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SoftLayerが自社DCと専用線接続可能に

PaaS+自社プライベートクラウド環境の接続を柔軟に。SoftLayerが専用線接続サービスを発表した。

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 米IBMは2014年6月10日、同社が展開するPaaSサービス「SoftLayer」に新たに専用線サービス「Direct Link」を追加した。

 SoftLayerが提供するデータセンター間の通信は専用線による光ネットワークと同等のものが無料で利用できたが、自社データセンターなどとの接続でも専用回線が利用できるようになる。価格は1Gbpsネットワーク接続で月額147ドルから、10Gbpsネットワーク接続で月額997ドルから。

 Direct Linkでは、プライベート環境から、専用の物理ネットワーク接続で世界18カ所に存在する「ネットワークPoP(Points of Presence)」を通じてSoftLayerのデータセンターに接続する。接続速度やルーティング方法はユーザー側で制御できるため、帯域の柔軟な利用が可能な点が特徴だ。PoPはEquinix、Telx、Coresite、Terremark、Pacnet、InterXion、TelecityGroupといったSoftLayerパートナーとなっているデータセンター事業者が運用する施設内に設置される。

 SoftLayerの最高技術責任者であるマット・チレク(Matt Chilek)氏は、SoftLayerが提供するベアメタルサーバーを含む環境と自社プライベートクラウド環境の境界を意識せずに、ワークロードを最適化できるようになるとコメントしている。

 なお、クラウドサービスで業界をけん引するAWSでも、専用線サービスとしてAWS Direct Connectを展開している

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