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上司から見当違いの成果を求められる
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投稿日時: 2005-09-11 13:07
何のためにシステム開発してますか?
参考までに僕なりの回答を。 全知全能ってかっこよくないですか?(笑) システムやってると、会社の全てが透けて見えませんか? それに、他人が考えた事を理解できるって凄い事じゃないですか? 人間って脳みそって言うコンピュータ持ってますよね? フルに活用すれば不可能じゃないんじゃないですか? 時間の制約などなどありますけどね。 自分が自分なりに自分らしく有り続ける為に、 システム開発に携わっていたいです。(^^ _________________ | ||||||||||||
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投稿日時: 2005-09-11 15:58
かなり立派な発言ですが人の心を変えることは並大抵のことではありません。 ましてや部下が上司の心を変えようとするには相手のプライドを傷つけないように しなければまずもって受け入れてもらえません。 でも、逆に経験のある立派な上司は度量の大きさを持っているものです。 長年やっている人(長年やっていられる人)は、伊達に長くやっているわけではありません。(伊達な人はめったにあいません。そう世の中甘くは無い) へこたれないで下さい。その上司は貴方を試しているかもしれません。 そしてここに貴方を支える人たちがいることを忘れないように(笑) 助言する人もいれば、叱る人もいれば、知恵を授けられる人もいるでしょう。 私は、相槌をうつだけしかできませんが(自爆) さて、その上司の言葉、 >・あなたの作る書類は意味不明で誰も理解できない。 それはその書類がターゲットにしている人に見合っていないのか、その書類そのものの出来が悪いのか、書類を読む人の能力が劣っているのかここでは判断しかねますが、 書類は何のために、誰のために作っているのか目的を見失っては書類そのものの意味が有りません。 書類を作るのが目的の場合もあれば、なにかを管理したいだけなのか。 もし何かを管理したいだけの目的であれば、書類そのものをなくしてしまうというのも手です。 特に資料に興味の無いその上司の方は書類が要らないようですので、変更管理はcvsだけにしてしまうとか(あくまで例えばの話ですよ)、 要求を管理したいのであれば、ただのExcelかメモ帳でも十分に管理できると思います。 ようは費用対効果というか、目的さえ達成できていればなんでもいいのではないでしょうか。 よく目的を忘れてものすごい情報を書き込まなければならないような変更管理用紙を見かけますけどね。 常に「だれのために?」と疑問を持つことがあります。 今のドキュメント作成にかかっている時間と実際に製造にかかっている時間を比較してみてください。 ドキュメントの必要最低限の目的を達成できるのであれば作業効率を倍増できないかなどかんがえてみてはいかがでしょうか。 >・あなたの仕事(開発)は客商売ではないのだから > 認められたいのであれば客商売もやりなさい。 これは正しいことと間違っていることがあると思います。 まず開発は「客商売」が僕の持論です。 パソコンとにらめっこしていればいいものが出来るかといえばそうではありません。 客が何をもとめそのことによって何を実現しようとしているのか分かっていなければ良いものはできないと思いますよ。 必要によって客からのニーズを引き出したり、逆提案するようでないと次の注文は来ないと思いますし、私が開発する上で参加していただく製造の方々の何人か(許せば全員)に必ず現場を見学してもらいます。 客の姿が頭に浮かんでいないと、「どうせオレが使うもんじゃないから」って意識が働くようです。客の現場の人たち(いわゆるエンドユーザー)が直面している問題に対して、「ああ、あれが困っているんだ。なんとかしてあげよう」と思うかどうかで、開発者のモチベーションは大きく変わってくると思っています。 そして、次に客商売(営業)ですが、私の部署では、ただ仕事を待っているだけの人を「口を開けて待っている馬鹿」と表現します。もちろんよい表現でないことはみんな承知しています。 自分から武器を身につけ積極的に営業にアピールし、時には自分から提案し営業を巻き込んでプレゼンテーションに行くようでないと仕事はやってこないってことです。 そこには、スコープ・スケジュール感・予算なども重要なファクターです。 その予算でそのスケジュールなら、そのスコープはムリであるとか提案できるのは製造側しか出来ないでしょう。 もし貴方が来た仕事をそつなくミス無くこなすのが目的ならば今のままでもいいと思いますが、 この先色々なことをやってみたいというのであれば、営業もやれといわれているとするとチャンスと前向きに捕らえるべきです。 客と会話することで新たなニーズや今後どういうスキルが必要かのヒントをもらえます。 というか色々な人と会話することは自分のコネにもなりますし単純に楽しいですよ。 まったく知らない人と名刺交換するとか。 