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インフォテリア、ノンプログラミング運用を可能とするIoTモバイルアプリ開発基盤「Platio」をリリースIoTシステム連携とアプリ管理全体をPaaSとして提供

インフォテリアは、IoT活用を推進するモバイルクラウド基盤「Platio」をリリース。サーバ側プログラムの開発、アプリの開発と配布、システム全体の運用まで、プログラミングの知識なしに展開できるPaaSとして提供する。

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 インフォテリアは2017年1月31日、IoT(Internet of Things)ソフトウェア基盤事業の第一弾として、IoT活用を意識したモバイルクラウド基盤「Platio」を発表、2017年2月6日に販売を開始する。同時に、Platio上でのモバイルアプリの作成を支援する「導入支援コンサルティングサービス」も始める。

 Platioは、IoTを軸にモバイルアプリ活用ビジネスを推進するユーザー企業に向けたPaaS(Platform as a Service)。IoTデバイスを活用するためのモバイルアプリ開発から、サーバ側プログラムの開発、アプリの配布、それらのシステム全体の運用において、プログラミング知識のない担当者でもWebブラウザ操作だけで行えるようにユーザーインタフェースを工夫した。

photo Platioのサービスイメージ

 開発するアプリケーションには、IoTデバイスからのセンサーデータに加え、手入力するデータやモバイル端末からのGPS情報付き写真データを用いた位置情報の取り扱いなどにも対応。Platioが対応するBluetooth接続のIoTデバイスを用意すれば、特別な準備なしにワンタッチで接続でき、データを自動的に取り込む仕組みを構築できるという。

 利用プランには、「Lite」と「Standard」の2種類を用意する。Liteプランは、利用可能なアプリケーションの数は最大2つ、クラウド上に保存できるデータ容量は最大2GB。Standardプランは、アプリケーション数は最大5つ、データ容量は最大50GBとなる。オプションにより容量の追加も可能だ。価格は、Liteプランが9万円(税別、以下同)/月、Standardプランが20万円/月から。この他、利用ユーザー1人当たり300円/月が発生。導入時の初期費用は5万円となる。

 Platioの導入支援を行う「導入支援コンサルティングサービス」も用意する。要件のヒアリングと実装方法の策定を行い、サンプルアプリの提供やアプリ作成についての電話サポートなどを提供。サービス提供期間は30日間、価格は30万円から。

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