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元ガンズのスラッシュ氏開催の「Slashathon」、優勝アプリ決まるギターの腕ならぬアプリケーション開発の腕を競う

米大物ギタリストのスラッシュ氏が「Slashathon」(スラッシャソン)を開催。携帯電話からいつでも、どこからでもビデオを制作できるアプリケーションが優勝した。

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 ロックバンド「Guns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)」の元メンバーでギタリストのスラッシュ(Slash、本名ソール・ハドソン氏)が主催する「Slashathon」(スラッシャソン)が2014年3月12日、アートイベント「SXSW 2014」で開かれた(関連記事:元ガンズのギタリスト、スラッシュ氏が「Slashathon」を開催)。

 SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)は、音楽と映画、インタラクティブイベントを組み合わせた毎年恒例のアートの祭典。

 「Slashathon」は“音楽にフォーカスした初のハッカソン”と銘打って、米テキサス州オースティンの工場を舞台に開催された。参加者はチームを組み、アーティストのアルバム販促に使うためのアプリケーション開発の腕を競った。

 開発したアプリケーションは審査員の前でプレゼンテーションを行って披露。審査員はスラッシュ氏本人のほか、Bitorrent開発者のブラム・コーエン氏、元マイクロソフトのロバート・スコーブル氏が務めた。

 審査の結果、携帯電話からいつでも、どこからでも新アルバムを宣伝するためのロックビデオを30秒以内に制作できる「Slash TV」が優勝した。

 2位の「Pretune」は、新曲を宣伝する時間がないアーティストのために自動的に宣伝をしてくれるアプリケーション。3位の「Crowdroar」は、初めて披露する曲に対するファンの反応を「Google Glass」にリアルタイムで表示できるアプリケーションだった。

 入賞者にはスラッシュ氏のサイン入りギブソン製ギターや賞金1000米ドルなどが贈呈され、受賞作品は2014年初秋にリリースが予定されているスラッシュ氏のニューアルバムのリリース時に使われる。

 スラッシュ氏は「最初のSlashathonに参加してくれた開発者のみんなに感謝する。何もかもが素晴らしかった。これが毎年恒例のイベントになるのが楽しみだ」とコメントしている。

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審査員を務めたスラッシュ氏(写真中央)とBitorrentのコーエン氏(写真左)、元マイクロソフトのスコーブル氏(写真右)

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