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プロジェクト撤退と法律について

投稿者投稿内容
加納正和
ぬし
会議室デビュー日: 2004/01/28
投稿数: 332
お住まい・勤務地: 首都圏
投稿日時: 2005-01-29 12:00
加納正和@従業員、です。

<quote>
仕事がいくらであるかがすべてであると思いますが・・・・で、その
評価は最終的にお客からもらえるお金だと思います。
[/quote]

う〜む、みなさんとは立場が違う気がしました。私は確かに顧客から
お金をもらったことがありません。顧客にじかに見積りを送付した
こともないし、契約して金をもらったことがない。。気がします。

会社から給料をもらったことはありますが。(少ないけど)
給料は、「顧客からもらう金」ではありえないと考えてるので。
立場の問題かな、と。

<quote>
が、ここで言う会社毎の上乗せ金額については、開発プロジェクトの技術的、
管理的なリスクとはまた違うのではないでしょうか。
[/quote]

おお、それが言いたかったのでした。私はなるべく開発プロジェクトを
運用した場合にかかる費用を計算することにしています。従業員なので。

経営管理者(いわゆる課長、部長)であれば、リスク管理の費用を計算
できるでしょうけど。そういうつもりでいます。

#みなさん偉いんだにゃ〜
るぱん
ぬし
会議室デビュー日: 2003/08/01
投稿数: 1370
投稿日時: 2005-01-29 12:25
引用:

ピゴナダさんの書き込み (2005-01-23 23:18) より:
皆様のご意見を参考に、弊社のSE教育のカリキュラムに加えたいと思います。
# ちなみに、皆さんの会社では「上乗せ見積もり」は常識的なこととして
# SEに教育していますか?
# (弊社では無いので...)


教育・・・と言うか、
僕の支配下に置いたほうがいいと僕が判断した人は先に支配下に置いてます。
その人が嫌がろうがなんだろうが、
僕の支配下に入ってもらっています。

その判断基準は、その人はそのままいけば、僕に被害を及ぼす危険のある人
・・・と言う基準なんですけどね。

そこから先は単純に徒弟制度組んでます。
それを教育と言えばそうなるでしょうけど。
引用:

Beatleさんの書き込み (2005-01-24 17:10) より:
見積りする際のリスクに関しては作成するSEで考慮する必要があります。
不明確な要件であったり、内容が難しいと予想されるもの。新しい技術を使用
するような場合にもリスクは発生します。
が、ここで言う会社毎の上乗せ金額については、開発プロジェクトの技術的、
管理的なリスクとはまた違うのではないでしょうか。

SEとしては技術的、管理的な内部リスクを盛り込んだ「原価」見積り
を作成し、営業部門で客先情報を踏まえた、最終提出見積りを作るべきでは
ないかと思います。
この営業が作成する見積りの際に、購買等の常に10%値引きや前回無理に値
引きした分の差額上乗せ(もちろん両者合議済み)といった、営業的な条件が
加わるのだと思いますよ。

※大プロジェクト等で営業もプロジェクト内に専任で居る場合にはPMは両方
 を兼ねるので、考慮する必要もあるかもしれませんが。


リスク・・・って○○リスクって言葉じゃないとリスクと認識していただけないことが多いですけど、
リスク自体の圧倒的多数は、名前つける前に感じ取って先手を打つべきものだと思います。
ただし、仕事を通して、お客さんが喜べる&部下が喜べるそういう環境と結果を理想としておいて、それを達成することを目的で動く様にしているので、
その分儲けとして見積もりで積ませて頂きます。

理想モデルが何なのかがはっきりしていれば現実モデルにある程度反映することは
可能だと思います。

「顧客との信頼」とか、「システムとは」とか、見積もり段階で定義されていないと
駄目ですかね?

もちろん感覚レベルでの定義は存在しますよ。
明文化しないとプロジェクトに突っ込めないですか?



僕が結論として言いたいのは、次のようなことです。

1.定義化することで見積もり精度が高くなる。
2.明文化しようと思えば思うほど無駄なコストがかかる。
3.見積もりは詳細にすればするほど時間とコストがかかる。
・・・ぐらいかな?

