルウェア、リーン/エクストリームプログラミングのノウハウを伝える「Pivotal Labs」の3本柱で事業を展開している。Pivotalジャパンの正井拓己カントリーマネージャーは、特にソフトウェア開発手法を変革するPivotal Labsと、アプリケーションの開発と運用に専念できるクラウドネイティブな環境であるPCFが、ビジネスのデジタル変革を支えるサイクルを実現していると話した。

Pivotal LabsとPivotal Cloud Foundryで、ビジネスのデジタル化のためのサイクルを実現

 日本では、日産自動車、三菱ふそうトラック・バス、ANAシステムズ、東日本旅客鉄道(JR東日本)、情報通信研究機構(NICT)、ヤフー、ドコモ・システムズ、NTTデータ、TIS、日立ソリューションズ、東芝デジタルソリューションズなどを顧客として紹介、さまざまな業界で同社の製品・サービスが採用されているとしている。

 基調講演ではANAシステムズの代表取締役会長である幸重孝典氏、ヤフーのシステム統括本部プラットフォーム開発本部クラウドプラットフォーム部部長である佐野雄一郎氏、NTTデータ技術開発本部 Agile Professional Centerの市川耕司氏が、それぞれPivotalの製品・サービスの採用について語った。

 ANAシステムズの幸重氏は、航空業界の業界地図が激変していることを説明。航空券販売においてモバイル端末が果たす役割が増大していることから、開発のアジャイル化では、現在モバイルアプリに注力していると話した。同社はPivotal Labsを採用してリーンプログラミングについて学び、顧客の声を即座に取り入れたアプリ開発を進めているという。

 ヤフーはPCFとPivotal Labsを採用している。PCFについては、「10倍開発できること」を目指し、PCFと、同じくPivotalが提供するCI/CDツールである「Concourse」を採用。PCFについては、開発者の脆弱性対応負荷の軽減、自動的なスケーリング、コマンド1つでのデプロイを評価しているという。PCFとConcourseは2017年度に入って全社での本番運用を開始、2017年度末までには10倍のリクエストに対応できるように拡張の予定という。

 また、Pivotal Labsで学んだことを社内に展開することで、受け入れテストの失敗数は大幅に減り、開発のリードタイムも大幅に短縮できたという。

 NTTデータはPCFを採用したクラウドアプリケーション開発環境を構築、これを「Altemista Cloud」と名付けている。同社はAltemista Cloudを、同社が整備を進めている統合開発環境におけるプラットフォーム3アプリケーション開発基盤として利用。ブロックチェーン、IoT、AIなどに関連したミドルウェアの整備を進めている。また、同社の地方銀行向け基幹系アプリケーション「BeSTA」ユーザーが、FinTechを活用したビジネスアイデアを他社との協業で生み出し、実証によってサービスを作り上げていく活動である「BeSTA FinTech Lab」の開発基盤ともなっている。

 NTTデータは11月16日、Pivotalジャパンとビジネスパートナー契約を締結。Altemista Cloudの外販を強化していくという。また、NTTデータグループで1000人規模のクラウドネイティブ技術者を育成するとしている。

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