検索
連載
Google Chrome完全ガイド:

Google Chrome Ver.69でURLから消えたサブドメイン名を復活させる

Google Chromeのバージョン69から、アドレスバー(オムニボックス)のURLに含まれる「www」「m」というサブドメイン名が省略されるようになってしまいました。これを再び表示されるようにするための設定変更手順を説明します。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
g+
LINE
Hatena
「Google Chrome完全ガイド」のインデックス

連載目次

【2018/09/19追記】本稿の公開後にリリースされたGoogle Chromeバージョン69.0.3497.100では、本稿で説明しているサブドメイン名の省略がデフォルトで無効化されています(つまりVer.69より前のバージョンと同じ挙動に戻りました)。そのため、まずはGoogle Chromeを最新版に更新した後で、まだサブドメインが省略されているなら本稿の手順で無効化することをお勧めします。


 2018年9月にリリースされたデスクトップ版Google Chrome(以下、Chromeと略)のバージョン69(Ver.69)はユーザーインタフェースが大きく変わりました。実際にVer.69を使ってみて、アドレスバー(オムニボックス)に表示されるURLに違和感を覚えたのではないでしょうか?

 Chrome Ver.69では、URLのドメイン名(「//」から次の「/」まで)の部分から、「www」や「m」といったサブドメイン名が省略されて表示されるようになりました。

Chrome Ver.69のアドレスバー(オムニボックス)でサブドメイン名が表示されない例
Chrome Ver.69のアドレスバー(オムニボックス)でサブドメイン名が表示されない例

 アドレスバーのURLを編集するために2回クリックすると、「http://」や「https://」といったスキームの部分とともに、隠れていたサブドメインが現れます。

アドレスバーのURL編集中はサブドメイン名が表示されます
アドレスバーのURL編集中はサブドメイン名が表示されます

 この仕様で困るのは、「example.com」のように「www」などのサブドメイン名が付かないドメイン名(ネイキッドドメイン)からなるURLの場合、「www」付きの場合と全く同じ表示となり、区別が付かないことです。

ネイキッドドメインからなるURLの例
ネイキッドドメインからなるURLの例

 その一方で、「www」「m」のようによく使われているサブドメイン以外の場合は、省略されずに表示されるようです。

アドレスバーにサブドメイン名が表示される例
アドレスバーにサブドメイン名が表示される例

 Webサイト管理者/担当者にとっては、こうした仕様だと、例えばテスト中のページのURLが意図したものかどうか、一目で判断できません。

 もし、このような仕様が不便だと感じるなら、Chromeの設定を変更することで、「www」などのサブドメイン名を再び表示させることができます。以下では、その手順を説明します。

URLに含まれる「www」などのサブドメイン名を表示させるには?

 Chromeで「chrome://flags」というURLのページを開くと、実験的な機能に関する設定ページが表示されます。そこにある[Omnibox UI Hide Steady-State URL Scheme and Trivial Subdomains]という項目で[Disabled]を選択して、この機能を無効化すると、アドレスバーに「www」などのサブドメイン名が表示されるようになります。

 この項目を見つけるには、ページ上部にある検索ボックスに「subdomain」と入力するのが早いでしょう。あるいは次のURLを指定すると、当該項目までジャンプします。

chrome://flags/#omnibox-ui-hide-steady-state-url-scheme-and-subdomains



URLに含まれる「www」などのサブドメイン名を表示させるための設定(1/2)
URLに含まれる「www」などのサブドメイン名を表示させるための設定(1/2)
URLに含まれる「www」などのサブドメイン名を表示させるための設定(2/2)
URLに含まれる「www」などのサブドメイン名を表示させるための設定(2/2)

 Chromeの再起動後、「www」付きのドメインを含むURLのページを開くと、アドレスバーに「www」が表示されるはずです。またHTTPSサイトの場合、「https://」の部分も表示されます。

アドレスバーにサブドメイン名「www」が表示されるようになりました
アドレスバーにサブドメイン名「www」が表示されるようになりました

 一方、HTTPサイトの場合、上記の設定をしても「http://」は表示されず、代わりに「保護されていない通信」というメッセージが表示されます。

Chromeを元の設定に戻すには?

 元の仕様(「www」「m」などのサブドメインを表示させない)に戻すには、前述の[Omnibox UI Hide Steady-State URL Scheme and Trivial Subdomains]を[Enabled]に設定します([Default]だと、元に戻らないことがあります)。

コマンドラインで設定を変更するには?

 「chrome://flags」の設定ページで設定を変更したくない場合、chromeを起動する際に次のコマンドラインオプションを指定することでも、同様に「www」「m」などのサブドメインを表示させることが可能です。

--disable-features=OmniboxUIExperimentHideSteadyStateUrlSchemeAndSubdomains



 すでに「--disable-features」オプションを指定している場合は、その末尾に、半角カンマで区切りつつ「OmniboxUIExperimentHideSteadyStateUrlSchemeAndSubdomains」を付け加えます。

「Google Chrome完全ガイド」のインデックス

Google Chrome完全ガイド

Copyright© Digital Advantage Corp. All Rights Reserved.

ページトップに戻る