詳細な見積もりを作ったところで見られることが無いのであれば、
極端な話、作る必要は無いと思います。

ただし、その際は結果責任をとる必要があると考えています。

詳細化すればするほど精密にはなりますが、
見てわからないぐらい詳細化するのも考え物ではないだろうか?
っていつも疑問に思います。

理想と現実と見比べて、バランスをとるのが大事ではないでしょうか?
たぬきそば
会議室デビュー日: 2004/05/28
投稿数: 12
お住まい・勤務地: 世間は広いようで狭い
投稿日時: 2005-01-30 00:22
引用:

う〜む、みなさんとは立場が違う気がしました。私は確かに顧客から
お金をもらったことがありません。顧客にじかに見積りを送付した
こともないし、契約して金をもらったことがない。。気がします。


あまり差はないとおもいますよ。私のところの場合、構造的にい
ろいろとありますんで・・・・。
本当は、こういうところは営業の仕事という認識です。ただ、
受注後の採算責任がSE側にあるのと、営業の中には受注額だけに
しか目がいかない(とった後知らんともいう)方がおられるので・・・
見積時点でどうしても防衛的な意味でリスク積みが必要になって
しまう場合がでてしまうんですよね。
問題ははっきりしていて変えようという流れになってるんです
が、なかなかすぐには変わらんです・・・。
Yoshi
会議室デビュー日: 2004/01/25
投稿数: 13
お住まい・勤務地: Philadelphia, United States
投稿日時: 2005-01-30 02:38
こんにちは。すこしみていて気になったのでひとこと。
恐らく、他社との契約や交渉を行う担当者は、会社の規模や方針などによっても違うの
でしょうが、engineerの人達は、金銭的・経営的なことにやや無頓着か、あまりじゅんぶん
に理解されているかたが少ないかと思います。(特別人のことをいえたわけでも、
ないのですが。。。。)
engineerの中には、プロ意識やプライドなどでそういった見積りをあまり高くしたくない
といった葛藤があるように感じられます。もし、そのengineerの人達のうえに実際に交渉
にのぞむ人達がいるならば、この時点で見栄をはった見積りでなく、normalな見積りで
あってそれが上につたわっていれば、あとは交渉する側が交渉の動きなどを予想した上で
適切な上乗せをしたものを、相手側に提示するものだとおもいます。

変に上乗せをすると、skillをみくびられたり、あるいは引いていってしまうことを
おそれたりするのでしょうが、こういったことをbalanceよく交渉するのが、購買部
だかなにだかの役目だと思います。私は、日本ではfulltimeで働いたことがないので、
あまり詳しくはないですが、この上に日本的なある種のなれ合い(?)てきなものも
絡んでくるのでしょうが、一般論としてはこうだとおもいます。
engineerのプライドなどの前に、会社としての経営がなりたたなくてはならないことを
忘れては行けないと思います。体力がない会社のばあいは、こういった失敗で消えて
いってしまう危険性も十分あるでしょう。また、会社の信頼もなくしてしまいます。

どうも、感覚的には、日本の経営陣などはあまり交渉ごとがうまくないような気が
するのですが。。。これでは、せっかくのengineerの働きも空回りになってしまう
のが悲しいところかと。。。。
taro
ぬし
会議室デビュー日: 2003/10/20
投稿数: 316
投稿日時: 2005-01-30 03:02
確認というか繰り返しになってしまいますが、
・開発コスト
・管理・営業コスト
・リスク
・利益
・値引きなどの補正
がトータルで顧客に送られる見積となるのだと理解しています。
「上積みしない」と言ってる方も開発コストのみで出しているわけではないでしょう。
経験則として無意識のうちになんらかのリスク・利益を上積みしているのではないでしょうか?
ちなみにこの金額を開発コストのみに見せかけて再算出するのが社外向けの詳細見積だったりします。。。
るぱん
ぬし
会議室デビュー日: 2003/08/01
投稿数: 1370
投稿日時: 2005-01-30 09:45
るぱんです。
引用:

Yoshiさんの書き込み (2005-01-30 02:38) より:
こんにちは。すこしみていて気になったのでひとこと。
恐らく、他社との契約や交渉を行う担当者は、会社の規模や方針などによっても違うの
でしょうが、engineerの人達は、金銭的・経営的なことにやや無頓着か、あまりじゅんぶん
に理解されているかたが少ないかと思います。(特別人のことをいえたわけでも、
ないのですが。。。。)
engineerの中には、プロ意識やプライドなどでそういった見積りをあまり高くしたくない
といった葛藤があるように感じられます。