また今営業している人も技術の進歩は目覚しいので追いついていかないことが多いでしょう。 技術者が営業に同行しないと話がまとまらないことも多くなってくるのではないでしょうか。客も頭がいいですしね。 貴方が正論で上司にぶつかっていっても相手の逆鱗に触れるだけであまり生産的ではないのではというのが私の若い頃の経験です。 もし同じ状況であるとするならば、貴方がそのプロジェクトにとって必要不可欠な存在になること(首を挿げ替えても大丈夫な状況を変えること)、 そして貴方がこなした仕事を定量的に評価するものさしをもってください。 例えば取ってきた仕事を今期は何件こなしてそのこなした仕事量は何千万の売り上げの案件で去年よりなん%上昇しているとか、 自分の作業時間と照らし合わせたら生産性はこれぐらいなので、 残業でカバーできるのはこれぐらいの案件(金額)までなので 今後予定している案件をこなすためにはこういうスキルの人が何人必要だとか。 開発は貴方一人に任されているということは貴方が開発チームリーダー(一人だけど)ですので、リーダーは責任をもって仕事を遂行しなければならない訳で、 貴方のわがままとかではなく、仕事を正しくやるためのプロジェクトの為の提案をしていく必要があると思います。 営業職の人は得てして「売り上げ」にしか興味がないようですが 製造する人はいかに安く効率よくそつなくミス無く相手が満足するように作り、 さらに「利益」を出すかに注力する必要があると思います。 売り上げだけにしか興味がなく「利益」は技術者がサービス残業していればでてくるんだなんて思っていたとしたら、 そのプロジェクトから出て行ったほうがいいかもしれません。 売り上げを上げるためにも技術者が必要だということを自ら証明してみてください。 私は単なる野次馬ですが、応援しています。また書き込みしてくださいね。 | ||||||||||||
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投稿日時: 2005-09-11 21:24
はじめまして
ここみて、おもったのですが、総務とか人事とかも客商売じゃないからみとめられないのですかね? それとも、わたしが客商売を勘違いしてるのかな? | ||||||||||||
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投稿日時: 2005-09-12 07:28
この話題の人の人柄ら想像するに、 「俺たちが取ってきた金でみんな食わせてやってんだありがたく思え」 的な営業に誇りを持った方の極論的な発言だと。 あくまで想像ですが。 そういう営業にも多々付き合った事がありますが、 「俺たちが新しい技術やビジネスを創造してあげてるんだありがたく思え」 的な技術に誇りを持った自分になりたい今日この頃。 言うだけなら簡単なんですけどねぇ。 | ||||||||||||
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投稿日時: 2005-09-12 08:58
この人が言う「客商売」って何なんですかねぇ?接客のことでは無いでしょうけど... 営業行為の事でしょうか。 もしそうなら大間違いです。 社内システムの開発ならともかく、受託や顧客からの注文で開発を行う場合、 開発という作業も営業行為が含まれますよ。(相手は先方の窓口担当者や購買 といった人ではないですが) 設計やプログラミングの良し悪しで、その会社の信頼度等が大きく変わりますから、 ユーザーにとって良いもの(満足度の高いもの)を開発するというのは重要な営業 行為だと思いませんか? | ||||||||||||
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投稿日時: 2005-09-12 11:13
どもです。がると申します。
私の立ち居地は「PM+SE+プログラマ+営業」です(笑 自分自身の精神的立脚点は「技術者」なので、まぁそんな 感じで捉えていただけると。 & 長文で失礼します(苦笑
んっと。非常にきつい発言になりますが。 相手によっては「理解をするつもりがはなっからない」 可能性があります :-P 「よい」相手とは「理解を求めて」お仕事をしたほうが高い メリットが享受できるものですが、それが「全ての人に」 等しく共通するものではないです。 場合によっては「適当にあしらって自分にとって楽な」 立ち居地を見つけたほうがよい場合もあります。 無論、前者と比較してクォリティで落ちる場合も多々 ありますが、それは「相手が望んでいる」事ですし :-P
