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仕様書をExcelで書く人
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投稿日時: 2002-02-17 12:31
MS-DOS のロータス123の時代からそうです、見えない罫線は常識です
初期の文書作成者と修正者が違うと、入力パターンが乱れます(管理不能)。 Word だって安心できません、「空白字下げ構造化文書」とか 行末に空白が詰まっていて「成り行き改行」で改行しているのも混在してます。 (消えた日本語ワープロはそういうモードで動いていたのも多かった) 欧文組版エンジンが「美しい日本語組版」にコダワリのある 人々の中に普及した悲劇なのかもしれません。 もう一つの組版モデル、俗称は「全角半角」、正式?「グリッドレイアウト」 ページ全体には既に基本サイズの全角空白が敷き詰めてあり フリーカーソルで起点を決め、そこから上書きして行く。 修正時には見えない罫線枠が段落の流れを制御する。 長所は文字の頭が上下方向に揃う、DTPのデザイナーでも 欧文組版エンジンのDTPソフトを使いながら、グリッドレイアウトの 再現をノウハウとして持つひともいます。(少ページ数なら手調整できる) 日本人のマークアップは罫線です。 (WYSIWYG概念にないキャラクタのマークアップは超嫌われる、 書き込むオブジェクト・モデルが「電子化手書き」なのです ある意味では、WYSIWYGの本来の姿かもしれない。 空白+罫線のグラフィカルのマークアップです「曖昧で機械処理しにくい」) 書式(見えない記入欄)に文字を打つ概念は普及してない(外人は制御記号がイメージできているのかも) 書式概念があるかのテスト法、書式に名前が付いていて、個々の内容を説明できる。 副作用的現象として、書式をキーとして動作するソフトは普及しにくい Word から HTML/XML 等を生成するようなプラグイン (きれいな書式入力してないと変換不能、OCRソフトのようには空白を解釈しない) そういえば、Word の VBA の解説本は本屋には無い。 ちょっと、小説「イワン・デニソビッチの一日, ソルジェニツィン」を思い出した。 [ メッセージ編集済み 編集者: MMX 編集日時 2002-04-02 23:43 ] | ||||
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投稿日時: 2002-02-18 11:31
こんにちはー
>> 例えばWordでも、全てのレイアウトを「スペースと改行」を駆使して行う人 あー、いらっしゃいますね (^^; しかも、行末に、大量の失敗スペースが 入ってたり、途中でも半角全角が混じってたり。 せめて TABキーで我慢してもらいたいものです(笑) いや、確かに、文字合わせがアヤシくなったときに、ルーラーを見ない人は 多いですね。 [ メッセージ編集済み 編集者: Junbow 編集日時 2002-02-18 11:31 ] | ||||
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投稿日時: 2002-02-19 16:19
こんにちは。
今同僚は、直線ツールとテキストボックスから構成されたExcelのドキュメントを、半泣きで修正しています。セルを区切るのに直線ツールが使ってあったり、ある文字を消すのに「オートシェイプの四角形」が貼ってあったり。つくづくごくろうさんです。しかもMMXさんの言われる「空白字下げ構造化文書」「成り行き改行」は、今も尚Excelにおいて健在です。滅びる気配がありません。 それにしても、こんなことしてるの製造業のような、PCとは結構縁遠い業界だけの話かと思ってたんですが、そうでもないんですね。安心していいですか?(^^; | ||||
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投稿日時: 2002-02-20 10:23
こんにちはー。
いやはや何処でもEXCELなんですね。 私のまわりでもEXCLEばっかりです。。。 とある会社でもEXCELばっかりで、それ以前はOASYSでした。 (OASYSは昔、日本で隆盛を誇ってましたね。) OASYSを使っていた人がWORDに乗り換えるのは大変みたいですね。 私のイメージはこんな感じ。 タイプライター → WORD 紙 → OASYS なので、より紙に書くイメージ(OASYS)に近いEXCELが受け入れられているんではないでしょうか? ご年配の方には特にこの傾向が強いように思われます。 これは、日本人的な要素が大きいような気もしますが。。。皆さんどう思われます? | ||||
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投稿日時: 2002-02-20 11:13
こんにちは。新参者です。
