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Webブラウザで簡単にVR作品が作れる――レベルエンターがVRプログラミングサービス「BLOCK VROCK」提供開始プログラミングの知識がなくてもVR作品が作れる

レベルエンターは、ブロックの組み合わせで簡単にVRプログラミングができる「BLOCK VROCK」の提供を開始した。VR作品をSNSで他人と共有したり、VR作品をWebページとして利用したりできる。

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 レベルエンターは2018年6月12日、簡単にVR(Virtual Reality)プログラミングができる「BLOCK VROCK」の提供を開始した。スマートフォンやタブレット、PC、Web、Oculus GOなどのVRヘッドセット向けに、VR作品を作れる。

 BLOCK VROCKは、Googleの子ども向けビジュアルプログラミングツール「Blockly」を基に開発されている。ブロックを組み合わせることでプログラムを構築できるので、プログラミングの知識がなくてもVR作品を作れる。既存のテンプレートをカスタマイズするだけでも独自のVR作品を作れるので、オリジナルVR作品を作成する中でプログラミングや3D表現などを学ぶことができる。Google Polyに連携した3Dオブジェクトの読み込み機能も備える。

左:ブロックを組み合わせてプログラムを構築、右:用意されているテンプレート

 BLOCK VROCKは、登録作業や、手元のPCへのインストールをせずに、Webブラウザだけで利用できる。登録すれば、自分が作ったVR作品を保存して、LINEやFacebook、TwitterといったSNSで他人と共有できる。また、ソースコードをダウンロードすることで、VR作品をWebページで利用できる。

 BLOCK VROCKの利用は基本無料。2018年中に発売予定のアイテム(税込み300円から)を購入すると、拡張機能を利用できる。アイテムには、VRの作成を簡単にする拡張テンプレートや、高度なVRを作成できる拡張ブロック、ブロックの詳細を解説した説明書などを用意する予定。

 学校や法人ユーザーには、全ての拡張テンプレートや拡張ブロックを利用でき、教員向けマニュアルを提供するメニューを用意する。価格は個別見積もり。

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