お金に無頓着でいいのは滅茶苦茶にデキル人だけですよ。
いわゆる「天才」。
僕は凡人なんでそんな危険なギャンブルみたいなことはできません。
会社の金使ってギャンブルって十分な横領罪ですよ。

他人にできないことをしていると言う自負は必要ですが、
裏を返せばそれ以外では食べていけないって場合は凡人です。

その他の仕事でも食べていけるって自信があるのなら、
お金に無頓着でも恐らく大丈夫なんじゃないですかね。

そういう人は感覚的に金銭感覚が身についている可能性が高いです。
※「食べていける」=キャリアチェンジしても【業界平均以上】の仕事がこなせる状態と勝手に定義しています。
引用:

engineerのプライドなどの前に、会社としての経営がなりたたなくてはならないことを
忘れては行けないと思います。体力がない会社のばあいは、こういった失敗で消えて
いってしまう危険性も十分あるでしょう。また、会社の信頼もなくしてしまいます。

どうも、感覚的には、日本の経営陣などはあまり交渉ごとがうまくないような気が
するのですが。。。これでは、せっかくのengineerの働きも空回りになってしまう
のが悲しいところかと。。。。


そんなプライドはプライドとは言いませんよ。
日本に対して偏見を持たれているかもしれませんが、
安いプライドは意固地とか、エゴでしかありません。

気がついていない人は周りから見て文字通りイタイ人なんだと思います。
全てのengineerがそうだとは思っていただきたくないです。
(その点は大丈夫だと思いますが念のため。)

経営陣が交渉が上手か下手か・・・と言う考えがしっくり来ないんですが、
恐らく的を射ていると思います。

交渉があまりうま過ぎてもこき使われている感じが残るので、
言葉に反応しているだけなんじゃないかと言う自分のアレルギー反応も有ります。

経営陣が交渉がうまいかまずいかはおいて置いても、
「経営力」と言う指数が有ったとしたら、
間違いなく現時点の日本中の会社のTOTALの点数が低いと思います。

結果論的ですが、景気が悪いのも政治や経営の手際の悪さの積み重ねだと思います。
まぁ、真価が問われているが答えられるかどうかは個々人の資質次第・・・
ってところでしょうか。
バブルの根本的なツケの部分を今調整してる感じがします。
加納正和
ぬし
会議室デビュー日: 2004/01/28
投稿数: 332
お住まい・勤務地: 首都圏
投稿日時: 2005-01-30 12:44
引用:

taroさんの書き込み (2005-01-30 03:02) より:
「上積みしない」と言ってる方も開発コストのみで出しているわけではないでしょう。


それはもちろんです。

引用:

ちなみにこの金額を開発コストのみに見せかけて再算出するのが社外向けの詳細見積だったりします。。。



それが問題のひとつだったりするのかな〜と思ってるのですが。。
本来は見せかけないで

・開発(管理・営業含む)コスト
・リスク(利益 、値引き補正含む)

を分けて記述するのが正しいと考えています。()の中を詳細に記述する
かどうかはともかく。

で、技術者としては、
・開発コスト見積りの正確さ
・リスクをどのように積み上げるか(管理するか)
を追求したいなと思いはします(出来たためしはありませんが)


はにまる
ぬし
会議室デビュー日: 2003/12/19
投稿数: 969
お住まい・勤務地: 誤字脱字の国
投稿日時: 2005-01-30 16:12
失礼ながら思った事。

お金の話に関して技術者である事を前提に述べている理論を聞くと
「技術者である事」が制約か自己弁論等の
マイナス要素として感じ取りましたがプラス要因を全く感じとれませんでした。

また現在の管理の難しさ、計画の難しさを現実的に受止めている私からして
その不確定な上で見積の概念を語っているのであれば、
私はその理論を成り立たせている背景も想像出来ませんでした。

# 逆にそれがIT赤字の背景であるならば、非常に納得できます。

お金の話をするのに技術者である事を持ち出す方々は、
働く仲間が一般生活可能な利益を算出し、
その利益確保が可能な技術レベルを見定めているのでしょうか?


飽くなき探究心を追いつづけている技術者が金に無頓着なのは理解出来ますが、
それ以外の方でお金に無頓着な方というのはどの様な姿勢で仕事をされている
方なのでしょうか?

スキルアップ/キャリアアップ(JOB@IT)