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» 2018年10月22日 05時00分 公開

Tech TIPS:Microsoft Edgeに保存されているWebサイトのIDとパスワードの情報を確認する

パスワードを忘れても大丈夫? 実はWebブラウザに保存されているパスワードは簡単に確認できる。Microsoft Edgeで保存したパスワードを管理する方法を紹介する。

[小林章彦,デジタルアドバンテージ]
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対象:Microsoft Edge


 さまざまなWebサイトのサービスを利用する際、認証のためにIDとパスワードの入力が求められることがある。このようなWebサイトでも、Microsoft Edge(以下、Edge)の「オートフィル機能」を有効にしておけば(デフォルトで有効)、入力したIDとパスワードが保存され、次回は自動的に入力される。

Edgeにパスワードを保存する Edgeにパスワードを保存する
Edgeではデフォルトでパスワードを保存する設定となっている。ID/パスワードが要求されるWebサイトでパスワードを入力すると、このように「パスワードを保存しますか?」と聞かれる。ここで[はい]ボタンをクリックすると、Edgeにパスワードが保存され、以後は自動的に入力されるようになる。

 ただ、いつもこのオートフィル機能に頼っていると、ついついパスワードを忘れてしまいがちだ。Webサイトのページ構成が変更されてしまうと、オートフィル機能が働かず、IDとパスワードの入力を求められることになる。ところが、そうしたWebサイトに限って、IDとパスワードを忘れており、パスワードの再発行を依頼するなどしなければならなくなる。

 このよう場合、Edgeのオートフィル機能で保存されたIDとパスワード情報を確認すればよい。ここでは、オートフィル機能で保存されているIDとパスワード情報を確認する方法や、IDとパスワード情報を削除する方法を紹介する。他のブラウザについては以下のTIPSを参照してほしい。

Edgeにパスワードが保存されているか確認する

 Edgeを起動し、画面右上の[…(設定)]ボタンをクリックし、表示されたメニューから[設定]を選択する。

 Windows 10 April 2018 Update(バージョン1803)の場合、[設定]画面に切り替わるので、メニューをスクロールして[詳細設定を表示]ボタンをクリックすると、[詳細設定]画面に切り替わる。ここで、「オートフィルの設定」の下にある「パスワードを保存する」のスイッチが「オン」になっていることを確認する(ここが「オフ」の場合、パスワードは保存されない)。

 Windows 10 October 2018 Update(バージョン1809)の場合、メニュー構成が変更になっており、[設定]画面の左側にアイコンが表示されるので、ここで[鍵(パスワード&オートフィル)]アイコンをクリックすると、[パスワード&オートフィル]画面が表示される。ここで、「パスワード」の下にある「パスワードを保存する」のスイッチが「オン」になっていることを確認する(ここが「オフ」の場合、パスワードは保存されない)。

 どちらの場合も、スイッチの下にある[パスワードの管理]ボタンをクリックすると、パスワードが保存されているWebサイトとIDが一覧表示される。ここに目的のWebサイトがない場合は、Edgeでパスワードが保存されていない。また、パスワードが保存されているサイト名部分をダブルクリックすると、WebサイトのURLやユーザー名(ID)、パスワードが「●●●●●」で表示される。「●」の数でパスワードの文字数が分かるので、それをヒントにパスワードを類推することは可能だ。

Windows 10 April 2018 Updateでパスワードが保存されているか確認する(1) Windows 10 April 2018 Updateでパスワードが保存されているか確認する(1)
Edgeを起動し、[…(設定)]ボタンをクリックする。表示されたメニューから[設定]を選択する。
Windows 10 April 2018 Updateでパスワードが保存されているか確認する(2) Windows 10 April 2018 Updateでパスワードが保存されているか確認する(2)
[設定]画面をスクロールして、[詳細設定を表示]ボタンをクリックする。
Windows 10 April 2018 Updateでパスワードが保存されているか確認する(3) Windows 10 April 2018 Updateでパスワードが保存されているか確認する(3)
「オートフィルの設定」の「パスワードを保存する」のスイッチが「オン」になっていたらパスワードが保存される。[パスワードの管理]ボタンをクリックすると、保存されているIDとパスワードの一覧が表示される。
Windows 10 April 2018 Updateでパスワードが保存されているか確認する(4) Windows 10 April 2018 Updateでパスワードが保存されているか確認する(4)
[パスワードの管理]画面に、パスワードが保存されているWebサイトとIDの一覧が表示される。
Windows 10 April 2018 Updateでパスワードが保存されているか確認する(5) Windows 10 April 2018 Updateでパスワードが保存されているか確認する(5)
保存したWebサイトのURLやID(ユーザー名)、パスワードが表示される。ただし、パスワードは「●」で示され、文字を確認することはできない(保存しているパスワードの変更は可能)。

