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» 2018年01月17日 05時00分 公開

Tech TIPS:Windows OSのインストールUSBメモリを作る(Rufus編)

Windows 10では、Microsoftが提供する「Windows 7 USB/DVDダウンロードツール」を使ってWindows 7のインストールUSBメモリを作成できない。そこで、フリーソフトウェアの「Rufus」を使って、Windows 10でインストールUSBメモリを作成する方法を紹介する。

[小林章彦,デジタルアドバンテージ]

対象:Windows 7/8.1/10


 Windows 7のインストールUSBメモリを作成するには、Microsoftが無償で提供している「Windows 7 USB/DVDダウンロードツール(Windows 7 USB/DVD Download Tool:以下、WUDT)」が便利だ。しかし、WUDTを提供しているMicrosoftのWebサイト「CodePlex」は、近日中に閉鎖されることが明らかになっている。そのため、WUDTがダウンロードできなくなる可能性もある。

 またWUDTは、BIOSでなくUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)でインストールされているWindows 8.1/10で実行すると、bootsectが実行できず、起動可能なUSBメモリを作成できない。

Windows 7 USB/DVD Download Toolのエラーメッセージ Windows 7 USB/DVD Download Toolのエラーメッセージ
Windows 10でWindows 7 USB/DVD Download Toolを実行すると、bootsectが実行できないというエラーメッセージが表示される。そのため、起動可能なUSBメモリが作成できない。

 Micorosoftは、Windows 10のインストールUSBメモリを作成するツールとして、「メディア作成ツール(Media Creation Tool)」を提供しており、WUDTをWindows 8.1/10で実行可能にするなどの更新を行い、提供が継続する可能性は低いと思われる(メディア作成ツールについては、Tech TIPS「『メディア作成ツール』をダウンロードしてWindows 10インストール用のUSBメモリを作る」参照のこと)。

 それでもWindows 7に不具合が発生するなどして、再インストールが必要になった場合、インストールUSBメモリを作成したいということもあるだろう。手元にあるWindows 10で、Windows 7のインストールUSBが作れると便利だ。

 このような場合、フリーソフトウェアの「Rufus(ルーファス)」を利用するとよい。Rufusは、OSのイメージファイル(ISOファイル)から起動可能なUSBメモリを作成できる。Windows XP以降のWindows OSの他、さまざまなLinuxにも対応している。本TIPSでは、このRufusを使ってWindows 7のインストール用USBメモリを作成する手順を紹介する。

 まず、Rufus(原稿執筆時点のバージョンは「Rufus 2.18」。ファイルは「rufus-2.18.exe」)を以下のWebサイトからダウンロードしよう。

  • Rufus(rufus.akeo.ie)

 Rufusは、インストール不要で、rufus-<バージョン番号>.exeを実行すると、Rufusの実行画面が表示される。

Rufusの画面 Rufusの画面

 以下の設定を行い、デフォルトでは「FreeDOS」となっているプルダウンリストで「ISOイメージ」を選択し、さらに右側の[ディスク]アイコンをクリックして、書き込みたいISOイメージを選ぶ。また「フォーマット」欄の「ブートディスクを作る」にチェックを入れ、「標準のWindowsインストール」が選択されていることを確認して、[スタート]ボタンを実行すると、USBメモリのデータが消去されるという警告が表示された後、USBメモリへの書き込みが開始される。

項目 設定内容
デバイス 書き込みたいUSBメモリを選択
パーティション構成とターゲットシステムの種類 MBR BIOSまたはUEFIコンピュータ用のパーティション構成
ファイルシステム FAT32またはNTFSUEFIブートさせるなら、FAT32を選択しておくのが無難。一部のUEFIシステムでは、NTFS+UEFIという組み合わせだとブートできないことがある Windows Server 2012 R2以降のServer OSでは、インストール用のWIMイメージファイル(\sources\Install.wim)のサイズが4GBを超えていることがある。その場合はNTFSを選択すること。FATでは4GBを超えるファイルは扱えない
クラスタサイズ FAT32:8192バイトNTFS:4096バイト
新しいボリュームのラベル 任意のラベル名
推奨される設定例

Rufusの「ファイルシステム」の選択肢 Rufusの設定

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