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"国語力"

投稿者投稿内容
未記人
ベテラン
会議室デビュー日: 2004/08/21
投稿数: 70
投稿日時: 2004-11-17 09:25
引用:

dokuさんの書き込み (2004-11-17 07:43) より:
日本語は元々それほど論理的ではないからです。


主語が不在なのではなく、文脈より自明な主語は省略される、でしょう。
よく言われる事ですが、日本人や日本語が非論理的なのではなく、あなたが非論理的なのです。
西洋の古典的論理学は西洋の言語を前提としているものですから、日本語で同じ事やろうとした時の向き不向きはあるでしょうけどね。
やむ
会議室デビュー日: 2003/08/02
投稿数: 17
投稿日時: 2004-11-17 10:17
引用:

未記人さんの書き込み (2004-11-17 09:25) より:
主語が不在なのではなく、文脈より自明な主語は省略される、でしょう。
よく言われる事ですが、日本人や日本語が非論理的なのではなく、あなたが非論理的なのです。
西洋の古典的論理学は西洋の言語を前提としているものですから、日本語で同じ事やろうとした時の向き不向きはあるでしょうけどね。



外山滋比古著の「日本語の論理」ですね。
昔、国語の授業で読んで、ガツーンとやられました。
コブラ
ぬし
会議室デビュー日: 2003/07/18
投稿数: 1038
お住まい・勤務地: 神奈川
投稿日時: 2004-11-17 10:45
未記入氏が論理的か、非論理的か確かめ様が無いので何とも言えませんが、確かに
日本人の殆どは非論理的で曖昧な部分が多い。

「自衛隊が活動してる場所が非戦闘地域だ」等と言って、それが許容されてしまうお国柄
というのは、同じ民族であると考えると恥ずかしくなってしまう。これを発言された方
は、「民主主義」の「多数の意思を反映する手段」としての選挙で選出された方であって、
つまり民意が反映された結果ですから。まぁ、具体例を一々挙げると@ITサーバーのディスク
を圧迫しかねんので、非論理的な代表例はこの一例だけに留めるとして次、日本人の曖昧さ。

憲法9条を擁しておりながら、「Show The Flag」と言われてその憲法を議論を経ずに
形骸化。明確なポリシー等最初から無く、明文化された条文も、解釈一つ変えれば
「行為」「実績」の後に下駄の雪となってついてくる「万能」法となる、ひっじょーに
抽象的で柔軟性が高い (プ 未来(電波)仕様の憲法に仕上がっております。。。曖昧例は
これだけに留まる訳ではないが、長文になってまうんでこの辺で。

逆に、自分が英語圏での曖昧さを感じた例として、日本語の「恐らく」という推測行為を
表現するのに

Maybe
Perhaps
Probably
Possibly

こんなにバリエーションがある。これらの単語を使い分けるのに、「実現可能性の割合」
まで計算して咄嗟に判断する等と言う高等技術を、中学生であった私にできる筈もなく (プ
私にとってはこれらの英単語は同じ「恐らく」を指す「一意」ではあっても「曖昧」となる
訳ですよ。

これは、「同じ日本語の意味」に対して複数の英単語が対応する例ですが、逆に
「同じ英単語」に日本語で複数の意味が割り当てられておる場合、これまた厄介で曖昧。

As
Since
Right

これらは前後の文脈で、「〜ので」としたり「〜として」と訳したり「〜以来」と訳したり
「〜ので」としたり、「右」と訳したり」「権利」と訳したり、「正しい」とやってみたり、
全く概念に対して「一意」とは言い難い。同じメソッド名で実体が違う「オーバーライド」
みたいなもんで、その振舞いによって中身を判別せよ、と言われとるようなもんで。。。
まぁこうして見ると一長一短、違う言語仕様でも曖昧さは均質化しとんやないかと。

こういう特性を良い方に使うか、悪い方に使うかは本人次第ちゅぅこって。

日本人は、「使い方を知らずに使ってる」という、ある意味場当たり的、その場凌ぎ
の為に文言と解釈を変えてしまう恐ろしい、、いや、非常に柔軟性のある(爆)人種ですが (プ

[ メッセージ編集済み 編集者: コブラ 編集日時 2004-11-17 10:53 ]
taro
ぬし
会議室デビュー日: 2003/10/20
投稿数: 316
投稿日時: 2004-11-17 11:11
引用:

unibonさんの書き込み (2004-11-16 21:28) より:
unibon です。こんにちわ。

引用:

ぽんすさんの書き込み (2004-11-16 12:26) より:
引用:

taroさんの書き込み (2004-11-16 10:00) より:
会議などで「・・・と思います」なんて語尾を使われると
「誰が思うのですか?」「思うだけですね?」とつい確認してしまいます。


「誰」については「私」であることは明らかでは?
そもそも、「思います」がどうしていけないのか、わからないのですが...


