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» 2018年11月28日 10時00分 公開

グローバルの知見×先端テクノロジーを駆使する実行力:SAP S/4HANAと「顧客の業務、ニーズ」を知り抜いたエキスパートたちの挑戦

通常なら年単位かかる製品企画から市場投入までの期間を数週間に短縮したい。達成へ向け鍵となる打ち手の一つとして、グローバルに散らばるデータをリアルタイムに吸い上げるシステムを構築、導入してほしい――しかも1年強で――かつてないほどのスピード感と複雑さが求められるこの要望に“主体的”に立ち向かうチームがいる。

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ビッグプロジェクトを成功に導くためのグローバルなチーム編成

 ワールドワイドに展開する大手ファッション企業が「サプライチェーンを効率化し、製品の市場展開までの所要期間を大幅に短縮したい」という大きなチャレンジに直面していた。

 そのチャレンジを乗り越える支援のために「アクセンチュア」が担ったのは、日本国内のみならず、欧米、アジアにまたがる世界中の拠点のさまざまな実務データ管理のリアルタイム化。これにより、「データから得られる知見を生かしてニーズに応じた生産、販売計画を素早く立てる」という、サプライチェーン効率化の土台を築くことができる。

 しかも、構築のスケジュールが限られており、「1年半で各国拠点への導入、実運用までこぎ着けなければならない」という、とても厳しいものだった。

 アクセンチュアは、規模の大きさと複雑性から「SAPが適している」と判断。同プロジェクトのために、ファッション企業のプロジェクトを多く手掛けるアクセンチュア イタリアからファッション企業への導入経験の豊富なSAP専門家数十人が、遠隔で、もしくは来日して参画し、一大プロジェクトがスタートした。

アクセンチュア テクノロジー コンサルティング本部 SAPビジネスインテグレーショングループ シニア・マネジャー 阿比留泰生氏

 「導入プロジェクトに求められる領域の専門家を世界中から集め、スピード感を持ってダイナミックに大規模プロジェクトを編成するのも、アクセンチュアならではないかと思います」と話すのは、同プロジェクトのメンバー、SAPビジネスインテグレーショングループ シニア・マネジャーの阿比留泰生氏だ。

 同じくプロジェクトメンバーの遠藤陸氏は、財務会計モジュールを担当。コーディングはアクセンチュア フィリピンのチームが担当するため、プロジェクト期間中に何度もフィリピンに足を運んだ。

 システムは、日本で構築、最初に導入、次いでアジア諸国と米国に、その後EU諸国に展開していった。

 同プロジェクトは次世代ERP「SAP S/4HANA」を活用。基盤部分でも、最新技術を積極的に取り入れていったという。基盤を担当した阿比留氏いわく「新しい技術はうまく導入するのが難しく、躊躇(ちゅうちょ)するケースも多いと聞きます。ここにあえて挑戦することにアクセンチュアの強みがあり、グローバルの専門家と連携しながら進めていけました」とのこと。

 「フルモジュールでの導入で、かつ売上も大きくトランザクション数もかなり多い。それを問題なく処理できるパフォーマンスを出さなくてはならない。また、お客さまが重要視したスピード感も大事にしました。アクセンチュアには、お客さまにとってのベストを常に考え抜くカルチャーがあります。難しいプロジェクトでしたが、お客さまの期待も大きかった。そんな中、現場を大事にし、厳しい局面では一緒に戦ってくれるリーダー、そしてグローバルのメンバーの支援もあり、無事予定通り大規模なシステムの稼働にこぎ着けました」(阿比留氏)

 阿比留氏と遠藤氏は、中途採用でアクセンチュアに転職。SAPのITコンサルタントとして、仕事の幅を広げ専門性を磨き続けているという。2人はどんなキャリアパスを歩み、アクセンチュアでどんな仕事をしてきたのだろうか。

 その前に、アクセンチュアにおけるSAPスペシャリストの仕事を見てみよう。

 コンサルティング会社と聞くと「コンサルティングだけを行い、後は外部のソフトウェア会社に発注」というイメージを持つ人が多いかもしれない。しかしアクセンチュアは違う。

 同社では、ストラテジー、コンサルティング、デジタル、テクノロジー、オペレーションズの5つの領域でサービスを提供しており、コンサルティングのみならず、実現段階である開発や運用まで全ての領域の専門家がいる。

 阿比留氏と遠藤氏は共に、「テクノロジー」を担当し、ITコンサルとデリバリーの部分を担う「テクノロジー コンサルティング本部」に所属している。その中でもSAPソリューションを専門に扱うSAPスペシャリストは大きく、ITコンサルティング担当と、デリバリーを担当するエンジニアのグループに分かれている。

 さらに技術領域ごとに複数のドメイン(担当)に分かれており、阿比留氏は基盤系を、遠藤氏は財務会計系モジュールを担当している。プロジェクトの内容に応じて、各ドメインからメンバーが集められ構築に臨むという。

キャリアを広げ、やりたいことを追求できる環境が魅力

 阿比留氏は、2004年に新卒で日系の中堅SIerに入社したものの、導入後のSAPの運用業務が中心だった。「お客さまと共にシステムを作り上げていく仕事がしたい」と希望し、2006年にSAP領域のITコンサルタントとしてアクセンチュアに転職した。