んっと。まずは書類にかんして。 「ターゲットを明確にすることの重要性」です。 一般によく「仕様書」などという便利な単語がありますが、 あれは危険です。 仕様書は「技術に疎いお客様に提出する」場合から「SEから SEへ仕様を伝達する」場合まで多岐にわたり、しかしその FromとToの相手によって、記述内容やら用語やらを大きく 変える必要があるからです。 例えば、お客様提出が視野にあるのであれば当然「細かい 技術的仕様」を延々と連ねても相手が困るだけですし、 一方で技術者間の伝達で無駄に噛み砕いた説明文は冗長な だけです。 抜け殻さんはそのあたりをちゃんと明確に念頭においたでしょうか? 一度自問自答をしてみるとよいかと思います。 で。PMさんが「技術に疎い」のであれば、少なくともPMさんに 渡す書類は「素人が読んで理解できるレベル」のものを 作成すべきでしょう。 技術詳細については抜け殻さんから抜け殻さんへの文書 として「別途」作成したほうがよいと思います。 次に客商売云々ですが。 つまり営業が偉いんだと :-P …とかいう身も蓋もない結論はおいておくとして。 もう少し抜け殻さんの将来にとって++になるような 発言をしておきます :-P 取り合えず「技術営業」を目指してはいかがでしょうか? これはよく私が口を酸っぱくして言うのですが。 技術とは「魔法」です。 「魔法」とは「意思によって変化を起こす技術」です。 我々は、さまざまな「変化を起こす技術」を知っています。 それは例えばプログラム言語であり、その背景にある例えば アルゴリズムやら開発手法やらさまざまな「わざ」です。 私達は確かに「変化を起こす技術」を知っているのです。 しかし、システムを使うのはお客様です。 なれば、魔法に必要な「意思」の方向性は「お客様」 が握っているのです。 では、我々「ウィザード(魔法使い)」は何をすべきか? それは、お客様の「意思」を把握することです。 最低限「話を聞く」ことができ、できれば「相手の要求を 聞き出す」事ができ、もっと理想的には「相手の隠された 要求を引きずり出す」事が出来るべきです。 そうして、これに必要なのは「お客様との打ち合わせ」 です。 そのために「対接客技術」とかそのあたりのスキルを 身に着けることは大変に有益だと思いますがどうでしょうか? 取り合えず、PMさんに「何も出来ないだろうけどまずは 雰囲気など慣れてみたいのでお客様との打ち合わせに同席 させてくれ」等の発言で食い込んでみてはどうでしょうか? 通常、多くの場合だと「技術さんが営業さんの土俵(打ち 合わせ現場)に行ける」機会はそう多くはないので。 そういう意味ではむしろチャンスだと思うのですが。
向上心としての思いなら大変よいかと思います。 ただ、わかってもらうべき本来の相手は「お客様」で あることを絶対に忘れないで欲しいなぁと思います。 「職人とは 客と対峙して 己に挑むもの」 我々はウィザードであることを。そうして、我々がウィザード たるためには「お客様」が不可欠であることを。 我々の「魔法」は「お客様のために」使われるべきわざで あることを。 私は、そんな風に思ってます。 | ||||||||||||
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投稿日時: 2005-09-12 21:38
むにゅぅぅぅ。。。「いい加減」は意図してなかと。「バランス」も、支点があって、双方に揺れ動くとよ。 ん〜〜〜〜〜。。。大事なのは、顧客満足でしょ。顧客が納得できんシステム作っても、使ってもらえんかったら、むっちゃ虚しいやん。 だから、顧客満足が軸。 プロジェクトが動くときに、その組織のいろんな「決まり事」があると思うけど、それらは臨機応変に、やらなくてもよかったり、反対にもっと細かくしたりできるもの。 要は、金、人、期間と、できあがるものとのバランスが大事。期間は短いのにやたらいっぱい書類を作るようなことをしてもダメだし、金がないのにやたら高機能なものを作ろうとしてもダメ。 で、よろしいでしょうか? | ||||||||||||
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投稿日時: 2005-09-13 01:50
理屈が多すぎ。人間は、言葉の理論で納得出来る程に理性的な動物ではありません。
仕事中にメールでやりとりしている時、埒があかないと相手の席にいく時の境界線はどんな時か説明出来るのでしょうか。それは各々の過去に経験に寄る所でしょう。 仕事の説明をしている時に相手が理解出来ないことに苛立ち、行動で示して納得させる事もあるでしょう。 新入社員の時に先輩や上司の言う事が納得できずに、自分がその立場になって過去に歯向かったことに対し恥を感じる時もあるでしょうし、そして同じ事で後輩が歯向かったときに上手く説明出来ず歯痒い思いをした事も多々あるでしょう。 例えば「相手の立場にたって物事を考える」という言葉がありますね。 この言葉自体になんの価値もありません。価値があるならば、幾度なく事の言葉を耳にして行動出来ていない人間は、一体何なんでしょうか。様は「相手の立場にたって物事を考える」という言葉に「そうだよな」と心から思う自分。そう思える過去の経験(理屈抜きで納得出来る知識)が重要なのです。 そして「説明」とは現在の風潮で語られる程、簡単な事ではありません。単なる定義レベルであればいたって簡単です。しかし、人間関係や利害関係、組織的な役割が絡む中で「説明」とは経営者や幹部層の人間でさえも十分に責務を果たせていない事が多い程に難しい行為なのです。 つまり、相手に対し安易に「説明責任」を求める事は現実的ではない。という事も理解する必要があります。 |
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