私も、「私」であることが明白だと"思います"。
私は「思います」を良く使う派ですが、「思います」を嫌うかたは割と良く見かけます。私は、99.9%確実であっても0.1%ほどの不確定さがあると、断言口調で言い切れないたちなので、そういうときは「思います」と言って、普遍的な見解ではないことを明示します。


ぽんすさん、unibonさん、お返事ありがとうございます。
言葉が足りなかったのですが、「誰」というのは会社としてなのか個人として
なのかが確認したい場合です。
自分は勘違いが多いタイプなので、その場で出典や証拠が示せないことは
「・・・と思いますが、確認してお返事します」と先送りしてしまいます。
日本語で論理的に議論することは十分可能だと思うのですが、論理的に話すことを
否定的に(「頭良く見せようとしている」「あえてややこしく話している」)、
曖昧に話すことを肯定的に(「謙虚」「親しみやすい」)捉えられがちな方が
障害だと思いますね。これは日本語/人に限らないかもしれませんが・・・。
doku
会議室デビュー日: 2004/11/10
投稿数: 6
投稿日時: 2004-11-17 11:53
[quote]
未記人さんの書き込み (2004-11-17 09:25) より:
引用:

主語が不在なのではなく、文脈より自明な主語は省略される、でしょう。
よく言われる事ですが、日本人や日本語が非論理的なのではなく、あなたが非論理的なのです。



大変正確なご指摘ですね。
「日本語が曖昧である」というのは乱暴でした。日本語でも「論理的」な議論は可能ですし、英語でも「曖昧」な表現は可能です。

(やむさん、引用元の提示有り難うございました。amazonで概略と書評を見ましたが、大変興味深く、是非読んでみたいと思います。)

概略と書評を読んだのみで、原著を読んでいないため何ともいえませんが、「日本語の論理」を前提に議論を進める際に、ここで欠けているのは「論理的」という言葉の定義かもしれませんね。私の前回の投稿での論理性とは、西洋のそれを基準としたものでした。「論理性=西洋」という前提で話を進めた時点で、私は罠にかかってます。(苦笑

私は論文を英訳することがあり、「主語の省略」が高じて「主語の不在」になっている文章に出くわし、日本語で読んでいると理解した気になっても、いざ英語に訳そうとするとどうしても訳せず、著者に何度も意味を確認する必要に迫られることがしばしばあります。その経験から、基準を西洋に置いた、日本語の非論理性という議論になったのでしょう。

それから、翻訳に関するコブラさんのご指摘に関しては、エセ訳者として少々疑問が残ります。というのは、それぞれの単語は文脈によって、ふさわしいとされる言葉が変わってくるからです。ただ、同じく訳されるべき言葉を、違う言葉に訳してしまうのは反則です。

なんだか横道に逸れてきたので失礼します。
コブラ
ぬし
会議室デビュー日: 2003/07/18
投稿数: 1038
お住まい・勤務地: 神奈川
投稿日時: 2004-11-17 12:30
>英語をはじめとする西洋の言語には、ひとつの言葉が一つのものしか指さないという
>暗黙の了解を

この文章が論理的に「真」であるならば、

>それぞれの単語は文脈によって、ふさわしいとされる言葉が変わってくる

事は無いし、

>ただ、同じく訳されるべき言葉を、違う言葉に訳してしまう

事も無いでしょうに。
きくちゃん
ぬし
会議室デビュー日: 2003/08/01
投稿数: 854
お住まい・勤務地: 都内某所
投稿日時: 2004-11-17 12:40
#完全な横道&ヨタです。

確かに大昔、日本語は論理的ではない、論理の展開には適さない言葉だ、という議論が流行した事もあったようですが、『日本語が論理的でない事を日本語で論理的に証明する』事は不可能ですよね?(笑)
よっちゃん
大ベテラン
会議室デビュー日: 2004/02/15
投稿数: 117
お住まい・勤務地: 千葉の片田舎
投稿日時: 2004-11-17 12:46
引用:

きくちゃんさんの書き込み (2004-11-17 12:40) より:
#完全な横道&ヨタです。

確かに大昔、日本語は論理的ではない、論理の展開には適さない言葉だ、という議論が流行した事もあったようですが、『日本語が論理的でない事を日本語で論理的に証明する』事は不可能ですよね?(笑)



わっははは・・・  
それもそうだ、って笑ってしまいました。

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