連載
» 2018年06月12日 05時00分 公開

働く価値を上げる“VBA/GAS”術(8):コピー&ペーストの繰り返しから脱却! GASでバラバラのデータを1箇所に集約 (1/3)

1つ1つファイルを開いてコピー&ペースト。バラバラのデータを1箇所に集約することは非常に手間のかかる業務です。今回は、そのような業務を、GAS(Google Apps Script)を使って自動化する方法を紹介します。

[高橋宣成,プランノーツ]

Excel VBAとGAS

 業務で発生するちょっとした面倒くさい業務。特定の操作を繰り返すだけなので、今のままでもいいけど、楽になったらいいなと思うこともあるのではないでしょうか。例えば業務を自動化すると時間が空くため、他の業務に時間を充てたり、残業時間を減らしたりできるかもしれません。

 本連載「働く価値を上げる“VBA/GAS術”」では、業務を効率化する手段として「Microsoft Excel」(マイクロソフトエクセル)で使える「VBA」(Visual Basic for Applications)と「G Suite」の「GAS」(Google Apps Script)の使い方を説明し、よくある業務課題の解決策を紹介します。

Google Apps Scriptで経費精算書のデータを収集するマクロを作る

 前回は、特定のフォルダ内に格納されている経費精算書のExcelファイルから、経費データを取り出して、1つのデータベースにまとめるマクロの作り方を紹介しました。

 今回は、そのマクロのGAS版です。つまり、Googleドライブ内の特定のフォルダに集めた経費精算書のスプレッドシートから、1つのスプレッドシートにデータを集めるスクリプトを作成します。

 これまで連載で紹介したGASの書き方は、以下の記事で詳しく解説しているので、都度ご参照ください。

経費精算書フォーマットとデータ収集の方法

 従業員は毎月、図1のフォーマットのスプレッドシートに経費精算データを入力します。

図1 経費精算書スプレッドシートのフォーマット

 従業員1人につき、1つの経費精算書を作成。それを集めてGoogleドライブの「経費精算書」フォルダに保存します。収集したスプレッドシートデータを、図2のようにスプレッドシート「経費収集」に集約するのが、今回の目標です。

図2 データを集約するスプレッドシート
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