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» 2018年03月07日 15時50分 公開

SD-WANが市場に破壊的な影響を与える可能性:IDC、2017年第4四半期と通年の世界イーサネットスイッチおよびルーター市場、堅調に成長と発表

IDCによると、2017年第4四半期のイーサネットスイッチの世界売上高は、前年同期比3.2%増、ルーターの世界売上高は同2.4%増となった。2017年通年では、イーサネットスイッチは前年比5.4%増の257億ドル超、ルーターは同4.0%増の152億ドルだった。

[@IT]

 IDCは2018年3月5日(米国時間)、2017年第4四半期と通年のイーサネットスイッチおよびルーターの市場動向を発表した。

 2017年第4四半期のイーサネットスイッチ(レイヤー2および3)の世界売上高は、前年同期比3.2%増の69億ドル、企業およびサービスプロバイダー向けルーターの世界売上高は、同2.4%増の40億ドル弱となった。

 2017年通年では、イーサネットスイッチの世界売上高は前年比5.4%増の257億ドル超、ルーターの世界売上高は同4.0%増の152億ドルだった。

 「イーサネットスイッチ市場は、顧客が100ギガビットイーサネット(100GbE)への移行を急ピッチで進める中で、引き続き急速に成熟化している。地域によってパブリッククラウドやプライベートクラウドの普及状況は異なるが、新しいインフラを導入する動きを、イーサネットスイッチメーカー各社が好機として生かそうとしているのは明らかだ」(IDC ネットワークインフラ担当バイスプレジデント ロヒト・メフラ(Rohit Mehra)氏)

イーサネットスイッチメーカー、トップ5の2016年第4四半期〜2017年第4四半期における世界売上高(出典:IDC)

 企業およびサービスプロバイダー向けルーターの世界売上高は、2017年第4四半期に前年同期比2.4%増となり、大規模サービスプロバイダー向けセグメントが1.4%増、企業向けが5.3%増だった。2017年通年の売上高は4.0%伸び、サービスプロバイダー向けセグメントが5.7%増、企業向けセグメントが1.1%減となった。

 今後数四半期のルーター市場は要注目だ。ソフトウェア定義型アーキテクチャの製品がWAN向けに本格的に普及し始め、「SD-WAN」が従来のルーティングやWAN最適化アーキテクチャ、WANトランスポートサービス市場に破壊的な影響を与える可能性があるからだ。

 「イーサネットスイッチ市場は、ネットワークの更新や、急成長しているキャンパスおよびデータセンターセグメントへの投資に支えられ、今後も順調に成長する。企業およびサービスプロバイダー向けルーター市場では、ユーザーが高速クラウド接続を活用しようとしており、ベンダーの勢力図に変化が生じ始めている」(IDC ワールドワイドネットワーキングトラッカー担当 リサーチマネジャー ペトル・ジロフスキー(Petr Jirovsky)氏)

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