いろいろ意見があり驚きです。 私の職場もEXCELによるドキュメント作成管理が主流です。以前はOASYSでしたがオフィスツールがMS-OFFICEとなった時に、Wordの選択肢もありましたが双方で開発ドキュメントを作成しましたが、EXCELに軍配を上げました。sheetによるドキュメント整理と罫線(表)に魅力を感じてて、推進者の一人として各種フォーマット雛型を作成した経験があります。また、旧ワープロソフトからの移行としてどちらが違和感がないか、も重要ファクターでした。 私の職場では、システム開発だけでなくその後の維持メンテンスの作業もあり、ドキュメントの引継ぎ、アップデートなどを考えると、いかに全作業者に普及するかが問題であり、最新ソフトを取入れていくことには抵抗感が強いようです。 個人的には、EXCELの拡張性、操作性には満足してます。 | ||||
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投稿日時: 2002-02-20 11:24
みなさんのご報告を読み、むせびなく日々が続いております。
一番のヒットは「グリッドレイアウト」です。 Wordの「全角空白敷き詰め」にせよ、Excelの「方眼紙状セル」にしろ、たしかにこれはグリッドレイアウト・・(笑) 文字を消すのに、白で塗りつぶしたシェイプが貼ってあるというのも、私も見た事があります。あの時は「隠れキャラかよ!」と心の中でツッコミを入れてなんとかやり過ごしましたが・・。あれはきっと修正液をシミュレートしているのでしょう。 この傾向は、どうやら全国的にあるようですね・・。私の知人はIT業界とは無縁ですが、やはりどんな資料でもExcelで書いているようです。IT業界について言えば、みなさんの投稿を読めば一目瞭然です(T_T)。 みなさんの投稿を読んでいてふと思ったのは、やはり日本人の気質に関係があるのではないかということです。日本人って、「カタチ」から入るじゃないですか。見た目重視というか。とりあえず外観から入る。 だから、自分の思い通りの「見た目」を手軽に実現できるツールに興味が向くのかもしれません。でも、仕様書って見た目じゃなくて内容ですからね・・・。 見た目のデザインではなく、情報のデザインが重要だと思います。「情報アーキテクチャ入門」という本をご存知の方も多いと思いますが、確かこの本に「日本人にとって、情報の整理という概念はなじみが薄いものである」みたいなことが書かれていたような気がします。 結局のところ、モジュール化なりオブジェクト指向化なりされていないと効率の良い開発ができない、という点では、プログラムも仕様書も変わらないのかもしれません。 | ||||
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投稿日時: 2002-02-20 11:34
NOYANさんのように内部だけで使用するにはおそらく問題はないと思います。しかし、内部で作ったドキュメントを外に出すときにはExcelのままというのは変だと思います。受け取る側ではWordやPDFなどのドキュメント用のメディアを予想しているのが一般的なわけですよね。それを表計算用のExcelで渡された客もしくは受託側は加工するにも、使用するにも手間がかかり困るのではないでしょうか?またそういった手間は意志の疎通にも支障をきたすのでは? | ||||
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投稿日時: 2002-02-20 11:58
すいません、投稿の間にNOYANさんの投稿があったようで・・。(^^;
確かにExcelで書くことによる利点は少なからずあると思います。でなければここまで普及しないと思いますし。 みんなが納得して使っている分にはよいのではないでしょうか。 Excelの利点としてシート単位での管理を挙げられていますが、これは確かに便利だと思います。この為にExcelを手放せないという人も多いのでは。Wordにこの機能がなぜないのか不思議ですが、Officeにも「バインダー」というツールがあるのでそれで代用せよということかもしれません。 しかし、この「バインダー」・・・あまり使い勝手が良いとは・・・。(^^; OASYSとの操作感の類似については、私はOASYSを使ったことがないのでなんともいえません。 ただ、表の罫線機能については、WordとExcelにさほど違いはないような気がします。 個人的には、自動計算をしないのであれば、ほとんどの「読ませるための文書」はWordで作るべきと考えています。ていうかその為のツールなので。Wordで作れないような複雑な図表は、VisioやDTPソフトの出番ですが。Excelはあくまで「計算」をするためのツールです。 ちなみに、共通フォーマットやテンプレートというような所謂「枠」は、Excelで作ると非常に作りやすいです。しかし、そのテンプレートを使って文書を作ろうとすると、その自由度の低さに辟易します。 |