Windows 10 October 2018 Updateでパスワードが保存されているか確認する Windows 10 October 2018 Updateでパスワードが保存されているか確認する
Windows 10 October 2018 Updateの場合は[設定]の構成が変更になっており、左側にメニューアイコンが表示されるようになった。ここの[鍵(パスワード&オートフィル)]アイコンをクリックすると、[パスワード&オートフィル]画面が表示される。

保存されているIDとパスワードを確認する

 残念ながら、Edgeの「パスワードの管理」画面ではWebサイトに登録したIDは分かるものの、パスワードを確認することができない。Edgeで保存したパスワードを確認するには、[コントロールパネル]の[ユーザーアカウント]カテゴリーの下にある[資格情報マネージャー]を開く必要がある([コントロールパネル]を開くには、TIPS「Windows 10で素早くコントロールパネルを開く方法」参照のこと)。

 [資格情報マネージャー]画面を開くと、[Web資格情報]タブにEdgeで保存したWebサイトのURLとIDが一覧表示される。ここでパスワードを確認したいURLを選択し、右側に表示された[V]ボタンをクリックする。

 Webサイトの情報やユーザー名(ID)などの詳しい情報が表示される。パスワードは「・・・・・」で表示されているものの、右側の[表示]リンクをクリックし、資格情報(Windows 10のサインインアカウントとパスワード)を入力すると、パスワードが表示される。

 残念ながら表示されたパスワードは選択・コピーができないので、別途、メモするなどして、Edgeで入力すること。

IDとパスワードを確認する(1) IDとパスワードを確認する(1)
[コントロールパネル]−[資格情報マネージャー]を開くと、Edgeでパスワードを保存したWebサイトの一覧が表示される。
IDとパスワードを確認する(2) IDとパスワードを確認する(2)
Webサイト名の右端の[V]ボタンをクリックすると、詳細が確認できる。
IDとパスワードを確認する(3) IDとパスワードを確認する(3)
パスワードを確認したい場合は、「パスワード:」の右側にある[表示]リンクをクリックすると、[Windowsセキュリティ]ダイアログが表示されるので、ここでWindows 10のサインインアカウントとパスワードを入力する。
IDとパスワードを確認する(4) IDとパスワードを確認する(4)
パスワードのマスクが解除され、文字で表示される。

全てのパスワードを消去する

 共有PCなどで誤ってパスワードを保存してしまった場合、悪用されてしまう危険性があるので、全て消去しておきたい。

 Edgeを起動し、画面右上の[…(設定)]ボタンをクリックし、表示されたメニューから[設定]を選択、「閲覧データのクリア」の下にある[クリアするデータの選択]ボタンをクリックする。「閲覧データのクリア」画面が表示されるので、ここで「パスワード」にチェックを入れて、[クリア]ボタンをクリックすると、保存した全てのパスワードが消去される。

全てのパスワードを消去する(1) 全てのパスワードを消去する(1)
[…(設定)]ボタンをクリックし、表示されたメニューから[設定]を選択、「閲覧データのクリア」の下にある[クリアするデータの選択]ボタンをクリックする。
全てのパスワードを消去する(2) 全てのパスワードを消去する(2)
[閲覧データのクリア]画面で、「パスワード」にチェックを入れ(他の項目のチェックは外してもよい)、[クリア]ボタンをクリックする。これで、パスワードが全て消去される。

パスワードを個別に削除する

 特定のWebサイトのパスワードを消去したい場合、Edgeを起動し、[…(設定)]−[設定]−[詳細設定を表示]−[パスワードの管理]ボタンを順番にクリックし、「パスワードの管理」画面を開く。パスワードが保存されているWebサイトとIDの一覧が表示されるので、削除したいWebサイトにマウスをホバー(マウスを重ねて)し、表示された[×]ボタンをクリックすればよい。

 また、[コントロールパネル]−[資格情報マネージャー]を開き、[Web資格情報]タブにEdgeで保存したWebサイトのURLとIDが一覧表示される。ここでパスワードを削除したいURLを選択し、右側に表示された[V]ボタンをクリックする。詳しい情報の下に[削除]リンクが表示されるので、ここをクリックすればよい。

[資格情報マネージャー]画面でパスワードを個別に削除する [資格情報マネージャー]画面でパスワードを個別に削除する
[資格情報マネージャー]を開き、削除したいWebサイトの詳細情報の[削除]リンクをクリックすると、そのWebサイトのパスワードなどが消去される。

Edgeでパスワードを個別に削除する Edgeでパスワードを個別に削除する
Edgeの[…(設定)]−[設定]−[詳細設定を表示]−[パスワードの管理]ボタンを順番にクリックし、「パスワードの管理」画面を開く。パスワードが保存されているWebサイトとIDの一覧が表示されるので、削除したいWebサイトにマウスをホバー(マウスを重ねて)し、表示された[×]ボタンをクリックする。

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