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» 2018年03月29日 05時00分 公開

Tech TIPS:Windows 10で「Windows.old」フォルダを削除してディスクの空き容量を増やす

Windows 10では、春と秋の年2回、大型の更新プログラムが提供される。こうした大型更新プログラムをインストールすると、システムドライブに[Windows.old]フォルダが作成される。このフォルダの容量は大きいので、ディスククリーンアップツールを利用して削除するとよい。

[小林章彦,デジタルアドバンテージ]

対象:Windows 10


 Windows 10では、年に2回(春と秋)、「Creators Update」「Fall Creators Update」といった大型の更新プログラムが提供されることになっている。この更新プログラムをインストールすると、システムドライブに[Windows.old]フォルダが作成され、それ以前のシステムファイルなどがそこにバックアップされる。

 何らかの不具合があった場合、このフォルダから元のバージョンに戻すことができる。ただ通常は、このフォルダが使われることはなく、システムの状況にもよるものの400MB以上の容量が、「ごみ」としてディスクを圧迫し続けることになる。

エクスプローラでシステムドライブを開いたところ エクスプローラでシステムドライブを開いたところ
大型の更新プログラムをインストールすると、[Windows.old]フォルダに以前のシステムファイルがバックアップされる。
[Windows.oldのプロパティ]画面 [Windows.oldのプロパティ]画面
[Windows.old]フォルダのプロパティを見ると、このフォルダの容量が意外と大きいことが分かる。不要ならば、このフォルダを削除することで、ディスクの空き容量を増やすことができる。

 特にディスク容量の小さなノートPCやタブレットでは、[Windows.old]フォルダを削除して、ディスクの空き容量を増やしたいところだろう。そこで、この[Windows.old]フォルダを安全に削除する方法を紹介しよう。なお、このフォルダは、30日ほどで自動削除されるが、それまで待てない、もしくは削除されないといった場合は、ここで紹介する方法で削除すること。

エクスプローラやコマンドでは[Windows.old]フォルダは削除できない?

 単純に[Windows.old]フォルダをエクスプローラで選択して、「削除」を実行すればいいように思えるだろう(同様にコマンドプロンプトで「rd(rmdir) /s /q %SystemDrive%\windows.old」を実行するという手もある)。しかし残念ながら幾つかのファイルが、「アクセスが拒否」で削除できない。

コマンドで[Windows.old]フォルダを削除してみる コマンドで[Windows.old]フォルダを削除してみる
rdコマンドを使って[Windows.old]フォルダを削除しても、幾つかのファイルが「アクセスが拒否されました」と表示され、削除できない。

ディスククリーンアップツールを使って[Windows.old]フォルダを削除する

 [Windows.old]フォルダをきれいに削除するには、ディスククリーンアップツールを利用する。ただ、単にディスククリーンアップツールを実行しただけでは、[Windows.old]フォルダは削除できないので注意したい。

 ディスククリーンアップツールを起動するには、[スタート]メニューの[Windows管理ツール]−[ディスククリーンアップ]を選択する。また、エクスプローラを起動してシステムドライブを右クリックし、[プロパティ]を選択、[ローカルディスクのプロパティ]ダイアログが開いたら、[ディスクのクリーンアップ]を選択してもよい。

 ディスククリーンアップツールが起動したら、画面下側の[システムファイルのクリーンアップ]ボタンをクリックする。再度、ディスククリーンアップツールによるディスクのチェックが行われ、「削除するファイル」の一覧の中に「以前のWindowsのインストール」の項目が追加される。

 この「以前のWindowsのインストール」にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックすれば、[Windows.old]フォルダがきれいに削除できる。

[スタート]メニューからディスククリーンアップツールを起動する [スタート]メニューからディスククリーンアップツールを起動する
[スタート]メニューを開き、[Windows管理ツール]−[ディスククリーンアップ]を選択する。

システムドライブのプロパティからディスククリーンアップツールを起動する(1) システムドライブのプロパティからディスククリーンアップツールを起動する(1)
エクスプローラを起動し、システムドライブを右クリック、メニューで[プロパティ]を選択する。
システムドライブのプロパティからディスククリーンアップツールを起動する(2) システムドライブのプロパティからディスククリーンアップツールを起動する(2)
[ローカルディスクのプロパティ]ダイアログが開いたら、[ディスクのクリーンアップ]ボタンをクリックする。

ディスククリーンアップツールの画面(1) ディスククリーンアップツールの画面(1)
ディスククリーンアップツールを起動したら、[システムファイルのクリーンアップ]ボタンをクリックする。
ディスククリーンアップツールの画面(2) ディスククリーンアップツールの画面(2)
「削除するファイル」にある「以前のWindowsのインストール」にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックすると、[Windows.old]フォルダがきれいに削除される。

 ディスク容量の小さなPCを利用している場合、Windows 10の大型更新プログラムをインストールしたら、ディスククリーンアップを使って[Windows.old]フォルダを削除するとよいだろう。ただしこのフォルダを削除すると、不具合が発生しても、以前のバージョンに戻せないので注意したい。

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