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「12c」に向けた最大の関門も、この組み合わせで楽々突破!:

もうデータベースアップグレードは怖くない! 「Oracle RAT+Oracle Cloud」で簡単、省コストにテストする (1/6)

「12c R2」がリリースされ、自社のOracle Database環境のアップグレードを検討し始めた企業は多いだろう。その際、大きな課題となるのが「データベースのテスト」だ。これをOracle RATとOracle Cloudによって効率的かつ省コストに行う方法を、アシストの長内麻記氏が解説する。[パフォーマンス改善][パブリック・クラウド][パフォーマンス改善][Oracle Enterprise Manager][Oracle Cloud][Oracle Database 12c]

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さらに機能強化された待望の12c R2が登場! ただし、アップグレードには“テスト”が必要だ…

photo アシスト データベース技術本部 ビジネス推進部の長内麻記氏

 待望の「Oracle Database 12c Release 2(以下、12c R2)」がリリースされた。“クラウドファースト”の公約通り、まずはOracle DatabaseのPaaS(Platform as a Service)である「Oracle Database Cloud Service」で公開され、その後Oracle Cloudの各サービスで順次リリースされ、オンプレミス向けの提供も開始される。この12c R2のリリースを機に、いよいよ自社のOracle Database環境を12cにアップグレードしようと考えている担当者は多いだろう。

 ただし、データベースアップグレードでは、現行環境からアップデート後の新環境に移行した際、実行計画の変更により性能が低下するSQLや、新バージョンではエラーとなるSQLなどを見つけて修正するためのテストやチューニングの作業が不可欠となる。この作業にかかる手間やコストがデータベースアップグレードの大きな“壁”になっていると感じている方もいるかもしれない。

 アシストが2016年11月に都内で開催した年次イベント「アシストテクニカルフォーラム2016」では、同社の長内麻記氏(データベース技術本部 ビジネス推進部)が、データベーステストツール「Oracle Real Application Testing(以下、Oracle RAT)」とOracle Cloud(Oracle Database Cloud Service)を用いて、効率的かつ省コストにバージョンアップテストを行う方法を解説した。長内氏によるセッション「Oracle Real Application Testing〜DBバージョンアップは怖くない〜」の内容を基に、両ツール/サービスを用いたデータベーステストの手法を紹介する(*1)。

(*1)アシストでは、本記事で紹介するデータベースのバージョンアップテストの方法について、実機を使って詳しく学ぶことのできるハンズオンセミナーを随時開催している。本記事を読んで関心を持たれた方は、記事末尾のセミナー情報をご参照いただきたい



コスト、正確性、準備の壁を大きく下げるOracle RAT

 Oracle Databaseを保守運用する中では、アップグレードやPSR(Patch Set Release)、PSU(Patch Set Update)、個別パッチなどを適用した際、SQLの実行計画の変更によって実行性能が低下するケースがある。そのために移行後の環境で性能低下が起きないよう事前に入念なテストを行うわけだが、大量のSQLの1つ1つについて実行計画の変化や性能低下の有無を調べるのは大変なコストの掛かる作業だ。

 また、テスト用に本番環境と同じアプリケーションやデータベース環境を用意し、そこで本番環境と同じSQLを実行して正確にテストを行うのは難しく、準備に多くのコストや工数が掛かる。つまり、データベースアップグレード時のテストには「コスト」「正確性」「準備」といった障壁があるといえる。

 これらの壁を乗り越える助けとなるツールが、Oracle Database Enterprise Editionのオプションとして利用できるOracle RATだ。同ツールの特徴について、長内氏は次のように説明する。

 「Oracle RATは、現行の本番環境で実行されているSQLやワークロードを記録(キャプチャー)して移行後の環境(テスト環境)で再現(リプレイ)することにより、2つの環境におけるSQL/ワークロードの実行性能を比較し、どのSQLの実行計画が変わるのか、それによって性能がどう変化するのかをレポーティングするツールです。これを使うことで、データベースに対するテストの工程の多くを自動化/簡略化し、テストのコストを大きく引き下げられるのです」(長内氏)

 また、本番環境で使われているSQLをキャプチャーしてテスト環境でリプレイするため、アプリケーションの準備も不要になる。さらに、本番環境で実行されているSQLやワークロードをそのままテストで使うことにより、高い網羅性と正確性を期待できるという。

Oracle RATとは

提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2017年2月11日

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