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» 2018年03月16日 05時00分 公開

Tech TIPS:Microsoft Edgeに不具合が発生した際に試す6つのこと

Microsoft Edgeに何らかの不具合が発生し、Webページが正しく表示できなくなったり、起動できなくなったりした際に試してみるとよい6つの作業を紹介する。これらによって、Microsoft Edgeが復旧できる可能性がある。

[小林章彦,デジタルアドバンテージ]

対象:Microsoft Edge


 更新プログラムの適用に失敗したり、何らかの不具合が発生したりして、Microsoft Edge(以下、Edge)が起動しなくなったり、Webページが正しく表示できなくなったりすることがある。こうした不具合が起きてしまったら、検索で対応を調べることもままならないので、対処方法を事前に覚えておくとよい。

 ここでは以下の6つの対処方法を紹介する。これらの作業でEdgeが復旧できる可能性があるので、その手順を覚えておこう。

 なお明らかにマルウェアが原因でEdgeが起動しないような場合は、ウイルス対策ソフトウェアでマルウェアを除去する(マルウェアを除去するまで再起動は行わないこと)。大手ウイルス対策ソフトウェアベンダーの体験版や、Malwarebytesなどのフリー版/試用版を利用するのがよいだろう。

1. Windows 10を再起動する

 更新プログラムの適用が完了していない、Windows 10のリソースが不足しているなどの理由で、Edgeが起動できなかったり、挙動がおかしくなったりすることがある。このような場合、Windows 10を再起動してみると、更新プログラムの適用が完了したり、リソース不足が解消されたりして、Edgeが起動できるようになる可能性が高い。

 Windows 10の再起動は、[スタート]メニューの[電源]アイコンをクリックし、[再起動]を選択すればよい。

Windows 10を再起動する Windows 10を再起動する
Windows 10を通常通り再起動することで、Edgeの不具合が解消する可能性がある。

2. 更新プログラムを適用する

 Windows Updateを実行し、最新の更新プログラムを適用したり、デバイスドライバを更新したりすることで、Edgeの不具合が解消され、起動できるようになることがある。Edgeに対する更新プログラムが未適用になっている場合は、それを適用することで不具合が解消される可能性がある。特に、適用した更新プログラムが原因で、不具合が発生している場合は、その不具合を解消するための更新プログラムをインストールすることで解消する可能性がある。

 [スタート]メニューの[歯車(設定)]アイコンをクリックして、[Windowsの設定]画面を開く。ここで[更新とセキュリティ]アイコンをクリックして、[更新とセキュリティ]画面を開き、左ペインで[Windows Update]を選択、右ペインで[更新プログラムのチェック]ボタンをクリックする。更新プログラムがある場合は、自動的に適用が行われるので、インストールが完了するまで待てばよい。その後、再起動などは指示に従うこと。

更新プログラムを適用する 更新プログラムを適用する
更新プログラムに起因する不具合の場合、Edge向けの最新の更新プログラムを適用することで、不具合が解消することもある。

3. Edgeの履歴などを削除する

 Edgeを含むほとんどのWebブラウザでは、閲覧したWebページなどをキャッシュに保存し、表示の高速化を実現している。しかし、キャッシュしたWebページに問題がある場合、それが原因でWebページが正しく表示されないことがある。このような場合、Edgeに保存されているキャッシュや履歴などを削除すればよい。

 Edgeを起動し、アドレスバーの左側にある[…]アイコンをクリックし、メニューを表示する。メニューをスクロールして、一番下の[設定]を選択する。[設定]メニューに切り替わるので、[クリアするデータの選択]ボタンをクリックする。

 [閲覧データのクリア]メニューになるので、ここで削除(クリア)したいデータの項目を選択する(「閲覧の履歴」「Cookieと保存済みのWebサイトデータ」「キャッシュされたデータとファイル」は削除しておくとよい)。

Edgeの履歴などを削除する(1) Edgeの履歴などを削除する(1)
Edgeにキャッシュされているデータが原因で、Webページが正しく表示できなくなることもある。このような場合、キャッシュされているデータを削除(クリア)しよう。[…]アイコンをクリックし、メニューを表示、一番下の[設定]を選択する。
Edgeの履歴などを削除する(1) Edgeの履歴などを削除する(2)
[設定]メニューが表示されたら、中ほどにある[クリアするデータの選択]ボタンをクリックする。
Edgeの履歴などを削除する(3) Edgeの履歴などを削除する(3)
[閲覧データのクリア]メニューが表示されるので、ここで削除したい項目にチェックを入れ、[クリア]ボタンをクリックする。

