VS Codeのコマンドラインオプション:拡張機能編Visual Studio Code TIPS

VS Codeをコマンドラインから起動する場合にはコマンドラインオプションを指定可能だ。その中から拡張機能に関連するものを幾つか紹介する。

» 2018年12月28日 05時00分 公開
[かわさきしんじInsider.NET編集部]

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連載「Visual Studio Code TIPS」

 Visual Studio Code(以下、VS Code)はコマンドラインから「code」コマンドでも起動できる。このときにはコマンドラインオプションを指定可能だ。本稿では、それらのうちの拡張機能に関連するものを幾つか紹介する。VS Codeの起動時に指定する一般的なオプションについては「VS Codeのコマンドラインオプション:起動編」を参照されたい。

 なお、ここで紹介するコマンドラインオプションは、拡張機能を無効化してVS Codeを起動するオプションを除けば、拡張機能をインストール/アンインストール/一覧するものであり、VS Codeウィンドウを開かずに終了する。

オプション 機能
--install-extension <ext> <ext>で指定した拡張機能をインストールする。
既にインストールされている拡張機能を更新する場合には、--force
を同時に指定する
「識別子@X.Y.Z」形式で特定のバージョンの拡張機能も指定可能
(--forceオプションを指定しなくても強制的にそのバージョンが
インストールされる)
--uninstall-extension <ext> <ext>で指定した拡張機能をアンインストールする
--disable-extension <ext>
--disable-extensions
<ext>で指定した拡張機能または全ての拡張機能を無効化して
VS Codeを起動する
--list-extensions VS Codeにインストール済みの拡張機能を一覧表示する。
--show-versionsを同時に指定すると、拡張機能のバージョンも表示
される
VS Codeの拡張機能に関連するコマンドラインオプション

 以下では幾つかのコマンドラインについて、もう少し詳しく説明する。ただし、その前に簡単にcodeコマンドについてまとめておこう。

  • カレントディレクトリをVS Codeで開く:「code .」コマンドを実行
  • 指定したファイルをVS Codeで開く:「code <filename>」コマンドを実行
  • 以前に開いていたセッションを復元してVS Codeを起動する:「code」コマンドを実行

 なお、macOSではコマンドパレットから[シェル コマンド: PATH 内に 'code' コマンドをインストールします]コマンドを実行しておく必要がある。

[シェル コマンド: PATH 内に 'code' コマンドをインストールします]コマンド [シェル コマンド: PATH 内に 'code' コマンドをインストールします]コマンド

--install-extension:拡張機能をインストール/更新

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