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» 2018年07月25日 12時00分 公開

付属カメラで果物の種類を判定可能:ディープラーニングをFPGAに実装、組み込み向け開発キットをLeapMindが発売

LeapMindは、FPGA開発向けのボードコンピュータ「DE10-Nano」と、サンプルのディープラーニングモデルを含む「DeLTA-Kit」の販売を開始する。組み込み向けの各種学習モデルも提供する。

[@IT]

 LeapMindは2018年7月23日、ディープラーニング導入の検証に役立つ「DeLTA-Kit」の提供を開始すると発表した。同キットは、FPGA(Field Programmable Gate Array)を用いたディープラーニングを実装するために必要なハードウェアをセットにしたもの。これまでは、組み込み向けディープラーニングモデル構築ツール「DeLTA-Lite」のユーザーにのみ提供していたが、今回から一般ユーザー向けにも18万円(税別)で販売する。

 DeLTA-Kitには、FPGA開発向けのボードコンピュータ「DE10-Nano」とUSB接続のカメラや各種ケーブルが含まれる。ディープラーニングモデルのサンプルとして、LeapMindが開発した「フルーツ分類モデル」も付属する。この学習モデルでは、カメラで撮影した野菜や果物の種類や大きさを選別できる。

 さらにDeLTA-Kitでは、同社のWebサイト「Modelite」で公開されるディープラーニング学習モデルも利用できる。食物の異物混入検査やドローンを用いた橋梁(きょうりょう)検査の他、スマート家電への組み込みや監視カメラによる人物検知などに活用可能なディープラーニングモデルを提供する予定だ。

 なお、Modeliteからダウンロードするのではなく、学習用データセットからディープラーニングによって特徴量を抽出し、ユーザー独自の学習済みモデルを作り出すには、DeLTA-Liteの契約が別途必要である。

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