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» 2018年09月19日 05時00分 公開

Google Chrome完全ガイド:Google Chromeでアカウント登録時のパスワードを自動生成する

Google Chromeバージョン69から、Webサービスなどのログインアカウント登録時にパスワードを自動生成できるようになりました。その使い方と注意点を説明します。

[島田広道,デジタルアドバンテージ]
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連載目次

 ログインが必要なWebサイト(Webサービス)では、多くの場合、ユーザー名とパスワードを登録する必要があります。その際、同じユーザー名/パスワードの組み合わせを複数のWebサイトで使い回すのはお勧めできません。万一、あるWebサイトからユーザー名/パスワードが漏えいすると、他のWebサイトでもそのユーザー名/パスワードの組み合わせによるログインが実行されてしまい、被害が大幅に拡大する可能性があるからです。

 かといってWebサイトごとにパスワードを別々にするとなると、アカウント登録時にいちいちパスワードを作る必要があり、面倒です。またユーザー名/パスワードの組み合わせを忘れてしまい、ログインできなくなることもあります。

 こうした問題に対してGoogle Chrome(以下、Chromeと略)のバージョン69から、このパスワードを自動生成する機能が搭載されました。本稿では、その使い方と注意点を説明します。

Googleアカウントへのログインが必須

 Chromeのパスワード自動生成機能を利用するには、事前にGoogleアカウントでログインしておく必要があります(未ログインだと、パスワード生成が行われません)。自動生成されたパスワードはインターネットを介して、クラウドにあるGoogleアカウントのストレージに保存されます。

 もし複数の端末間でChromeの同期をしている場合は、その同期用のGoogleアカウントでログインしておけば、自動生成されたパスワードも端末間で同期されます。

 同期する各端末のChromeはVer.69以降の最新版に更新しておきましょう。

Webページのアカウント登録時にパスワードを自動生成する

 まずChromeで何らかのアカウント登録ページを開いたら、パスワード入力欄をクリックしてフォーカスを移してみましょう。Chromeが自動的にパスワードを生成して、パスワード欄のすぐ下にその候補を表示します。

 もし候補が表示されない場合は、パスワード入力欄を右クリックしてコンテキストメニューを開き、[パスワードを生成]をクリックします。

 パスワード候補が表示されたら、それをクリックするとパスワード欄に自動で記入されます。

 以下では、アイティメディアIDを例に説明します。

Chromeで、Webページのアカウント登録時にパスワードを自動生成する(1/4) Chromeで、Webページのアカウント登録時にパスワードを自動生成する(1/4)
Chromeで、Webページのアカウント登録時にパスワードを自動生成する(2/4) Chromeで、Webページのアカウント登録時にパスワードを自動生成する(2/4)
パスワード候補は伏せ字にならずそのまま露出するので、背後の誰かにのぞかれないように注意しましょう。
Chromeで、Webページのアカウント登録時にパスワードを自動生成する(3/4) Chromeで、Webページのアカウント登録時にパスワードを自動生成する(3/4)
このとき(確認用ではない方の)パスワード欄をクリックすると、自動で生成・記入されたパスワードの伏せ字が解かれ、その内容が露出します。それを選択してクリップボードにコピーできます。
Chromeで、Webページのアカウント登録時にパスワードを自動生成する(4/4) Chromeで、Webページのアカウント登録時にパスワードを自動生成する(4/4)

 パスワードを記入したページから次のページへ移ると、自動記入されたパスワードがログイン中のGoogleアカウントに保存されます。

 アカウント登録ページの作りによっては、上記の手順だけだとパスワードだけ記録され、ユーザー名(ID)が保存されないことがあります。その場合は、以下のようにログインページでユーザー名を指定するとパスワードと一緒に保存されます。

未入力のユーザー名(ID)を補完する(1/2) 未入力のユーザー名(ID)を補完する(1/2)
未入力のユーザー名(ID)を補完する(2/2) 未入力のユーザー名(ID)を補完する(2/2)

生成されるパスワードは最長15文字の英数字

 執筆時点で筆者が調べた限りでは、自動生成されるパスワードは基本的に英数字で15文字に限られるようです。ただし、それより最大文字数が少ないWebサイトの場合、自動的にその最大文字数で生成・表示されることもあります(15文字でパスワードが生成されてしまう場合もあります。アカウント登録ページのフォームの設計によって挙動が異なるようです)。

 いまのところ、記号を含めたり文字数を変えたりすることはできません。記号を含めたパスワードが要求されるようなWebサイトでは、従来と同様に専用のパスワード管理ツールを利用する必要があります。

ログインページでユーザー名/パスワードをChromeに自動記入させる

 以上の手順でユーザー名とパスワードの組み合わせを保存したら、あとはログインページを開くだけで、自動的にユーザー名/パスワードの欄に自動で記入されます。

 単一のログインページに対して複数のアカウントを保存した場合は、ユーザー名またはパスワード欄にフォーカスを移すと、アカウント一覧が表示されます。1つ選んでクリックすると、そのユーザー名/パスワードが自動的に記入されます。

複数のアカウントから選択してログインする(Windows OS版Chrome) 複数のアカウントから選択してログインする(Windows OS版Chrome)

 iOS(iPhone)版Chromeの場合、ユーザー名またはパスワード欄をタップして表示されるソフトウェアキーボードの上端にアカウント候補欄が表示されます。これを左右にスライドすると各アカウントが現れるので、1つ選んでタップすると、各欄に自動記入されます。

複数のアカウントから選択してログインする(iOS版Chrome) 複数のアカウントから選択してログインする(iOS版Chrome)

 Android OS版Chromeの場合、Windows版Chromeと同様に、ユーザー名またはパスワード欄をタップするとアカウント候補の一覧が表示されます。そこから1つ選択してタップすると、各欄に自動記入されます。

複数のアカウントから選択してログインする(Android OS版Chrome) 複数のアカウントから選択してログインする(Android OS版Chrome)

保存されたパスワードを編集または削除するには

 Googleアカウントに保存されたパスワードを編集したり削除したりするには、次のGoogleの管理ページを開きます。

 必ずGoogleアカウントでの認証が求められるので、パスワード生成・保存時にログインしていたGoogleアカウントを指定してください。

 このページの操作方法については、「Chromeに蓄えられた閲覧履歴やパスワードを消去・削除する」を参照してください。

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