 「協力会社としてプロジェクトに参画していたため、責任範囲が限定的だったというのが、転職理由の一つです。直接お客さまと接し、運用だけでなく、構築に関わりたいという強い思いがありました」(阿比留氏)

 とはいえ、運用から構築への転換は容易ではなかった。アクセンチュアに転職後、いきなり構築のチームリーダーを任されたため、分からないことが多かった。面識のない社内の専門家に、主体的に上司のつてを頼ってコンタクトをとり、詳しいアドバイスや成果物のサンプルの共有などのサポートを得て、どうにかプロジェクトを成功させた。

 この壁を乗り切ったことで、「主体的に動く」というマインドセットが身に付いた。

 「アクセンチュアでは、自らの意思を口に出して伝えていくことが大事です。自分のチームのみならず、全体を俯瞰して進言することを求められます。それは若手でもベテランでも変わりません」(阿比留氏)

 そうして一つずつスキルや経験を積み上げながら、前職時代に運用で養った知識や経験を生かし、基盤系の構築を担当。クラウドなどの最新技術にも触れながら、活躍の領域を広げてきた。今はシニア・マネジャーとして、SAP領域をけん引。プロジェクトでは、アプリケーションアーキテクチャに踏み込み、全体のシステムパフォーマンスを上げるところまで支援している。

アクセンチュア テクノロジー コンサルティング本部 SAPビジネスインテグレーショングループ 遠藤陸氏

 一方の遠藤氏は、2014年に新卒で外資系大手SIerに入社した。SAPの導入に携わるものの、学生時代から興味のあった会計ではなく、生産管理、販売管理のモジュールを手掛けることになる。

 「配属の希望は出したのですが、当時、会計のエンジニアは足りており、一時的に別モジュールの担当になりました。ABAPのコーディングをしながら、会計モジュールが担当できるまで待とうと考えました」(遠藤氏)

 ただその間も「会計を手掛けたい」との思いは途切れず、そんな中縁があって2017年にアクセンチュアに転職した。

 「アクセンチュアであれば、先端テクノロジーにも関わり、SAP財務会計コンサルとしてキャリアを構築できそうというのもありました」(遠藤氏)

 転職後は、希望が通り、財務会計系のモジュールを担当するドメインに配属された。しかも、コンサル業務が中心となった現在でもコードを書く機会があるという。

 「もともと私はSAP領域のエンジニアとして入社したので、ABAPのコーディングも仕事のうちでした。財務領域のビジネスをもっと掘り下げたいとITコンサルタント側に異動した現在も、頻度こそ減ったものの、コーディングの機会はあります。スキルレベルが落ちないように、普段から趣味でコーディングしています(笑)」(遠藤氏)

 また、入社当初はハードワークを心配した部分もあったが、業務上の波はあっても早く帰るときは帰れるので、メリハリをもって働けていると感じている。

 それぞれが、目指す領域は異なるものの、同社に転職したことでSAPエキスパートとして思い通りのキャリアを築き上げていることがよく分かる。

 仕事内容だけではない。「アクセンチュアに入社してから主体的にものごとを進めるようになりました」(阿比留氏)、「自分がメキメキ成長していることを実感できるのが、うれしくてたまらない」(遠藤氏)と言うように、仕事にとどまらず日常のマインドそのものも変わったようだ。主体的に生きるようになってからは、自分の選択の結果を後悔しないようになり、毎日が充実しているという。時間の使い方も主体的に考えるようになったからか「疲れにくくなりました」、と遠藤氏はにこやかに話した。

ITコンサルタント、エンジニアのキャリア形成

テクノロジーを強みとするITコンサルタントやエンジニアがキャリア形成を考えるとき、譲れないポイントが誰にでもあるはず。2人にとってのポイントをまとめてみた。

1.エキスパートとしての市場価値を高められるか

グローバルな案件が多ければ必然的に語学力の向上を求められる、大規模案件が多ければ責任の範囲が増える、最先端の技術を活用できるなど、転職先の会社が扱う案件の種類や規模によって伸ばせるスキルは変化する。自分の経験とスキルを少し上回る役割を任せてくれるかということは、成長を求めるなら重要な検討事項だ。

2.中途入社社員でも活躍できる環境が整っているか

経験がある分野での転職であっても、新しい環境に慣れることへの負担は大きい。周囲からの中途入社者へのサポートや、トレーニングの提供の有無、参考にできる各種事例へのアクセスのしやすさ、多様な働き方を支えるさまざまなITツールの有無など、スムーズな適応を支援する仕組みが全社的に整えられていれば、それまでの経験とスキルを生かしてすぐに活躍できるチャンスが広がる。

3.優秀な仲間と働けるか

周囲にモチベーションが高く、勉強熱心な同僚がいるかどうかも仕事環境に大きな影響を及ぼす。お互いに学び合い、切磋琢磨し合うことで、高い目標を設定し、成長のスピードを加速させられる。


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写真:くろださくらこ

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提供:アクセンチュア株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT自分戦略研究所 編集部/掲載内容有効期限:2018年12月27日

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