4. Edgeの設定をリセットする

 キャッシュしたデータなどの影響でEdgeが起動しない場合、「3. Edgeの履歴などを削除する」の方法ではキャッシュデータが削除できない。

 このような場合は、[スタート]メニューの[歯車(設定)]アイコンをクリックして、[Windowsの設定]画面を開く。ここで[アプリ]アイコンをクリックして、[アプリ]画面を開き、左ペインで[アプリと機能]を選択、右ペインの[アプリと機能]欄で[Microsoft Edge]をクリックする。

 「Microsoft Edge」の下にある[詳細オプション]リンクをクリックして、[Microsoft Edge]画面を開く。ここで、[リセット]ボタンをクリックすると、閲覧履歴やCookie、設定などが削除される(「お気に入り」は削除されない)。

Edgeの設定をリセットする(1) Edgeの設定をリセットする(1)
Edgeの設定などが原因で起動できなくなってしまったような場合は、上記の方法では閲覧データなどのクリアが行えないので、[Windowsの設定]からEdgeをリセットする。[スタート]メニュー−[歯車(設定)]アイコンをクリックし、[Windowsの設定]を開き、[アプリ]アイコンをクリックする。
Edgeの設定をリセットする(2) Edgeの設定をリセットする(2)
[アプリ]画面の左ペインで[アプリと機能]を選択し、右ペインのアプリ一覧の中から「Microsoft Edge」を探し、クリックする。[詳細オプション]リンクが表示されるので、これをクリックする。
Edgeの設定をリセットする(3) Edgeの設定をリセットする(3)
[Microsoft Edge]画面が開くので、ここで[リセット]ボタンをクリックする。ボタンをクリックすると、ポップアップで説明が表示されるので、さらに[リセット]ボタンをクリックする。これで、キャッシュされている閲覧データなどが削除される。

5. Edgeを修復する

 更新プログラムの適用失敗などでEdgeに不具合が生じてしまった場合、Edgeを「修復」することで復旧できることがある。

 [スタート]メニューの[歯車(設定)]アイコンをクリックして、[Windowsの設定]画面を開く。ここで[アプリ]アイコンをクリックして、[アプリ]画面を開き、左ペインで[アプリと機能]を選択、右ペインの[アプリと機能]欄で[Microsoft Edge]をクリックする。

 「Microsoft Edge」の下にある[詳細オプション]リンクをクリックして、[Microsoft Edge]画面を開く。ここで、[修復]ボタンをクリックすると、Edgeの修復が実行される。

Edgeを修復する Edgeを修復する
4. Edgeの設定をリセットする」と同じ手順で[Microsoft Edge]画面を開き、[修復]ボタンをクリックする。しばらくすると修復が完了し、[修復]ボタンの右側にチェックマークが付く。これでEdgeの修復が完了する。

6. 復元ポイントで以前の状態に戻す

 更新プログラムの適用などによってEdgeに不具合が生じた場合、復元ポイントを利用して、システムを更新プログラム適用前に戻すことで、復旧できる可能性がある。

 Tech TIPS「Windows 10で復元ポイントを素早く有効化・作成する」を参照し、[システムのプロパティ]ダイアログの[システムの保護]タブを開き、[システムの復元]ボタンをクリックする。

 [システムの復元]ウィザードが起動するので、[選択したイベントの前の状態にコンピューターを復元します。]画面の「他の復元ポイントを表示する]にチェックを入れて、更新プログラム適用前を選択、ウィザードを進めて、再起動を行うと、システムを戻すことができる。

復元ポイントで以前の状態に戻す(1) 復元ポイントで以前の状態に戻す(1)
[システムのプロパティ]ダイアログの[システムの保護]タブを開き、[システムの復元]ボタンをクリックする。
復元ポイントで以前の状態に戻す(1) 復元ポイントで以前の状態に戻す(2)
[システムの復元]ウィザードが起動するので、[次へ]ボタンをクリックして先に進める。
復元ポイントで以前の状態に戻す(3) 復元ポイントで以前の状態に戻す(3)
保存されている復元ポイントの一覧から復元したい復元ポイント(Edgeの不具合発生前)を選択し、[次へ]ボタンをクリックする。
復元ポイントで以前の状態に戻す(1) 復元ポイントで以前の状態に戻す(4)
この画面で[完了]ボタンをクリックすると、システムの復元が行われる。再起動後、指定した復元ポイント時点までシステムファイルの変更が戻される。


 以上の操作を行ってもEdgeが復旧しないような場合は、Windows 10自体の回復や、最悪再インストールが必要になる可能性があるので、事前に復元ポイントを手動で作成しておいたり、システムのバックアップをとっておいたりするとよい。

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